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大学受験完全独学の17歳男子が参考書を購入! 英語が危うい現状から現役合格を目指す
- 高校を中退し、完全な独学で大学受験を目指す17歳男子が参考書を購入したいと相談。
- 英語が危うく、理科や社会の二次試験科目の選択も未定。
- 予備校通いは家計的に難しく、自宅で勉強することに。おすすめの参考書を教えてほしい。
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質問者が選んだベストアンサー
高校受験と違って大学入試というのは教材ごとにクオリティが全然違うので注意して下さい。 「自分に合ったものを」 その為には 「中身を見て」 なんて言う人は沢山いるのですが、そんなモンやってみなければ判らないんですよ。 そもそもその教科について詳しくないから参考書や問題集を買うのに、なぜ中身を見て判断出来るのですか。 結局最初は定番中の定番を選ぶのが良いです。 ある程度その教科について詳しくなって判断力が付いたら自分で探しても良いです。 でもまあ、立読み程度ではその教科に詳しくても中々判定は難しいですが。 まず英語。 中学レヴェルとのことなのですが、中学の学習は文法をやれば十分です。 英文解釈は「解釈」という次元まで中学ではやりません。 中学では英文法と英文解釈がまだ一体化してるので。 一応中学レベルから復習したいのなら、売れていて評価が高い定番は くもんの中学英文法―中学1~3年 基礎から受験まで(くもん出版) Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル(アルク) 完全マスター中学英文法―くもんのスーパードリル 中学1~3年 高校の文法は結局は中学文法を内包して、その範囲を大幅に拡大したものに過ぎません。 しかも不定詞等は中学ですと「~のために」が副詞的用法とか言って、その副詞的というのは一体どういう事なのかの説明がありません。悪い意味での丸暗記です。 そういうふうに覚えてしまうと寧ろ英語が解らなくなる場合もあります。 高校だと理論的包括的な説明になってくるので、逆に真っ白の方がすんなり頭に入る可能性があります。 だから高校英文法から始めても良いでしょう。 ご存知かもしれませんが、高校英文法なら定番でかつ実際に良い参考書として 総合英語Forest(桐原書店) これはかなり理論的で、特に理系の人なら非常に英語というモノを理解させてくれる参考書です。 詳しく解説されている分難しいという人も多いのですが、この程度独学で理解出来ないようでは、ある程度名前のある大学に入学しても授業には全然ついていけないのではないでしょうか。 上記とセットで Forest 解いてトレーニング(桐原書店) というのがあります。 セットで勉強されると良いと思います。 あとForestでも本当に細かい事は載ってない場合があるので、そういうのでも敢えて知りたい場合はロイヤル英文法とかマスター英文法(中原道喜)で調べると良いです。 次に単語集。 これも腐る程出ていてどう選んで良いのか分りませんよね。 教材ごとに色々なアプローチがあり、どれも有用そうです。 ただやめた方が良いのは「ターゲット」シリーズかな(ただ中学用ターゲットは確認に良いけど)。 今はもっと色々覚えやすいものが出てます。 今まで指導等で色々使ってきて、一番早く大量に覚えられるのは DUO 3.0(ICP) という単語熟語集でしょうね。 なぜ覚えやすいかの説明は申し訳ないけど割愛します。 それだけで他書との比較も含めてになる訳だから膨大な量になってしまうので。 これをCDとセットで学習すると更に効率が上がります。 文法と単熟語が揃えば後は長文読解が出来そうに思えますが、実はあまり効率的ではないんです。 長い英文というのは複数の文法事項や熟語を組合わせて構成されているのですが、下手すると主語さえ見つけられない文章とかも出てきます。 後から説明されれば文法が解っていれば理解出来るのですが、「自力でどう読んでくか」のコツはまた別なんです。 それを学ぶのが英文解釈です。 だから文法が完成しても、いきなり長文に行く前に英文解釈本を咬ました方が絶対に良いと思います。 基礎英文解釈の技術100(桐原書店) というのがやはり定番で解りやすいです。 他にも定番はありますが、ポレポレの基礎は簡単過ぎるし(アレはただの文法書です)、ポレポレは英語苦手な人にはちょっと難し過ぎます。 上記の本(~の技術100)ですと群馬大学なら十分以上でしょう。 もっと難しいのなら上記のポレポレや英文解釈の技術100(桐原書店)があります。 それから長文読解となりますが、以下が定番です。 やっておきたい英語長文(河合塾SERIES)シリーズ 上記の問題集は長文の長さ別に問題集となっています。 長文の長さによってやはり解法が違ってくるからでしょう。 