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上杉研究所 UBROS2011プレミアムについて
コントロールアンプとパワーアンプが発売されています。 上杉氏が亡くなられてからの新製品ですが、上杉サウンドは引き継がれていますでしょうか。 また、コントロールアンプが今までの倍以上の価格ですが、対費用効果はありますでしょうか。 まだ、真空菅アンプを使ったことはありませんのでよく分かりません。 今まで上杉製品を使われている方の感想をお聞かせください。 ちなみに、私の好きな音は、聴いていてつかれないやわらかい音です。
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コントロールアンプ、メインともシャーシが改良されているようですが上杉氏の回路設計思想、配線技術、使用パーツ等の変更が無ければ上杉サウンドは継承されている物と思います。ただ、昔はOPT等トランス類はタムラ特注品でしたが近年ISO製に変更されていますので新、旧(と言えるか?)では音の傾向は違う物と思います。氏はもっと早くISO製にすれば良かったと言っていたそうです・・聞いた話ですが。いずれにしてもQUADの様な見ても美しい配線、出力を抑えたシンプルでロングライフな設計など派手さは有りませんが一生物のAMPと思います。コストパフォーマンスから言えば先の回答にも有りますように低いと思いますが真空管は厳選品、CR類も同様、トランス類も氏の望む仕様の特注品ですから永く使用すればそう高い物では無いでしょう。 かく言う私は上杉AMPは保有しておりませんがコピー物は(管球王国TAPシリーズ)何台か作ったに過ぎませんが随分勉強になりました。
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pooh-haya様、再度お邪魔のtyo0911であります。 実はpooh-haya様、先の当方回答にてお話し致しました機会、先方様の諸事情により、しばし先送りとなってしまいました。 こちら、例えば先方様が、ご質問にあります該当機種そのものをお使いの状況等でありますと、これはまた関連のお話しをお送りする価値、多少はあるものと愚考致しますが――― しかし、残念ながらその域まで役立つ形のご情報、これをお送りすることは再度お時間を頂戴しても実現叶いませんので、よって今回は誠に申し訳ないのですが当方、自身の回答はこちらをもちまして、おいとまさせて頂きたく存じます(誠に申し訳ございません。礼)。 ちなみにpooh-haya様、浅学当方のあくまで個人的印象でありますが、今回お話しにありますところの「聴いていてつかれないやわらかい音」。 この音色と、自身が何度か拝聴したウエスギアンプの音色は、確かに共通する印象が脳内イメージにある形でございます。しかし「なにも足さない、なにも引かない」という感の別な方向性においては、幾分趣きが異なる同アンプの記憶でもございました。 その辺り、まさに同アンプに疎い当方では、何ともご説明が難しくヒジョーに困っておったのですが(苦笑)、しかしこちら、技術者としての上杉佳郎先生は当方不勉強でも、オーディオ評論家としての先生のお話しは、これまでに多々拝見致しておることを思い出しました(「!」の感であります。笑)。 pooh-haya様、以下のお話しは、上杉先生が16年前に、とあるオーディオ誌で述べられていたお言葉でございます。 とにかく今回は当方、全くお役に立つことが出来ませんでしたので(汗)、せめて先生ご自身のお言葉、こちらから今後の何かしらのヒントを得られることを、pooh-haya様へお願い申し上げる次第でございます。 ―――――――――――――――――――― 鉱石ラジオやアンプの製作からスタートした私のオーディオ歴は、今年で50年を迎えたことになります(16年前当時)。 その間、私のオーディオに対するテーマは、よい音の追求→原音再生→音楽的表現力が高く、自分自身にとって音楽を楽しむための心地よい音の追求、といった三段階のステップを踏んできました。 今の私は、過去の経験からいって原音再生など大それたことは考えていませんし、オーディオシステムから生の音など出るとは思ってもいません。 今後、オーディオの技術がいくら進んだとしても、今の私の考え方は変わらないでしょう。 こういった私ですから、オーディオ機器に対して音的な忠実度を最重視することはありません。 音が美しくても死んだような音であっては、音楽の感動、感銘が伝わってこないからです。 私がオーディオ機器、オーディオシステムに求めるものは、音楽の感動、感銘が、いかに演奏者の意図通りに伝わるか、ということです。 そういった要素が大前提となって、自分自身がいかに心地よい音で音楽が楽しめるか、ということです。 ―――――――――――――――――――― pooh-haya様、以上でございます(礼)。ではではこれにて失礼、今回は諸々、誠に誠に失礼致しました。
- 007itochan
