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ヘッドホンアンプのゲインについて
今度ヘッドホンアンプを買ってみようかと思っているのですが、ゲインは使用しなくてもアンプとして機能するのですよね? ゲインの設定を注文できるらしいんですが、プリセットが+3dBと+10dBなので、片方を0dBにしても大丈夫でしょうか?
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これはアンプの回路にもよるのですが、基本的には可能です。 ただし、ゲインを小さくするというと、ひとつは音量が不足する恐れがあり、もうひとつは発振の恐れが大きくなる場合があります。 音量の不足はヘッドフォンの能率で決まることなので、これは事前にお調べになったほうが良いと思います。 発振の恐れはゲインの調整をNFB回路でする場合に起こります。単に入力ボリュームの抵抗を換えるだけならばこれは関係ありません。 ゲインが0dBという意味は電圧の利得は無しですが、電力増幅はします。 入力インピーダンスが10kで電圧1Vならば電力は0.1ミリワットですが、同じ電圧でも出力に100オームのヘッドフォンをつなぐ場合は10ミリワットになります。電力増幅はしているということです。
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- Yorkminster
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>> ゲインは使用しなくてもアンプとして機能するのですよね? // No.1の回答者がお答えの通り、機能します。一般的なアンプは定電圧回路なので、ゲインがゼロ(つまり1倍)のアンプは、電圧増幅作用はありません。しかし、出力電流に余裕を持たせれば低抵抗負荷に対しても定電圧特性を維持できるので、その意味で電力増幅作用を営むことになります。すなわち、ゲインがゼロのアンプは、低抵抗負荷に対する定電圧特性の維持を目的とした電力増幅器として設計されている、と言えます。 >> ゲインの設定を注文できるらしいんですが、プリセットが+3dBと+10dBなので、片方を0dBにしても大丈夫でしょうか? // No.2の回答者がお答えの通り、ヘッドフォンのインピーダンスと、ヘッドフォンアンプより前の機器の出力レベルが分からなければ、回答できません。すなわち、 (1) ヘッドフォンのインピーダンスが高く、あるいは能率が低く、大きな電圧増幅がなければ十分な出力が得られないのであれば、アンプのゲインが+10dBであっても足りない可能性があります。 (2) ヘッドフォンアンプより前の機器の出力レベルが低ければ、上記と同様に、ゲインが+10dBであっても足りない可能性があります。 (3) 反対に、ヘッドフォンのインピーダンスが極めて低いとか、能率が高いとか、前の機器の出力レベルがかなり高いとかいった場合には、ゲインがゼロでも使いづらい(むしろゲインを落とした方が良い)可能性もあります。この場合は、アンプではなく、むしろアッテネータを挿入するのがベターでしょう。 従って、標準設定が「+3dBと+10dB」だとして、それを「+10dBと+20dBにする」のが良いのか、「+0dBと+5dBにする」のが良いのか、「標準のままで良い」のか、むしろアッテネータを検討すべきなのかといった話は、ヘッドフォンや他の機器の仕様が分からないと何とも言えません。 よく分からないのであれば、販売店に、お使いのヘッドフォンや他の機器の機種名を添えて、現状でどの程度音量が足りない(あるいは大きすぎる)のか、希望を伝えれば良いでしょう。
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回答ありがとうございました。 参考にさせていただきました。
- kaxuma119
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アンプの音源として何を使うのか、鳴らそうとするヘッドホンの音圧感度とインピーダンスはいくらかを明示しないとゲイン設定の話はきちんとできないと思いますよ。 DIYアンプの設定に関しての解説ですが、下記のものが詳しいです。 http://leijine.com/tips/documents_ampsetting.htm
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせていただきました。
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせていただきました。