Monitor Speaker の大きさ、部屋の大きさ、Speaker から聴収位置までの距離にも拠りますが、一般的には変わりません。
音が変わり易いのは Low (Woofer) と床との距離の方で、床から離すほど重低音域の籠もりが取れて軽い音色になってきます。
High (Tweeter) は内側にした時と外側にした時との耳まで (鼻まで?) の角度を計算してみてください。
例えば 2m 先の点から左右に各々 1m 離したところにある Speaker System で Tweeter 位置が中央から 0.8m の位置にある時と 1.3m の位置にある時とでは角度にして中心軸から各々約 22 度と 33 度で約 10 度の違いが生まれますが、Tweeter を外側にしていても Speaker を内側に 10 度向けただけで Tweeter を内側にした時と同じ角度になりますので、指向性の鋭い Tweeter を使用した Speaker System でも Speaker の設置角度をちょっと変えるだけで簡単に補正できます。・・・変えたつもりがなくとも 5 度ぐらいはずれてしまうものですし、身体をちょっと身じろぎさせたり首を傾げただけでも 10 度ぐらい直ぐにずれてしまいます(笑)。
大きな Speaker System を小さな部屋で使用する場合は左右の壁や天井に反射する音が変わってくるものですが、これにしても耳で聴いて最も良い音になるように家具の配置を変えたり Curtain などで調整すれば良いことですので Tweeter 位置を外側にするか内側にするかでどちらが正しいなどというものはありません。
ただし、一般的な Monitor Speaker の使い方では聴収位置を Tweeter の Service Area (指向特性で推奨される範囲) 内にするものですので、Monitor Speaker 設置位置の高さを調整する時は Tweeter の Service Area から聴収位置が外れないように注意する必要があります・・・左右方向は Speaker の角度を簡単に調整できますので問題ありませんが、Speaker を前後に傾けるように設置角度を調整するのは難しいでしょうから Woofer の床面反射音量調整も考慮しながら Speaker の高さを決定する方が難しいものです。
部屋の何処に居ようととも首をどちらに向けようとも常に一定の Stereo Balance を得られるのは Headphone だけですが、Headphone にしても耳の形状が違えば耳骨に伝わる音の特性も変わりますし、それを脳が処理する感覚も十人十色なのですから、信頼できるのは自分の感性 (聴力) のみです(笑)。
何にせよ部屋の状況が千差万別である以上は耳で聴いて最も良い音がする設置法が最も良い設置法であり、様々な設置法を試すことなく思っただけで Speaker の位置を決定してしまっては良い音が出る筈の Speaker System も実力を発揮できませんので、是非とも様々な手法を実践してみてください(^_^)/。
お礼
回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。