かつての名馬が2011年の天皇賞秋に出場したら
1992年の天皇賞秋、メジロパーマーとダイタクヘリオスがかかったように競ってハイペースを作り、ペースが乱れたトウカイテイオーは馬郡に沈み、それを尻目にレッツゴーターキンがゴール版を先頭で潜り抜けた。この時の1000mのラップタイムが57秒5。
1998年の天皇賞秋、サイレンススズカは、2番手を引き離すこと10馬身で大逃げを打ったが…以下略。その時の1000mのラップタイムが57秒4。このレースを勝ったオフサイドトラップのタイムが1分59秒3。
2003年の天皇賞秋、ローエングリンとゴーステディは暴走気味にハナを争った。ローエングリンの1000mラップは56秒9。失速し、ゴールタイムは1分59秒8であった。この時の勝ち馬は全く先頭の暴走を気にせずマイペースに走ったシンボリクリスエス。勝ちタイムは1分58秒0のレースレコードであった。
2011年の天皇賞秋、好スタートを切った最内枠のシルポートは、1000mを56秒5で通過、最後は力尽きたもののタイムは1分59秒2。このレースでのシルポートは大逃げというよりは、貯め逃げの位置取りであった。なお、このレースを勝ったトーセンジョーダンは1分56秒1でゴールし、後ろ5頭も1分56秒台でゴール版を通過した。
かつて暴走と言われたペースが、もはや暴走扱いされなくなっているようでさえある。かつての名馬が今年(2011年)の天皇賞秋に出場したとしたら、どんな戦いができたのか。バテたのか?それともペースに合わせられるのか。
皆さんのご意見をお伺いいたします。
お礼
ありがとうございます。マックイーンの孫でしたか。知りませんでした。お祖父さんには世話になったものです。ありがとうございました。