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電力需要が大きすぎるときには何が大変なの?
供給電力よりも需要が上回れば大変なことが起こるって本当でしょうか?コンセントも抜かないでその事態が生じた場合には、電灯がやや暗くなる・エアコンの効き目が下がる程度のことで済んでしまいそうです。それとも全面的な停電が起きるというのでしょうか?
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昔なら、多少オーバーしても”電灯がやや暗くなる”程度で済んだでしょうね。たとえば電球の場合、需要のオーバーにより電圧が下がると電流も下がり、自然に消費電力が抑えられました。結果として大停電は発生しにくかったでしょう。 現在の電子機器などは電圧が下がるとその分電流を増やして必要な電力を確保しようとします、電流増は更なる電圧の低下をまねき、その結果電流を増やすために更に電圧が下がり・・・と、一気に電圧が下がってしまいます。その結果、広い範囲で停電が発生します。 現在の電気機器では、需要が供給を上回るのは致命的です。
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- nekonynan
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通称 ブラックアウト現象が起きます。 電力は、沢山の発電所から区画別に送電されています。もし1つの発電所から供給する電力を超えると、発電所が壊れないように自動停止します。送電のパランスが悪くなり、同時に他の発電所でも全く 同じ事が起こる。 そうして発電停止と停電の連鎖が始まり、何らかの所でバランスを取っ てくい止めない限り、その悪循環は続き、最終的には全ての発電、電力 供給が停止する。 大規模な停電が発生することなります。過去には韓国やアメリカで大規模なブラックアウトが起きてます。 http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=143802 http://www3.keizaireport.com/report.php/RID/25290/
補足
有難う御座います。ご趣旨の発電機管理法では需要過大時の後には「健全で全く働かない発電機が残る」ことになりそうです。それに替わって需要過大時の後にも「働き続けるそれなりのシステム」を考えることが出来るのではないかとの質問の趣旨です。
- KappNets
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大規模な停電が起きます。電圧や周波数は一定になるように制御されていますが、需要が供給を一瞬でも上回れば制御不能となり、停電がおきます。 昨年の夏は電力会社側で事前に予想してローカルな停電を行うことにしました (計画停電)。計画停電をやらないと、電線はどこにでもつながっていますから、どこが停電になるか予想出来ない規模の大規模停電が突如発生します。雷で停電するときはある程度大規模な停電が起きますが、あれがさらに大規模になり得るというようなことです。 停電が怖い(半導体などの)企業では雷が来そうになると全社に警告を発したりしますが、そういう会社では1秒でも停電すると大騒ぎなのですね。まして予告なしに1時間も止まったら、その後電源復帰したとしても何日も休業状態になります。
お礼
有難う御座います。その電力会社の管内で一部の発電機のみの周波数低下が過負荷によって生ずるということが停電の、そして引続く大停電の原因になりうるということですね。 ところでその管内で予め発電電圧を下げることにしておけば、大停電になることはないと考えていいのでしょうか?
- yana1945
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停電の発生が一番の問題です。 家庭の停電で、大きな事故は、電気で動く医療機器の使用者で、 非常用バッテリーが有っても30分で、2時間止まれば、 3万人以上が死亡します。(首都圏) 後、家庭では、食事中に真っ暗、トイレ内で真っ暗になるだけで、 大したことは有りません。 大企業も、重要な電気設備には、非常用電源を備えています。 問題は、150万の零細企業です。 設備の突然の停電は、製造の仕損じ、冷凍保存品の不良品化等、 想定15~30%の零細企業が倒産します。
- mekuriya
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海外事例に学びましょう。頭の中だけで妄想を繰り広げるのは痴呆症です。 2003年のニューヨーク大停電が有名かと思いますが、北米では何度か大停電が起きています。 丸川 珠代 (テレビ朝日アナウンサー) - #123 ニューヨーク大停電 mammo.tv http://www.mammo.tv/column/tamayo_marukawa/20030819.html 「ニューヨーク大停電」で検索されれば、いくつも関連記事がヒットしますが、現場で体験されたテレビ朝日アナウンサーの丸川 珠代さんのコラムを紹介しておきます。「論より証拠」という諺があります。 もし日本で同じことが起きれば、反原発論者は「電力会社が起こした自作自演の自爆テロだ!」と叫ぶことでしょう。私にはわかります。
お礼
有難う御座います。その電力会社の管内で一部の発電機のみの周波数低下が過負荷によって生ずるということが停電の、そして引続く大停電の原因になりうるということですね。 ところでその管内で予め発電電圧を下げることにしておけば、大停電になることはないと考えていいのでしょうか?
