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アニメ作品の聖地巡礼の成功例とは?
- 先週、NHKのクローズアップ現代という番組でアニメ作品の聖地巡礼について取り上げられていました。
- 経済効果のあった成功例として「たまゆら」「らきすた」「花咲くいろは」が紹介されていました。
- 作品の放送が切っ掛けでファンが訪れ、地元側も積極的に対応し、経済効果をもたらしている作品・場所があります。ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。
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質問の中の条件の中でネックとなるのは、 「地元側もそのことを好意的・積極的に対応」 という点になると思います。 ある地域を舞台とした作品で、その地を訪れる客が出てくる、というのはしばしばあります。 ただ、それを積極的にその地元がバックアップしているのか、というと、例えば、都内の繁華街などはそういうことはしていません。池袋、新宿、渋谷、はたまた世田谷や練馬などの住宅街などはしばしば、アニメ作品の舞台になりますが(ついでに言えば、世田谷、練馬などはアニメスタジオが多いので舞台になりやすい)、こういったところを地元がアピールをとして、というのはあまりありません。 地元が積極的にバックアップして、という意味では、質問文の中にある『あの花の名前を僕達はまだ知らない。』などは、成功例としてよいと思います。 地元側の協力とすれば、地元の鉄道会社である西武鉄道がイベントに協力を行ったり、記念乗車券を発売したりしていますし、地元の「龍勢祭」であの花の龍勢が登場するなど、コラボレーション企画が行われています。 『true tears』 これは、『花咲くいろは』と同じP.A.WORKS社の作品で、やはり富山を舞台とした作品です。 当初、地元・富山では放映されていなかったのですが、地元メディアなどが取り上げていることを紹介し、さらに、それを受けて県会議員などが地元でも放映するように働きかけることにより、地元をあげての盛り上げ、という形に発展しました。 実際、それによって客足も伸びた、ということや、2008年放映にもかかわらず、キャラクターのパネル展示などが地元の祭で行われているとのことです。 どちらかというと、『花咲くいろは』は、その第2作的な意味合いも強いと思います。 現在放映中ですし、どの程度の経済効果があるのかは今のところ不明ですが、地元のバックアップという意味では、千葉県鴨川市を舞台とした『輪廻のラグランジェ』があたると思います。 地元の広報誌で大々的に作品紹介をしてみたり、市の観光案内ページに特設サイトを設けるなど、地元はかなり力を入れているようです。
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- potatorooms
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追加です。 盛り上がらなかった例。 http://www.namari-onsen.co.jp/topics/index.php?id=88 めぞん一刻の一刻館もモデルがあるんですが、知られていない気が。
お礼
「ラブひな」は漫画では有名だと思ったのですが、盛り上がらなかったのですね。掲載誌や読者層といった影響もあるのでしょうか? リンク先は拝見して、個人的に思ったのですが供給側が積極的にアピールしすぎると返って退いてしまうというものあるように感じました。その辺のさじ加減も難しそうですね。 ご回答ありがとうございました。
- hirotodo_001
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#2です。 >上の2作品は質問で書かせていただいた、 >「その作品が放送されたことが切っ掛けで作品のファンが訪れるようになった」 >とは微妙に異なるように思うのですが如何でしょう? 少し(だいぶ?)違いますね。失礼しました。 「妖怪ロード」について(主にウィキより) >境港市は1989年(平成元年)に各界の著名人の提言を受け、「緑と文化のまちづくり」の一環として商店街に境港市出身の漫画家・水木しげるの代表作である『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』に登場する妖怪をモチーフにした銅像(ブロンズ製オブジェ)を設置する「水木しげるロード」の整備を決める。 >(中略)2005年(平成17年)に公開された映画『妖怪大戦争』のヒットなどによる妖怪ブームによって、来場客はさらに増加した。2007年(平成19年)には『ゲゲゲの鬼太郎』のテレビアニメシリーズ・第5期が新たに開始され、また、同作品の実写版映画『ゲゲゲの鬼太郎』(その1作目)が公開された影響もあり、 >(中略)2010年(平成22年)には、NHKの連続テレビ小説において「ゲゲゲの女房」 キッカケでは有りませんが、「アニメ(実写含む)放送でファンが訪れるようになった」と云えるのでは無いか?と。 「ムーミン列車」について 正直「云った者勝ち」レベルです。日本のムーミン谷って。。。 ロイヤルティなどチャントしていれば まぁ「アリ」って。
お礼
