「丸く縫い糸」というのがよくわからないのですが、よーっくみてください。
満遍なく、布地にありませんか?
端っこのほうということではなく。
だとすると、ソレはとっちゃダメです。
絞りはいわば、シワをある程度伸ばさないと、まさにくしゃくしゃの反物ですから、伸ばすのです。
ただし、ソレを着物として仕上げるためには布幅として、安定させるために裏打ちということをします。
いわば、絞りの反物は表が一枚だけでなく、もれなく、裏に、とても薄い、紗のような、布地を洋服生地でいうなら
「芯」として張ってある。
この、「貼る、張る」という作業を、糸で、満遍なく、留めるということで
しておきます。
(昔の体育のときの5cmぐらいのマットを思い出してください。)
もし、とっちゃたとすると、その部分、表が、緩んでたるんでくる可能性があります。
アナタの指先の感覚が鋭いなら、表地の裏に、もう一枚、羽織の裏ではない、何か、薄い布を感じるはずです。
ソレをちょこちょこと全体をマットのように止めている糸です。
きっちゃだめ。 コレが動かないのがほんと。
動くとすると、ソレを留めている糸をとっちゃったことになります。
目立たない色目の、細い糸でしょう?
それとも、しろっぽい、もそもそしたような糸ですか?
【丸く縫い糸がついたままのところがあります。(ぐし縫い?)】
よくわからずに、ぐし縫いという、言葉を入れると、まさに、ぐしぐしと、程度はイロイロですが
まさに雑巾を縫うときも、着物を普通に運針するときも普通に縫うのをぐし縫いと、普通に縫った縫い目を想像しますが、
(丸く縫い糸が・・)・の丸くがちょっと、引っかかりましたので、
ちょんと糸が見えているというだけなら、とっちゃいけない糸です。
それに、染めたときの絞りの糸だと、そのままでは仕立てられないので、粗悪品以前の問題です。
お礼
万遍なく、でもないのです・・・。 しつけとして残すものというには、普通に縫った縫い目なのです。 (-)←このカッコ内のほどの縫い目で、直径1cmくらいでしょうか。 玉結びも表に出ていて。 糸は、袖などの縁にしつけてあるような糸でなく、木綿の糸です。 しろも かもしれません。そもそも生地の色がしろものような色なので目立ちませんが。 もしかすると、和裁士さんが縫ったものではなく、手作りなのかも・・・。と思っています。 とりあえず、糸を抜くのは止めにして、心得のある方に見てもらおうと思います。 ありがとうございました。