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アナログで描いた絵をiPhoneで撮影したものを、
アナログで描いた絵をiPhoneで撮影したものを、B5サイズ解像度350のデータにしてメールで送信したいです。 アプリなどを使ってiPhoneのみでこの操作を完了することはできますか? ちなみに ・解像度についてよく分からないので調べてみたのですが、解像度が高ければ高いほど鮮明な画像になることは分かったのですがB5サイズで解像度350とはどういう状態なのか結局分かっていないままです。 ・画像サイズを変更できるアプリ「Simple Resize」をインストール済です。画像の縦横の長さを手動で変更できるものです。 よろしければご回答をお願い致します。
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- asciiz
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情報を整理してみましょう。 まず、B5用紙のサイズは 257mm × 182mm です。 そして解像度350とはおそらく、「350dpi」の事でしょう。 dpi = ドット・パー・インチ、すなわち1インチ(25.4mm)の間に、350個の点(ドット)が入っていることを意味します。 たった1mm四方の中に、約14ドット×14ドットが入っている、それが350dpiです。 350dpiでB5用紙サイズにするには、 長辺: 350[dot/inch] × 257[mm] ÷ 25.4[mm/inch] = 3541[dot] 短辺: 350[dot/inch] × 182[mm] ÷ 25.4[mm/inch] = 2508[dot] 3541×2508ドット、という画像を作ればよいこととなります。 -- 一方、iPhoneの写真撮影には最大サイズが有ります。 iPhone4で5Mカメラ、iPhone4Sで8Mカメラと言われますが。 実際に撮影できる画像サイズ(縦横ドット数)は、以下のとおりです。 iPhone 4S 3264x2448 = 7,990,272 (約800万画素) iPhone4 2592x1936 = 5,018,112 (約500万画素) でもここで、iPhoneで撮影できる画素数と、紙のサイズを決めたなら、解像度は自動的に決定してしまうのです。 紙と画像で縦横比が違うので、ひとまず長辺のみ考えてみます。 B5の長辺257mmは、インチで表すと257÷25.4 = 10.1インチ。 iPhone4Sの場合、3264ドットを、10.1インチに納めますので、B5用紙に出力したら 3264÷10.1=323.1、すなわち323dpiの画像。 iPhone4の場合、2592ドットを、10.1インチに納めますので、B5用紙に出力したら 2592÷10.1=256.6すなわち257dpiの画像。 ということになります。 -- で、実は、画像は下手に加工せず、最大サイズで撮影して、そのまま送信するのが、一番綺麗です。 ここで無理に、iPhone4S 3264ドットをB5 350dpiの長辺 3541ドットに合わせて拡大すると、1.08倍の拡大ということになります。 それはどういうことかというと、例えば、横10ドットある色のどれかをダブらせて、11ドットにする、という方法が有ります。 そうして加工すると画像サイズは大きくなりますが、それで綺麗になるかというとそうではなく、整数倍以外での画像拡大は、劣化が生じてしまうのです。 実際には、ある飛び飛びの1ドットが2倍になるのではなく、隣り合ったドット同士の色を混ぜ合わせて、10ドットを11ドット(正確には、100ドットを108ドット)にしますので、加工後の画像は「ボケ」ます。 画像劣化は、解像度を変更するたびに、起こります。大→小、小→大、どちらでも発生するので、『解像度の変更はなるべくしない』ことが望ましいのです。 ボケるぐらいなら、最大限の大きさで撮影した写真、それをそのまま送信し、受信・出力側で適切なサイズで出力するのが、一番劣化が少なくて済むでしょう。(解像度変更を、出力時の1回のみにする)