つまり速読なのか、短いけど難易度の高い英文をじっくり読んでいかなければならないのか等。 私立大の場合難易度の比較的高い大学はかなりの長文が出題されるので、とにかく英語のしっかりした知識だとかよりも読むスピードが問われます。 一方国立大学の二次試験は通常それとは傾向が全く逆なので、別々の勉強が必要でしょう。 個人的には「中原道喜」というこの道の第一人者の長文問題が好きです。 本当に上質で英語としてだけでなく、文章として優れた長文読解問題を厳選しています。 当然英語の学習なのですが、読んでいて楽しい。 全て入試問題からチョイスしてるのですが、国立大学が多かったり、私立大学でも結構古い問題だったりで、少々傾向に偏りがあるかもしれません。 入試に受かりたいだけならば、やはり上記の河合塾のが良いでしょう。 河合塾は長文の長さ別でしたが、レベル別ですと以下が定番です。 定番ということは理解しやすく入試にも役立つということになります。 大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル1、2、3(桐原) 英語長文レベル別問題集1~6(東進ブックス) あと長文問題を解くレベルまで行けたのなら、志望校の赤本で鍛えるのも手です。 まずコレをやって何が必要なのかを認識する方が先かもです。 大学入試ではやはり総合力が必要な長文読解がメインだと思いますが、文法や語法や熟語等細かい部分で点を拾うのもとても大切です。 ここで差は付きませんが、皆やってくるのでこちらもやってないと凄く不利になります。 というか受からない。 定番はNext Stage 英文法・語法問題でしょうか。 あと「アップグレード UPGRADE英文法・語法問題」というのも有名です。 上記で学習しても良いのですが、最近もっと良いものが出ました。 マイナーなのですが 英文法・語法Vintage(いいずな書店) という本です。 確かに定番ではありませんが上記のNext Stageの著者が書いてるので内容的には定番そのものです。 ただ最近の出版の為、最新の入試の傾向に合致してるのと、解説がNext Stageよりも大分詳しいのが特徴です。 特に解説が詳しいのは大きいと思います。まあ、これは比べてみないと分りませんが。 たったこれだけの参考書ですが、しっかりこなせば相当力が付きます。 これ以外には一切学習する必要はありません。 これだけでもかなりのオーバーワークですから。 ただししっかりこなせばですが。 他の教科についても実は詳しいのですが、ご要望があればお教えします。
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- hatijyuuhatiya
- ベストアンサー率30% (104/338)
今からでも頑張ることは素晴らしいことです。 ただ、正直言って9ヶ月で現役合格は、あなたが灘高にトップ入学したのにすぐやめてしまったというくらいの人ではないと無理だと思います。受験するのは構いませんが、2年計画で、再来年の入学試験で必ず合格できるよう基礎を固めることが大事です。あせると永遠に合格できません。 さて、数学ですが、理系ですと数IIIが最も重要です。 ただし、現行の過程では、 数IA, IIB, IIICの必要な勉強量は1:3:2位で、とにかくIIBの量が多いです。IIICも大変なのですが、微分と積分が出来るようになるように演習量を積めばいいだけです(といっても時間がかかる)。数IIBではベクトル、数列あたりが大変です。 独学、教科書無しで数学は難しいのですが、 旺文社の「長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書」という本があります。DVDがついていて、PCの使える環境でしたら、すばらしい講義が聞けます。教科書がわりにこれをやりながら、黄チャートとか基礎問題精講をやり一対一の対応ぐらいまでできればいいでしょう。 たぶんセンターで点数を稼ぐのが重要ですから、国語、社会も力を入れ、理科は将来を考えると化学に決めておくべきでしょう。
お礼
回答ありがとうございます やれるとこまでやってみたいと思います
- hir64uab
- ベストアンサー率25% (1/4)
私も独学で大学受験し、文系ですが、立命館大学に合格することができました。 予備校に通わないほうが、自分のペースで勉強できるのでそっちの方がいいと思います。 私の場合は、和田秀樹さんの本を10冊ほど読み、受験というもの仕組みを知ることができました。 なのでまずは和田さんの本をマニュアルとして買ってみるのがおすすめです。 急がば回れともいいます。『受験は要領』は有名です。
お礼
回答ありがとうございます >予備校に通わないほうが、自分のペースで勉強できるのでそっちの方がいいと思います。 確かに予備校に通っても授業についていけないようじゃ意味ないですよね 自分のペースで頑張りたいと思います! また、本の紹介、ありがとうございます 読んでみたいと思います!
