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新大阪駅ビルJR大阪三越伊勢丹について
- 新大阪駅ビルJR大阪三越伊勢丹は、JR西日本と三越伊勢丹のコラボレーションによって作られた駅ビルです。
- 店内の造りやレストラン街の名称などは、伊勢丹の要素が強く、手提げ袋にも伊勢丹のデザインが使われています。
- 単独の伊勢丹とは異なる点もありますが、詳細については再確認することをおすすめします。
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元々、あの場所には三越単独で出店する予定でしたが、三越の経営不振で伊勢丹との経営統合があったので、結果的に伊勢丹色が強まったという経緯があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E5%A4%A7%E9%98%AA%E4%B8%89%E8%B6%8A%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E4%B8%B9 しかしながら、三越色が全く無い訳ではなく、『伊勢丹の「ファッション提案力」と三越の「文化・芸術性」を融合』する展開を行ってるそうです。 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110223/1034604/?ST=life&P=1 特に、『6階の「アート解放区」は三越らしさを象徴する売り場』だそうです。 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110223/1034604/?ST=life&P=3 http://osaka.wjr-isetan.co.jp/floorguide/index.html 三越としても、悲願だった大阪再出店が一応実現したので、そう簡単に店名から『三越』を外す事は無いと思います。 しかしながら、三越の経営手法が頭打ちに来ている事も事実であり、今後も少しづつ伊勢丹色が強まっていく可能性が有り得るのではないかと思います。 http://diamond.jp/articles/-/730 http://www.data-max.co.jp/2012/04/07/post_16445_dm1701_1.html
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- yui1230
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少しだけ補足させてください。 もともと大阪では三越さんは、北浜と枚方市という、立地特性的に集客性が低いエリアでの展開でした。そのため客数が安定的なターミナル立地型百貨店での再出発の希求が高かったのだと思います。 当初は、現在のヨドヤバシカメラの場所の入札に参加。(結果、額でヨドバシカメラに負けたんですが・・・)しかしどうしても大阪駅周辺への出店を諦めきれず、次にJR大阪駅への単独出店を計画したわけです。これがそのまま遂行されていたなら、JR西日本への賃料負担が大きすぎ、ずっと赤字で大変なことになっていたと推察できます。(高島屋新宿店と同様で何年たっても黒字化のメドがたたない~) 伊勢丹と一緒に再出発することにより、京都で成功していた「JR西日本京都伊勢丹」と同じ形態の、JR西日本という賃貸主が資本参加する形で出店できたわけです。そうでなかったら、今の売上推移をみると大変なことでした。(実は合弁でも危機的状況にあると推測しています) 三越の影響を強く持つ売場は紹介していただいたように6階の特選街です。しかし、大阪人で「三越」ネームにロイヤリティを感じてきた世代はすでに、戦前派世代だけですので、あの志向方向は大阪にはジャストフィットできていません。 開業して1年がたとうとしていますが、成功しているのは「紳士服」。お洒落に敏感な若い世代とベター層の支持が高いことで伊勢丹らしさがうまく機能しています。また駅ビルの集客性で「レストラン」も支持率が高いと思えます。 しかし一方、ターミナル立地型百貨店に最も重要な、「食品の強い集客性」「お洒落さを訴求できる婦服飾雑貨」、「女性客の支持を確固たるものにできる婦人服」この3部門が足を引っ張っています。 要因はいろいろあると思いますが、最も大きいものは、やはり駅ビル特有の地型の問題にあるとみています。低層階の売場づくりが非常に難しいハード上の課題をたくさん抱えています。 大阪にフィットした品揃えへの見直し/あるいはもっと伊勢丹らしい主張づくりも必要でしょが、この大きな課題をどれだけ解決できるのか、そこがこのお店の今後を決める最大テーマだとみています。
お礼
なるほど。歴史や深い事情があるんですね。 また、伊勢丹だから大成功してるってわけでもないのですね。 とても参考になりました。ありがとうございます。
お礼
そうだったんですね、元々は三越だったんですね。 まあ確かに、結果的に単独の頃の三越の運営が落ち込みを見せてしまっていた事を考えると伊勢丹のやり方にする方がメリットはあるのでしょうが、元々が三越の予定だったのなら、伊勢丹色が強くなるのは寂しいですね。 色々変わる前に大阪に行く機会があれば、三越色の強いフロアはぜひ見てみるようにします。 ありがとうございます。