マイコプラズマとは細菌の一種なのですが、大きさ的にはウイルスより大きくて細菌より小さいと言うことで、ウイルスと細菌の中間などと言われます。
細菌と違い、細胞の周りに細胞壁という部分が無いため、細胞壁を壊す(作らせない)タイプの抗生物質は効果がありません。
細菌に対する抗生物質を使っていて、一向に良くならないなぁっと思ってたらマイコプラズマだったという感じです。
このマイコプラズマが気管支に感染して炎症を起こしたのがマイコプラズマ気管支炎、肺に感染して炎症を起こしたのがマイコプラズマ肺炎です。
それほど感染力は強くないため、大人より子供が良くなります。
また、感染していても不顕性感染と言って症状が出なかったり、軽症ですんだりする場合もあります。
普通の血液検査というのが曖昧ですが、健康診断の様な血液検査では判明できません。
マイコプラズマを疑った血液検査で、抗体の検査やPCRなどを用いた遺伝子検査を行わないと診断できませんね。