ご説明ありがとうございました。 確かに「妖怪ロード」についてはアニメの影響もあったといえるのかもしれませんね。ただ、それ以上にNHKの連続テレビ小説の影響の方が大きいのではないかととも思えます。
比較的旧めだと、 R.O.D. 神保町 美少女戦士セーラームーン 麻布十番 とか。 ちょっと前は かんなぎ 仙台 デュラララ!! 池袋 それでも町は廻っている 丸子 昨年は 神様のメモ帳 渋谷 輪るピングドラム 荻窪 セイクリッドセブン 江ノ島 今は 輪廻のラグランジェ 鴨川 など・・・ 探せば出てくるっしょ。
お礼
たしかに「聖地」は数多く存在すると思いますが、質問させていただいた趣旨に沿ったものとなるとどうでしょう? ご回答ありがとうございました。
成功例かどうかは分かりませんが、私の行きたい聖地は兵庫県尼崎です。 兵庫県尼崎は、NHK教育テレビでおなじみのアニメ「忍たま乱太郎」、原作「落第忍者乱太郎」ファンの聖地です。 漫画本は50巻突入、アニメは今年で20周年、映画化、実写化、ミュージカルと、近年は特にアツイです。 小さいお友達から大きいお友達までファン層は広く、大人気となっています。 なぜ兵庫県尼崎が聖地になっているかというと、原作者 尼子騒兵衛さんの出身地であり、物語の舞台であり、キャラクターの名字の多くが、尼崎周辺の地名から付けられているからです。 とあるキャラクターの名字になっている神社では、多くのファンが訪れ、絵馬に自分の好きなキャラクターのイラストを描き、自分の願いはもちろん、そのキャラクターのアニメでの出番・活躍を祈願しているそうです。 私も、好きなキャラクターの出番・活躍を祈願しに行きたいです(笑)
お礼
やはりお気に入りの作品に聖地があると訪問してみたくなりますよね。 私も行ってみたい作品の聖地はあるのですが、なかなか実現できません。 ご回答ありがとうございました。
- potatorooms
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世界的に大成功したのは、 フランダースの犬 でしょう。 地元でも知られていなかった物語で、次々と日本人が訪れ、そして、地元に「聖地」がないことに落胆し、帰っていく。それを不思議に思った地元の役所ではたらく青年が、観光客に話を聞き、図書館で昔の話を発掘し、物語の場所を探し、小さいながらも記念碑を建て、観光地として成功しました。 フランダースの犬は、邦訳が名作であり、アニメがそれ以上の名作ですが、原作は作者の悪意だけが満ちた駄作なんです。その青年も、観光客から「アニメのストーリー」を聞くまで、何でこの原作でわざわざ観光客が来るのかが分からない状況でした。 あと、古くてよければ、「天地無用!」と「耳をすませば」、「平成狸合戦」「トトロ」。 天地無用は、岡山県総社市。耳をすませばは、聖蹟桜ヶ丘から多摩センターにかけて。後の2作は多摩丘陵ですね。トトロは、トトロの森があるほどです。
お礼
「フランダースの犬」のお話はきいたことがあります、ベルギーでしたっけ? たしかにこの作品大成功といって良いですね。 あとジブリ系の作品はやはり影響が大きそうですね、トトロの聖地って考えたことがありませんでしたが、ちゃんと存在するのに驚きました。 ご回答ありがとうございました。
- hirotodo_001
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鳥取の「妖怪ロード」(水木しげる/ゲゲゲの女房) 千葉の「ムーミン」(いずみ鉄道/キハ52) 「時計坂駅」(東久留米駅 北口/めぞん一刻) くらいでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございました。 上の2作品は質問で書かせていただいた、 「その作品が放送されたことが切っ掛けで作品のファンが訪れるようになった」 とは微妙に異なるように思うのですが如何でしょう?
- skip-man
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経済効果は不明だが,確実に訪問者が増えたといえるのは。 ・アルプスの少女ハイジ スイス ・こちら葛飾区亀有公園前派出所 亀有駅周辺 ・千と千尋の神隠し なんとか温泉 マンガでなければ,NHKの大河ドラマ全部 歌謡曲も多くある。一時話題になったのが,森高千里の渡良瀬川など。このころから聖地巡礼の言葉がマスコミで言われ始めた。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ハイジのスイスはともかくとして こち亀は漫画の印象が強いのですがアニメ化でも集客効果があったのですね。 いわゆる深夜系アニメしか着目していなかったので目から鱗です。 千と千尋は、あの温泉旅館であれば訪れる人も多そうですね。 なお、アニメ作品に限った内容でご回答いただけますと助かります。
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり地元側が積極的に対応し、かつ、ある程度の経済効果も得られる作品をつくるというのは難しいのかもしれませんね。 「true tears」については件の番組でも少し紹介されていました。地元密着型の制作会社ならではの効果ともいえるのかもしれません。 「輪廻のラグランジェ」についても紹介されたおりましたが、どちらかというと地元の積極的な関与が少々空回りしているといった紹介のしかたであったと感じました。 実は、このことが質問をしてみようと思った切っ掛けだったりします。