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東京の人、30年後にどれくらい放射能の影響あるか?
東京の人、30年後にはどれくらいの人が放射線の影響によって病気を発症したりすると思いますか?
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東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授の調査で、南相馬市などの高濃度汚染地域では、尿中のセシウム濃度が チェルノブイリ原発事故で被曝による膀胱炎や膀胱がんが1.5~2倍に増加したウクライナの数値に達する人が、多数出ていると報告しています。 また、アメリカの国立科学アカデミーのI報告書によれば、1mSvの放射線(被曝)は固形癌(白血病以外の癌)については約1万人に1人、白血病では約10万人に1人、癌による死亡では17500人に1人のリスク上昇をもたらすものとみられる。 としています。現実にウクライナのベラルーシでは、白血病の発症率が通常の100倍になっていた(事故後5~10年後の統計)と報告されています。 さらに、ウクライナのベラルーシ市民で、乳幼児~17歳だった子供が、10~27歳になった時、通常の4倍の人が甲状腺癌を発症しています。また、被爆20年後からは、肺ガン・乳ガン・大腸ガン・胃ガンの発症率が、被爆していない場合の5倍になっています。問題は、それだけにとどまらず、ウクライナ国民だけでなく、日本人の奇形児発生率が2倍になり、その原因が遺伝子の異常だったことも事実です。放射能被爆は、病原菌やウイルスのように一過性のものではない事が、非常に恐ろしいところです。外部被爆でも内部被爆でも、放射性物質は、たまった組織の遺伝子を傷つけ、その損傷は一生なおらないのです。だから、被爆した女性が子供を産むと、知能の低い子供が産まれたり、奇形児が産まれたりするのです。(被爆した組織が卵巣であれば、その女性のつくる卵子の遺伝子は、一生、異常な状態のままになります。) また、皆さんは半減期というと、半減すれば害が無くなると勘違いされているようです。セシウムが核分裂すると、キセノンなどの放射性物質に変化するだけで、γ線を出す事には変わりありません。 さらに、セシウムは筋肉や膀胱などに影響を与えますが、核種が変わると、影響のでる臓器も変わるので、どのようなガンにでも、かかる可能性があります。 日本政府は、ウクライナでの事実や、中国やアメリカでの核実験場付近で起こっている現象を、明らかに隠蔽しています。また、チェルノブイリ原発事故の影響が、半径30kmの周辺地域などという事はありませんでした。300km以上離れたノルウェ-でも、高濃度汚染地域(ホットスポット)が出現しているのです。 だから、青森・秋田・岩手などの東北地方や、関東地方でも、国民一人一人が放射線測定をして、高濃度汚染地域が見つかれば、その近辺1km以内には近づかないことが必要です。 また、東京の河川や東京湾は、今や1500ベクレル以上のセシウムに汚染されていますので、食物や飲料水にも十分注意する必要があります(NHKドキュメントで報道されていました)。 私は一人でも多くの人が、低レベル放射能でも、長期間被爆することで起こるこれらの障害にかからない事を願うばかりです。