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ぼくらのについて・感想とネタばれ解説
- ぼくらのについての感想やネタばれ解説をまとめました。
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- 最後の白い謎の服を着た集団についての考察やジアースとの関連性などを解説します。
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なんて云うか「気の重い」作品でしたねぇ。 一回戦う度に「操縦者」が死んで逝く。また敵の「コア」についても。。。 石川さんの「アンインストール」が頭の中でリフレインします。 http://www.kasi-time.com/item-8852.html さて私達の仕事/生き様でも「ままならない」コトは山ほど有るのですよね。 子供のように「どうして?」と訊いても誰も答えない。 どうして敵は攻めて来るのか?どうして戦わなければ行けないのか?どうして死ななければならないのか?どうして仕事をしなければいけないのか?どうしてお金は必要なのか? どうして?どうして? あと「高い知性(テクノロジー)」が「高いモラル」に つながらないのも現実っぽいかな? 自分のために知らない「誰か」に殺し合いをさせる。頭が良くても好きになれないヤツっているよね。 身に詰まされる作品ですよね。楽しまれたのならOKですけど。
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- kyo-mogu
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分からない事があるからこそ、主人公達と同じ気分になるのではと思います。 少年達が大人と異なる考え方、子どもであり大人でもありの状態なのです。その心の揺れなどが描かれていると思って居ます。 戦いを仕掛けたのは誰か。それは別の地球の人達です。大きくは変わらないでしょう。 それといつ始まったのかも分からない。時空を超えた存在ですから、時間的なものも関係有るようでないのかもしれません。 平行宇宙という考えなので同じような人物が出てきても不思議でないですし、自分達がかなえることが出来なかったことが出来ている世界かもしれません。 作品の中の人達と同様に納得のいかないものが見る側にも残るものですね。 選ばれたメンバーも運命的なものがあったのか、無かったのかは分かりません。 枝分かれした世界。無事であった世界もまた枝分かれして…。 ウィキをみても答えは出てこないですけどね。原作者自身が知っているかもしれないし、知らないのかもしれません。
お礼
ある意味、わからないからこそ不思議で面白いかもしれませんね。 見終えた余韻は、久しぶりに感動というか、少し悲しくなりました。 感動、と呼べるレベルではないにしろ、私にとっては、こんな作品があったのかと驚かされました。 人それぞれ、好き嫌いはあると思うけど、自分の好みの範囲で決めつけてみなかったことに今後悔しています。 それと、これは個人的な見解ですが、今回の様にクリアできたとしても、再び、時代が進むとともに新たなリベンジがあるような気がします。 ある意味この作品って、輪廻していると思います。しかも、永遠に終わらない円のごとく、回り続けている。 それが、時間軸としての役割だとしたら、この戦いをある意味終わらせる意味は、破滅へつながる。 そんな気がします。 回答、ありがとうございました。
お礼
う~ん、難しいですよね。人それぞれの解釈があるので、何とも言えません。 確かに、おっしゃる通り、初回見た印象は、なぜ、子供達限定?とも思いました。 しかし、この設定を大人に変更した場合、単なる戦闘になるだけで、単なる殺しあいになるだけだろうと思いました。 子供で、しかも、まだ未来が将来がある子供達を、自分の世界を守るために戦わせる。 そのことに、ある意味、この作品におけるペースがあるのではないかと思いました。 ただ、思ってもいなかったのは、その子供たちが世界を守る代わりに死ぬという設定。 でも、私には、子供達の死はある意味、人生のリセット。つまり、アンインストールではないかと解釈しました。 今回の子供達。ある意味、心の傷。みたいなものを背負っている者達が偶然そろった。 そのことによって、偶然、彼らが選ばれた。 確かに、作品中では、意図的に集められた様に語られていますが、それでも、なぜ彼ら? と、推測すると、やはり、ある意味で、人生のリセット。やり直しを心のどかで求めているからこそ、選ばれた。 そんな気がしています。 そもそも、あの夏合宿に参加。何かを求めてやってきた段階で、あの子供達は何を求めていたはず。 確かに、気が重くなる作品だけど、逆に、今の子供達が何を求めているのか。何を、自分達の未来に、将来を求めているのか。 大人達に問いかけている様子が、痛いほど自分には感じられた。 その証拠が、彼ら子供達を救うといいながら、国家のため、自分の会社のために、ジアースの技術を盗もうとする大人達。 そんな屈折した未来を刈り取るためには、大人達の目を覚まさせるためには、彼にとって大切とされる子供達を奪うという設定で目覚めさせようとする。 その為の戦いの意図が、この作品の背景にはあるのでは? 楽しかったというよりむしろ、その逆で、ちょっと久しぶりに考えさせられた良い作品でした。 知らずに見なかった自分を今反省しています。 まさか、ここまである意味警鐘。シグナルを世間に発している作品があったとは、もはや、過去経過と思っていましたが、アニメ界もまだまだ捨てたもんじゃないなと感心させられました。