- ayzm
- ベストアンサー率17% (187/1096)
供給電力よりも需要が多ければ、送電用ブレーカーが落ちて全面的な停電が起きます。 ただ一般家庭の停電と違うのは、停電のなったからといって、電気製品の電源を切る人があるかどうかです。 一般家庭だと使っている電化製品の半分でも電源を切ったり、コンセントからプラグを抜いたりしてから、ブレーカーのスイッチを入れることが出来ます。 全面的な停電が起きた場合は、コンセントを抜いたり電化製品のスイッチを切るよりも、携帯電話で電力会社に苦情の電話をするほうが優先しそうで、復旧のための努力が欠けるように感じます。 そのために、送電所のブレーカーのスイッチを入れても、すぐ落ちてしまうように感じます。 送電所では、まず広報車で電化製品の電源を切るか、コンセントを抜いてもらうことをお願いしなければならないと思いますから、復旧には、かなりの時間が掛かると思いますよ。 会社などのパソコンなどや、工場の高炉などは、停電対策はしているでしょうが、かなりの影響が出ると思いますよ。
最近のエアコンはインバータ制御なので、最初に問題になるであろう周波数の低下が起こってもさらに大量の電気を消費して継続して動作します。 蛍光灯もインバータが多いので同じでしょう。 周波数が低下すると発電所ごとの周波数が揃わなくなるので、すぐに発電所が緊急停止し、全ての電力が供給されなくなります。 自家発電のみ生き残ることになります。 発電再開時も異常停止した場合は送電網や変電所のチェック、周波数のタイミングを合わせる必要があるので、すぐには再開できません。 ある程度の時間電気が全くない状態になります。 エレベーターから人を救助して、電車に閉じ込められた人は駅まで歩いて、病院では自家発電があると思いますが完全に機能しないところがあれば命に関わるでしょう。 また復旧しても、終了処理が必要なパソコンやサーバーなどは破損していて動作しない物も出てくるかもしれません。 停電ならともかく、周波数がおかしいとか、電圧がおかしいという状態に対応できない機器もあるでしょうから。 経済的な一番のダメージは工場でしょうね。 連続して稼働させなければならないガラスを作ったり鉄を作っている工場の電気が突然止まると、数ヶ月生産できないような事も起こりますから。
電気の作り置きができないのが 問題かな?と思います。 需要が大きすぎると発電所がおっついて いけないので発電機が停止します。 次に電力の周波数が低下。 電気の電圧を保とうとして各地に送られる 電気が遮断されます。おっしゃるように各家庭 レベルではなく全面的な停電になると思います。 私は普段空気や水のように電気はあって当たり前だと 考えていて、この私の感覚がそもそも狂っている いるのかもしれません。
お礼
これまでのご回答および上述のような理由とから、この質問はここで打ち切りとさせていただき、改めて明瞭な質問を掲示することにいたしました。これまで有難う御座いました。厚く御礼申し上げます。
補足
一部の発電機に過負荷が生じると、周波数低下が生じ、それを補うため周りの発電機にも過負荷が連鎖的に生じて大停電となるとの「発電機管理法」を電力会社が行っているということに基づいて、電力会社・マスコミ・政府の報道がなされていることが徐々に判って参りました。この「発電機管理システム」によると、過負荷-大停電を起こした後には「無傷であるが発電機群は全く稼動していない状態」が残るのみです。 これに対して「過負荷の下でもそれなりに働き続ける発電機管理システム」があり得るだろうと期待して、その趣旨のご回答を期待しておりました。「10%の過負荷には10%程度の出力電圧低下を行えば賄えるとの発電機管理システム」のご検討を頂きたかったのです。電力関係の技術者からとおぼしきご回答が無かったことは不思議かつ残念です。