- 黒崎 澪(@rayna02)
- ベストアンサー率75% (3/4)
>有名なものはいくつか知っているものもありましたが そう回答するということは、知らないものを教えて欲しいということですかね。 多分そういう考え方だと合格は難しいです。 君がその参考書の存在自体知っていても、それが本当に役に立つのかご存知ないからここで聞いてるのではないのですかね。 特に定番で売れていても独習向けじゃないもの(つまりそれ程解りやすくない)も結構ありますし、英単語ターゲットのように圧倒的に売れていても、今では他のものよりも大分劣るものもあります。 前回では定番を選べと書いて一見矛盾するように思うかもしれませんが、今回は逆に「定番・有名だからと言って全て良い教材とは限らない」と記しておきます。 だから結論としては「定番からのチョイスを原則に原則とする」ということになります。 定番の中から良いものを選ぶという意味です。 今回は数学です。 数学は定番も含めて沢山の教材が発売されていますが、本当に良いモノは意外と少ないです。 定番中の定番としては「チャート式」がありますが、無論悪くはないのだけどアレは独習には厳しいと思います。1ページに収めようと編集されてる為に(元々の編集方針もあるでしょうが)、問題によっては説明が簡易過ぎる場合があるからです。 だけど白チャートについては内容がかなり簡単なので解説がそれ程詳しくなくても大丈夫かと思います。 元々チャート式は学校の副教材等で良く使われていて、解らなかったら学校の先生に質問出来るというのが前提です。 だからコレが幾ら有名でどの本屋に行っても積まれてたとしても、超お勧めとはなりません。 ただしあの程度の簡易説明でも十分に理解出来る知能がある人は別ですが。 ということを前提にして頂きますと、数学の問題集は(英語と違って参考書というのは原則必要ありません。というか問題集も参考書も用途や役割が同じです) 数学I・A基礎問題精講 数学II・B基礎問題精講 数学3・C基礎問題精講 上園 信武 (著) 旺文社 です。 チャート式よりも解説が詳しく解りやすいと思います。 解りやすいだけならば他にも良い教材があるのですが、この問題集の優れた所はその「網羅性」です。 学習していて「これで足りるのだろうか?」と感じながらするのは多分嫌でしょう。特に独習の人は。 基礎とありますがこれで偏差値60位までは通常到達しますので、君の志望校ならこれだけで足りてしまうかもしれません。 これだけでも何回転もしなければなりませんから、正直そんなにすぐ終わりません。 ただし必ず志望校の過去問と難易度を比較して下さい。 あと他にマセマという出版社から馬場 敬之という人が超基礎からかなりの応用までの数学参考書・問題集を書いてます。多分知ってると思う。 この人のも良いと思います。 が、かなりゴチャゴチャ書いてあって見難い面があります。 あと解説も良いのですが、個人的には基礎問題精講の方が解りやすいとは思います。 数学は積み上げですから下のレヴェルを完璧にマスターしてからでないと次のレヴェルに行かないで下さい。 どの教科でもそれで実力が付かない人は凄く多いのですが、大学受験に失敗してもその原因を理解出来ない場合が実際には殆どでしょうね。 つまりむやみに沢山の教材にあたるより、基礎的で範囲も狭いけどソコを完璧にした方がずっと点は出るんです。 それにプラスして数学の場合は応用問題は基礎レヴェルの組合わせですから、その部品それぞれが薄かったり、一つのパーツだけでも薄いともうそれだけで0点なんですよ。 だから上記の問題集のやり方としては、必ず何回も繰り返してどこを見ても解ける状態にしてから次のレヴェルに進む事。