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上杉のプリ、パワー2個 で ソナスを鳴らしています。 ご質問の コントロールアンプのコストですが、通常 プリアンプとフォノを分離して発売していますから、合体して トータル安い目かと・・・ パワーも 2個での予算ですので 特段のことはなかろうかと思います。 かれこれ、20年?(保証書見たら 日付がない 自然故障は 永久かしら、文面ではそう読める) になりますが、未だに CDP電源入れて、使用状態のボリューム位置で SPに 耳をくっつけても、ウンでもスんでも、ありません。恐ろしいですが VR MAXでも 同じです。(途中 VR位置 使ってない 12時位のところで VRのカサつき音が出ますが) X7の件 かなりのストックをお持ちのはずです。大阪、西成のオーディオメーカーに松下のX7を納品してましたが、選別をオーディオメーカがして、ハズレは返品でした。おそらく、上杉も同じだと思います。 参考になりますれば
お礼
ありがとうございます。 やはり、フォノ部もあることもあるので安めなのですか。 確かに、フォノ部だけでも10万円くらいするからね。 20年は驚きですな。 半永久的にもちそうですな。 それも上杉の魅力なのかもしれない。
- HAL2(@HALTWO)
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スミマセン、私も上杉製品は一度も保有したことがありません(滝汗)。 でも Audio 雑誌を読んでいた頃は上杉氏や菅野氏、それに江川氏…だったかな、もうウロ覚え(汗)…は別格と言うか、広告料で喰わねばならない雑誌社の顔を立てながらも(汗) 持論に芯が通っていると言うか、文意を裏読みできる読解力があればニヤリとしてしまう凄みがあって尊敬していました。 上杉 Amplifier は Audio Show や Shop でしか見たことがなく、触ったとか音を聴いたと言っても到底何を言える Level のものではないのですが(滝汗)・・・。 >上杉氏が亡くなられてからの新製品ですが、上杉サウンドは引き継がれていますでしょうか。 引き継がれていなければ BLOG に書き込まれて炎上すること必至(笑) と言えるほどの Brand ですよ。 >また、コントロールアンプが今までの倍以上の価格ですが、対費用効果はありますでしょうか。 対費用効果とは C/P (Cost / Performance) のことですか? それならば上杉 Amplifier は初めから C/P など「0 (Zero)」の Amplifier ですよ(汗)。 VE (Value Engineering) と言うのであれば「極めて高い」Amplifier ですが・・・。 (注):Cost Value という言葉は使いたくありません…意味不明の和製英語ですので(汗)…ちなみに C/P は C÷P ではありません…Against の意味であって、数式記号で表せばむしろ P÷C なので「 Cost に対して Performance が高い」という意味で C/P が高いと記します。 ただ VE の V は貨幣価値換算できない Value ですので費用 (Cost) との比較はできません。 例えば上杉 Amplifier の場合、配線 Cable の選択や引き回しの位置、撚線状態に至るまで故上杉氏の Know-How、情熱が込められた作品ですので、芸術品に「対費用効果」など「0 (Zero)」としか言いようがないでしょう(汗)。 純粋に部品 Cost だけを見れば Audio 商品は呆れるほど安価なものですよ(汗)・・・例えば上杉 Amplifier モドキを自作派が作った場合の制作費は如何ほどになるかと考えれば自ずと想像が付くでしょう。 しかし上杉 Amplifier の Value は部品代でも計測性能でもないのですから、部品代や計測性能を調べたところで意味がありません。 そして、残念ながら、上杉氏亡き後は故上杉氏の温情価格みたいなわけには行かず、従業員を養っていく企業として成り立たなければならないでしょうから、無情の(笑) Customer Value 計算に則った価格になっている筈です。 その点に理解を示して受け入れないことには上杉 Amplifier を持つ側の資質が問われるかと(汗)・・・。 >まだ、真空菅アンプを使ったことはありませんのでよく分かりません。 >ちなみに、私の好きな音は、聴いていてつかれないやわらかい音です。 それならば ELEKIT 社の TU-870R か TU-879S 辺りが最適ではないかと思います。 http://www.elekit.co.jp/product/54552d38373052 http://www.elekit.co.jp/product/54552d38373953 私は以前、城下工業の Sound Warrior SW10 という真空管 Amplifier を BGM (Back Ground Music) 用に使用していましたが、初段 (Driver 管) の 12AX7 真空管を別 Maker の同型管に換えるだけで随分と音色が変わることを経験しています。 