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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ミステリーで名探偵が失敗した話を読みたい/見たい)
名探偵が大失敗する話とは?
このQ&Aのポイント
- ミステリーの中で名探偵が大失敗する話を読みたい/見たいです。小説や映画、ドラマ、コミック、アニメなど、あらゆるメディアで名探偵が失敗するエピソードはありますか?特に興味があるのは、冤罪をつくってしまうケースです。
- 名探偵は成功体験ばかりで失敗体験がないようです。そこで、名探偵が大失敗した場合、どのような対応をするのか興味があります。シリーズものの名探偵に限定して、失敗した名探偵の対応について教えてください。
- 例えば、某人気ドラマでは、映画館の中で聞き込みをするシーンがありましたが、実際にそれをやったらマナー違反でしょうね。そんな失敗体験も含めて、名探偵がどのように対応するのか、読んだ/見た作品での事例を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
その手の作品の白眉と言えば、なんと言ってもエラリー・クイーンの『十日間の不思議』でしょう。名探偵クイーンが単に推理を間違えるどころの話ではなく、犯人の手の上で転がされて致命的なミスを犯すという完璧な敗北を喫します。クイーンにとってはこの事件はトラウマと化します。 そして続く『九尾の猫』でも敗北感に打ちのめされることになります。 法月綸太郎の諸作品もこの敗北するエラリー・クイーンが出発点となっています。
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- FEX2053
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回答No.2
#1さんのシャーロックホームズのパスティシュとして 新谷かおるの「クリスティ・ハイテンション」 http://www.amazon.co.jp/dp/484011918X/ 原典の「ソア橋の事件」の欠陥を突いて、うまくホームズ の推理失敗事件に仕立てており、作中のホームズも 「推理の失敗」を認めちゃってます。原典と比較しながら 読むのも楽しいかと。 上記「クリスティ・ハイテンション」自体、上質なホームズの パスティシュとして十分楽しめるので、お勧めですよ。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。 「クリスティ・ハイテンション」も読んでみます。
- aananzu
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回答No.1
有名なところで、 創元推理文庫の 『シャーロック・ホームズの冒険』に収録されている 『オレンジの種5つ』 『回想のシャーロック・ホームズ』に収録されている 『黄色い顔』 ともに、本人【シャーロック・ホームズ】が 作中で失敗を認めています。
質問者
お礼
すばやいご回答ありがとうございます。 さっそく読んでみます。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 ピンとくるものがあり、クイーンの2点さっそく読みました。けっして薄くはない(むしろ厚い)長編2点ですが、一気に読みました。 すごい! すばらしい! 名探偵ゆえの挫折・苦悩・敗北感・自己嫌悪etc、etc……まさに「1度、見て/読んでみたかったもの」です。 これを読むと「連戦連勝、成功体験ばかり」の名探偵が“浅い、うすっぺらい、空々しい存在”になるのですが、作家側としてこの手の作品は、“容易に踏み込めない、むずかしい、危険な試み”なのでしょうか。