No.13さんが「科学で解明されていないし立証もできない。」と書かれていますが、「科学的」「立証」という部分について科学捜査的な考えを応用すれば、「霊はいない」という主張を突き崩すのは極めて容易なんですよ。
例えば、「被害者女性A嬢の殺害現場に被疑者B氏は居なかった。その証拠にB氏は1時間前に、X地点にいるのをC氏が目撃している。また、D氏は、犯行時間の1時間後、Y地点にいるのを目撃した。1時間前にX地点にいて、現場に移動して殺人を犯し、1時間後にY地点にいることは、現在ある交通手段では不可能である。ゆえに、B氏が犯行時刻に殺害現場に居ることは無かった。結論としてB氏はA嬢を殺害していない。」
このような現場不在証明に使える証言を10も100も積み重ねれば、B氏は無罪の推定をされるでしょう。しかし、B氏が殺人を犯す現場を、たまたまスマホでビデオ撮影していたZ氏が登場してしまえば、一機に崩れ去ります。
つまり、科学では「AがBであった。ゆえにXはYである」的な肯定的証明は、さまざまな実験環境で無数の実験結果を必要とします。でも、「×はいない」という否定的な主張の証明は、たった1つの確実な「存在証明」の事実さえあれば、覆されてしまう、とても脆い主張なんです。
そして、霊存在を証明する確実な実験は、19世紀(1848年)にヨーロッパ、アメリカ、日本などで始まったスピリチュアリズムで何度も行われたのです。この時期は、科学が大きく発展した時期でもあり、著名な科学者が心霊現象を研究したのです。真空管の一種のクルックス菅を作ったサー・ウイリアム・クルックスは、霊エネルギを人間の中から抽出し、物質化させたエクトプラズムに霊を宿し、それにしゃべらせたり、その髪の毛をハサミで切ったりする実験を行ってます。
もちろん、それは霊界側の協力があって、初めて実現する実験であり、現時点で再現実験することは難しいでしょう。
(1848年は、マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」が出された年です。霊界は、その唯物論主義へのカウンターとしてスピリチュアリズム運動を開始しました。)
ただ、アニメの「攻殻機動隊」であったように、ビデオ等のデジタル情報は捏造可能です。上記の例で、スマホビデオを上げましたが、「そんなものに証拠能力は無い」と退けることも可能でしょう。撮影者の証言があっても、「たった一人の証言でしかない。それは雇われて嘘を言っているのだ。」ということも可能でしょうね。
ちなみに、霊存在よりも複雑な状況なのがUFOと宇宙人の存在です。こっちは、UFOと同等の技術を持ったアメリカ政府が、偽UFOを作り、ハリウッドの技術を応用して変装した偽宇宙人(軍人)が搭乗して、いろいろな事件(誘拐、牛殺し等)を起こしました。もちろん、本物のUFOや宇宙人との接触もあるし、UFO存在を主張するグループにも、スパイがもぐりこんでかく乱しているので、状況はますます判りにくくなっています。
科学的視点を重視する方の参考になれば幸いです。
お礼
その説が現実に近いですね。寝不足とかも原因ですかね。 幻覚か錯覚なんでしょうね。