私は小耳で生まれました。同じく右耳です。
私の母も移植できないかと申し出ていたようです。親御さんの考えることは同じなんですね。
ですが、そういった移植はうまく定着しないからこそ自家移植、つまり自分の体の一部を切り張りして移植するやり方を勧められました。
私の場合はかれこれ20年以上前の話であり年齢は11歳から12歳にかけて3回に分けた手術でした。この点は現在の技術でもそんなに変わらないようです。
傷については、うまく定着しないリスクに比べれば気にするほどのことではないと思いますよ。
性別や性格にもよるのですが。
傷は、軟骨(一番下の肋骨)や、耳たぶの裏に移植するための皮膚(太ももの付け根)を取るためのものくらいであり、日常生活で人目に触れることもそうそうありません。
それよりも聴力への影響を考えたほうがよいです。
個人差が大きく、聴力に影響がないケースもあれば内耳までやられて失聴してるケースもあります。
私は小耳側を完全に失聴しておりそちらが死角になるため、失聴側から話しかけられると聞き取りづらいです。
音の方向がわからないってのも色々と不都合があります。
一方が健聴だからと言って不自由がないわけでないんです。
ところが、プロであるはずの耳鼻科の医師ですらこの問題を軽視してる例が少なくなく、両耳を失聴した人を引き合いに出して甘えるなと責めるドクハラの事例も報告されています。
不備を目視などで補ったり自分から向きを変えるなりして対処できるのですが、やっぱり健聴側から話しかけてもらえると助かります。
しかし、長い人生で会う人全てにこんな配慮を求めていられない。
そこでどうするか?
この点もじっくり考えたほうがよいと思います。
(私の親はそこらへん無頓着でしたw)
お礼
御返事ありがとうございます。 親がどっしり構えていないと不安がお子さんに伝染してしまいますという御言葉は 本当にその通りだと痛感しております。 何かと不安はありますが、先ずは自分がしっかり強い心を持てるよう 頑張ろうと思います。 本当にありがとうございました。