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公共施設での事故・怪我についての責任
公共施設での事故・怪我について 先日、とある町が経営する宿泊施設に宿泊、朝食をとるために屋外に設置してあった木製のテーブル(椅子付)に座り食事をとりました。テーブルとイスは連結されており地面には固定されていませんでした。片側に大人3人もう一方に大人一人と子供一人が座っての朝食を済ませ、子供が席を外し大人1人対大人3人の状態から1人側の大人が立ち上がった瞬間、バランスが崩れて3人座っていた大人が一斉に後方に転がりました。そして、中央に座っていた一番年配の女性が後頭部を後ろにあったバルコニーの土間の角にぶつけて、後頭部裂傷(結果頭の動脈を切り出血)、両脇の女性二人は外傷はないものの同じく後頭部を打ったのと腰を強打、といった事故が起こりました。 取り急ぎ、宿泊の受付に向かい相談したものの動きが悪く、後頭部を切った事象のため大事を取り救急車を手配してもらう要求をし救急病院へ搬送されました。基本外傷のなかった2人は病院には掛からずといった状態です。 病院での手当としては、4針縫合、CTスキャンを撮った結果入院はしなくて良いが、点滴を受け(化膿止め?)化膿止めの錠剤をもらい帰宅しました。 ここで、困っているのは怪我自体が頭を打ち裂傷した事もあり、後の後遺症などが気になります。 この場合、まず疑問は経営・運営側に瑕疵や過失を問うことができるのか?責任はないのか?といったところです。 翌日以降のやり取りで、先方(運営を請け負う財団法人)からは、個人の健康保険を使用して精算し傷が完治した時点で最終の医療費精算を終えたいとのことで、どこまでの範囲で対応して責任を負うのかなどの明確な文書は作成できない、とのことでした。厳密に追求しようと思うと法的措置(告訴)を執ってくださいとのことでした。 我々としては、経営・運営側が危機管理に関してどのような想定をして対応するのが当たり前なのか、保険などに加入する義務は無かったのか・・・など判断できない状態のまま、上記の示談を示してきたことに困惑しています。 一番気になるのは、経過後に後遺症や悪化急変があった際に何を持って現時点で担保を取るべきなのか判断がつかない状態にあります。今、適切な動きをしなければ泣き寝入りとなるのは後悔のもととなるためどのように進めるべきかの適切なアドバイスを頂戴できれば助かります。できれば法的な争いは避けたいですが、そこしか進める道がない場合は仕方がないかとも思っています。 ネット上で検索しますと国家賠償法第2条1項に該当するとか、施設賠償責任の上で経営者および管理者が条件を提示・・などの断片的な情報があるものの、最初の進め方について後押しがいただければと思っています。 長文でのご相談で申し訳ございませんが、アドバイスを頂戴できれば幸いです。
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- onbase koubou(@onbase)
- ベストアンサー率38% (1995/5206)
●該当するテーブル椅子が、地面からアンカーか何かで固定されていれば倒れることは無かったのに・・・という事です。 ○それはそのとおりですが、一般的にそのようなテーブル、特に食事場所でのテーブルは固定されない方が多いかと思います。公園などだと「持ち去られないように固定する」ことは多いかと思います。 今回は施設側も過失を認めているようですからそれなりに問題があるのでしょう。 しかし、使う側も注意は必要かと思います。長椅子で偏って座ればバランスを崩すかもしれない、というのは容易に予想がつくものです。
- onbase koubou(@onbase)
- ベストアンサー率38% (1995/5206)
●経営・運営側が危機管理に関してどのような想定をして対応するのが当たり前なのか ○質問文だけでは判断できません。 連結されているイスとテーブルが片方に人数偏っただけで転倒するとは通常は考えにくいです。 倒れた原因が設備にあり、その危険を施設側が感知していたならば施設側に過失がありますが、通常考えられないような使用方法をしていた結果、あるいは危険を伴うことが予想れるような使用方法をしていたら質問者さん側に責任があります。 ただ、「大人1人対大人3人の状態から1人側の大人が立ち上がった瞬間」という部分に問題はありそうな気はします。施設側の危機管理も必要ですが、偏って座ればバランスを崩すかもしれないという危機意識も必要なこともあります。 いずれにせよ質問文だけではどちらが悪いのかはよくわかりません。
補足
onbase様 ご回答ありがとうございます。 現場の状況はなかなか言葉だけでは説明しにくいものですよね・・・。 確かに、管理者側の危機管理と使用者側の危険予測がお互いに発生しているのも事実かと思います。 ただ、利用者側は刃物や目視で明らかな危険察知できるもの以外は、安全なものが提供されている意識があり、結果として危険予測できていなかった、というのが実態かと思います。 そのため、事故が起こってから気づいたのは該当するテーブル椅子が、地面からアンカーか何かで固定されていれば倒れることは無かったのに・・・という事です。 設置者の意識としては、古くから置いてあるもので説明書があるわけでもない木製の製品だったため、そのような状況は想定していなかった。但し、今考えれば撤去もしくは安全対策を施すべき内容で有ったという見解を示しています。 どちらにせよ、日数経過する中で管理意識が低かったことを認めたことと、実費の医療費は施設側が払うという見解まではもらえましたので、どの範囲までの面倒を見てもらえるか、話し合いを続けていきたいと思います。 ありがとうございます。