TU-870R は真空管の交換が困難ですが、TU-879S は Driver 管の 12AX7 を¥1,300 で買える Electro Harmonix 12AX7 EH に換えるだけでも御質問者さんの狙う「>聴いていてつかれないやわらかい音」になるだろうと思いますよ。 出力管は高額だし Pair で換えなければならないのでやっかいですが、12AX7 は 1 本だけで済みますので楽チンです。 ちなみに先日、ELEKIT の TU-H80 が届いたのですが、Web Page に「真空管らしい、柔らかく疲れない音」みたいなことが書かれているのを見て「もしや?」と思っていたのですが、やはり付属管は Electro Harmonix 12AX7 EH でした(笑)。 真空管だから「柔らかく、疲れない音」という図式は成り立ちません・・・真空管にもいろいろな音があります。 12AX7 の場合、特に Electro Harmonix 12AX7 EH は「柔らかく、疲れない音」を演出するのに向いた管で、同じ 12AX7 互換管でも Vintage Sound ECC803S JJ Gold とか Mullard 12AX7 などはまた別物の音がしますよ(^_^)/。 出力管や Transformer の音、CR (抵抗や Condenser) の音にまで足を踏み込むと、もはや Wine よりも奥が深い泥沼、いや、底なし沼の世界ですが(笑)・・・なので、私は早々にヘタレてしまって、安価で音を変え易い 12AX7 と CR のみに絞っていますが(笑)・・・。 IC Amplifier の Ope'Amp' IC Chip を挿し換えることで音色を変える楽しみにハマッている Mania の方々もいらっしゃいますし、自分の感性を信じて好みの音を追求するのが一番ですよ(^_^)/。
お礼
ありがとうございます。 >対費用効果とは C/P (Cost / Performance) のことですか? 私は、P/Cの意味で書いたつもりで、お金を投資してそれ以上の価値があるかどうかです。 ですが、ご回答で、とても価値があることがわかりました。 上杉製作所以外の製品も見ていますが、上杉より故障が多いようです。 長年使える設計の上杉製の製品、メイドインジャパンブランド、ひかれます。
pooh-haya様こんにちは。 当方、下手の横好きスピーカー工作マニアでありますが、実はチト先の話しで大変申し訳ないのですけれど、来週かその翌週の週末、ウエスギの球アンプをお使いの方へ、当方過去の自作品をお譲りする段取になっております。 こちら、当方自身は球アンプに全くのシロウトでありますが(苦笑)、ただ音の傾向をよく把握している自作スピーカー、これがどの様な変化になるか実に興味深く、そして楽しみにしております。 またその際においては自身の石アンプ駆動との差、それなりに把握可能と思われますので、またこちらほとんど参考になりませんけれど、後日お話しを送らせて頂きたく存じます(本当にお詳しい方のお話し、以後ご回答を頂けるものと思いますが、まあ当方の様なその方面シロウトの話しも、一つ面白いのではないかと。苦笑)。 またpooh-haya様、本枠では色々な回答者がおりますけれど、あまり気にしないことが一番でございます。 好きな趣味の楽しい話をしているのに、「アンタはここの道義的管理者かい!」的なツッコミを入れるのが好きな人も確かにおりますが(苦笑)、しかしそういう時はpooh-haya様、お馬鹿お間抜けを公言する当方の本枠各質問(特に最近より、ちょっと前の時期の質問等)を一つ軽くお目通し下さりませ。 いずれもが例外なく、本題から外れた無茶苦茶な脱線話の連続でありますけれど(苦笑)、こちら最低限本題を絡めた質問の形態を崩さなければ、一応横からのイチャモンは入れ難くなるものと思いますです(笑)。 とにかく色々ありますけれど、まずはあまり自身を抑えることなく、素直にストレートに質問の展開を図れると、本サイト大変楽しくありますですよね(当方は正直最近、以前ほど楽しくありませんが。苦笑)。 ではでは誠に申し訳ないのですが、後日、また参上仕ります(ちなみに残念ながら当方、小型のデジカメをよく紛失してしまう悪癖の持ち主でありまして、さすがに新しいカメラを買う許可が、嫁から下りません。よって文章のみのご報告となるかもしれませんが、何卒お許しのほどを。苦笑)。
お礼
また連絡お願いします。
お礼
ありがとうございます。 トランス類を変えた後の音質はよくなったのでしょうね。 シンプルイズベスト。 シンプルがゆえに長持ちし、長年使える、そして音もいい。 価値のある製品のようですね。 安心しました。 購入するにも試聴ができずに困っていて、店頭においてないし、レンタルするにも在庫が。 自分のスピーカで聞かないと最終はきめられない。