特に苦手部分は他の部分よりも更に繰り返して完全にマスターするというのが大前提になります。 もし基礎問題精講で難しさを感じたら教科書レヴェルが駄目。 その場合は白チャートの基本問題を解くしかないです(白チャの応用問題なら基礎問題精講にもっと良い解説で出てると思います)。 教科書レヴェルの問題集では、多分白チャ(の基本問題)が一番良いと思います。 というか学校教材以外で教科書レベルの問題集って他に殆ど選択肢がないと思います。 上記の問題集で、解説がちょっと足りないと思ったら以下のシリーズしかありません。 ◎中経出版の坂田アキラのシリーズ(黄色の本) ◎小学館の細野真宏「ほんとうに良くわかる本」シリーズ 語学春秋社の実況中継シリーズ(上の2つには少し劣る) ◎を付けてるのがお勧めです。 特に数学IIIの微分のグラフを描く場合には特別なコツがあるので細野さんの上記のを読まないと真の意味での理解は難しいと思います。 あと難しいのは数列でしょうか。これも上記のようなものが必要かもしれません。 とにかく上記シリーズは懇切丁寧なので、下手な予備校の講義を聞くよりはずっと良いです。 中経出版は他にも色んな詳しい解説本があります。 でも数IIIまで網羅してるのは坂田先生しかないです。 ただこれらは網羅系の問題集ではなく苦手克服用なので通して勉強するには向きません。 分野によっては全く言及がない部分もあるからです。 事実数学I・Aとかの題名ではなく「数列がよくわかる本」といったふうにある特定の分野別の出版形式になっています。あくまで補助本の位置付けです。 更に上を目指すなら、同じ旺文社の以下が良いです。 難易度的には青チャートの応用問題レヴェルだけど遥かに解説は良いと思います。 しかも青チャより良問が多いので有名。 数学I・A標準問題精講 麻生 雅久 (著) 数学II・B標準問題精講―数列・ベクトル 亀田 隆 (著) (ただし上記I・Aと下記III・Cに比べると若干解説が簡単だと思う) 数学III・C標準問題精講―行列・曲線 木村 光一 (著) 一応紹介しておきましたが、他の教科もやらなければいけないので、多分手を出しても中途半端になってしまう可能性が高いです。 あくまでまず基礎問題精講を完璧にするのが大切です。
お礼
引き続き回答ありがとうございます! お礼するのが遅れてしまって申し訳ございません >知らないものを教えて欲しいということですかね。 そういう意図は全くありませんでした が、確かにそう取られてもおかしくない文章でしたね 申し訳ございません さっそく基礎問題精講を買って参りました しかし、数学IAのものだけ売っていなかったのですが、やはりIAの勉強から始めないとIIB,IIICをやっていて分からなくなってしまいますかね? 今は少しIIBをやっただけなので、なんとか理解できているのですが、この先IAを理解していないとつまづいてしまいますか? IAが終わったらIIB、IIBが終わったらIIIC、というように勉強していくのか それぞれを並行して進めていくのだとどちらが効果的でしょうか? もしよろしければ回答していただけるとありがたいです
お礼
回答ありがとうございます こんなに詳しく教えていただき本当に感謝しております 有名なものはいくつか知っているものもありましたが、やはり知らないものの方が多かったです(;^_^A さっそく今日、見に行きたいと思います!
補足
>他の教科についても実は詳しいのですが、ご要望があればお教えします。 もし、rayna02様がよろしければ、他の教科についても教えていただいて構いませんか? もちろん、rayna02様の可能な範囲で構わないので!