強風で屋根が飛び隣家の車や壁を破損！！

質問

先日の大雨、強風は皆さんの記憶に新しいと思います。
私の地域も想像を絶する強風が吹き荒れました。
その結果、私の家の物置（けっこう大きい）の屋根がベニヤ板ごと吹き飛ばされ、
道路を挟んだ目の前の家まで飛んで行ってしまいました。
家の前に停めてあった車はメチャメチャ、玄関先の壁及び雨どいもひどく破損しました。
実は私の家の物置の屋根は、１２月にベニヤ板ごと張り替えたばかりでした。
張り替えた大工さんに欠陥工事ではないかと問いただしたところ、ベニヤ板を打ち付けた梁ごと
飛んでいるので、大工の責任ではないと言い切られ・・・・。

相手の車は廃車となり、中古の車両購入代金を請求されています。家の修理は相手の保険で賄うと言ってはくれたものの、多少なりともお見舞金的なものは支払わなければならないと思っています。
入っている保険の関係もあり、あまり入金は期待出来ずかなりの出費になりそうです。

こういった場合、大工さんへの費用請求は出来るものなのでしょうか？古い屋根が飛んだのなら
泣き寝入りも止む無くですが、張り替えたばかりなので、納得いきません。
どうか適格なアドバイスをお願い致します。

回答No.2

oska · ベストアンサー

＞ベニヤ板を打ち付けた梁ごと飛んでいるので、大工の責任ではないと言い切られ・・・

これは、大工側の主張に過ぎません。
ネニア板を打ち付ける時に、「梁は問題ないか？」を確認する事も大工の仕事なのです。
が、この過失を証明する責任は質問者さま側にあります。

＞相手の車は廃車となり、中古の車両購入代金を請求されています。

これは、「強風で屋根が吹き飛ぶ事を、質問者さまが予期出来たか否か」で変わります。
予期していた場合は、対策を取らなかったとして損害賠償の対象です。
反対に、予期せぬ事故だった場合は損害賠償責任はありません。
実家の火災が原因で隣家に燃え移っても、隣家への損害賠償責任はありませんよね。
民法７１７条。「土地の工作物等の占有者及び所有者の責任」条項です。
ただ、質問者さまが住んでいる地域が分からないので断言はしませんが「今回は、全国的に予期できない風速」でしたよね。
我が家でも、物置の屋根が吹き飛びました。^^;
想定外の出来事でした。

＞家の修理は相手の保険で賄うと言ってはくれたものの

強風での災害は、火災保険で対応出来ます。
確か、２０万円以上の被害が条件だったと思います。
ですから、隣家も保険で修理を行なうのでしようね。
だとすれば、隣家の人は「車両保険に加入していなかった」のでしようかね？
強風での被害は、車両保険が適用になります。もちろん、等級には影響しません。
もし話し合いが出来るのであれば、ご確認下さい。

＞こういった場合、大工さんへの費用請求は出来るものなのでしょうか？

先に書いた通りです。

お礼

的確なアドバイスありがとうございました。
大工さんへの賠償責任は、こちら側が証明しなければならいのですね。
別の大工さんに見て頂いたところ、大工の責任が大きいとの証言を
得る事が出来たので、何とかこれを形に出来ないか模索中です。
納得のいく証明をする事は、なかなか難しそうですが、努力してみます。

ちなみに隣家の車両は、車両保険を解約したばかりとの事でしたので、
中古車両購入代金請求となりました・・・。

回答No.1

Tomo0416

＞張り替えた大工さんに欠陥工事ではないかと問いただしたところ、ベニヤ板を打ち付けた梁ごと
飛んでいるので、大工の責任ではないと言い切られ

おそらく大工さんの言うとおり、大工さんの瑕疵は問えないでしょう。

物置の屋根が強風で飛んでしまうことが予見でき、かつ、それに対して有効な対策をとらなかった結果、隣家に損害を与えたのであれば、物置の管理責任が問われ、損害賠償の責任を負いますが、質問者様は屋根の張替え工事を行うなど、適切な管理を行っておられたようですから、物置の管理について瑕疵がなく、賠償義務はないと思われます。

隣家の損害は「自然災害」ですから、隣家の住人が加入している建物の保険や車両保険で賄うしかありません。保険に加入していなければ、隣家の方の自己負担となります。
自然災害は、一般的な保険会社の車両保険であれば、オールリスクタイプでなくても（エコノミータイプであっても）保障されます。

もちろん、質問者様の損害も、大工さんに瑕疵がなければ、大工さんに賠償義務はなく、質問者様が加入している保険に請求するしかありません。保険に未加入であれば、質問者様の自己負担となります。

お礼

アドバイスありがとうございました。
大工さんへの賠償請求が可能か希望を持っていましたが、可能性が低そう
ですね。
これから弁護士相談等も視野に入れておりますので、貴重なご意見も
参考にして解決して行きたいと思います。