No.2です。少し補足します。
もし仮に筋力低下が原因で脚を組むのであれば、問診時に 「脚を組まずにはいられない」 という訴えを非常に多数聞くと思いますが、これはほぼ皆無です。70以降になれば誰だって、多少の筋力低下はありますので 「脚を組むことが筋力低下と関係がある」 と思うきっかけになるかもしれませんが、私はそれが一番の大きな要因であるとは思えません。
また脚を組むことと骨格の歪みですが、人間は生活の中で色々な行動します。例えば歩く、走る、階段、仕事、家事、趣味などです。それらの行動が椎間板の劣化や軟骨の減りに(一部)関係しており、関節の結合部である軟骨が変性するので骨格の歪みが生じてきます。脚を組む行為というのはそれら人間の生活行動の一部なので、仮に脚を組む行為をする人で骨格の歪みが発見されても、歪みの原因が “脚を組む行為” だと断定できないはずです。
例えば、100人ぐらいあつめ全ての人でレントゲン検査をする。20人は毎日10分脚を組んでもらうグループ、20人は20分、20人は30分、20人は40分、そして最後の20人は一切脚を組んではいけないというグループです。これらを一定期間行い、明らかな優位さが認められれば 「脚を組む行為が骨格の歪みに影響がある可能性がある」 ということができると思います。しかしこれも可能性の段階です。そもそも脚を組むとは股関節の屈曲+内転の動きです。関節の可動域に意識的に制限を課すこと(例えば全く正座をしないなど)は関節にとっては良くないことだと個人的には思っています。
長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ
お礼
やはりそうですか。回答ありがとうございました(^^)