若いときには割りと勘違いしやすいのですけど「自立」って言う意味、思い違いしてないですか?。
自立というのは「一人立ちすること」ではありますけど、それは「自分の行動に責任をもてる人間」として、他者から認められ、なおかつ、自覚ができた場合を言うわけです。
ですから、家を出ることとイコールではないのです。
逆に言えば「家を出られれば自立できたんだ」というものでもない。
家を出たはいいが、社会参加が思うようにいかないまま、孤独化して行く人が増えているように思えます。
これなどは「他者から認められた」というのとは少し違いますよね?。
いわば「実家を出た引きこもり状態」です。
それは自立ではないでしょう?。
実家というのは何かと便利なものですから、居られるうちに自分自身が「どう生きていきたいのか」「どんな風に生きようとしたいのか」を確立していくことです。
アルバイトが続かないのも、投げやりに自衛隊に入ろうなどというのも「生き方について」正面から向き合っていないよ、と自分から言っているようなものですよ。
それを世間は認めないし、言っている人間を認めてくれるほど優しくもないのです。
自分の中の「甘え」と戦わないと。
そうでないと、堂々巡りのまま時間だけ経過しますよ。
もうひとつ。
ここで「ちゃんと考えて答えている人」は、ハッキリ言ってしまうと、世間の中では「稀有」な分類に入ります。
そして問いに対して、ある程度有効な答えを持っている人となると、尚更の事稀有なのです。
ほとんどの人は、ヒントをくれたり、具体的な方法を教えたりしますけど、説明はしません。
自分で考えろ!という意味ですね。
そういった意味で貴重な場所ですから…どう使うかはあなた次第なのですけれどね。
お礼
確かに自分の中に甘えがあったと思います。 しかし、自衛隊は、一生続けようと覚悟して試験を受けます。