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父親の目の病気(お薦めの眼科と病気の事について相談)
70を超える父親なんですが、最近眼の調子が良くないという事で悩んでいます。症状なんですが、普段は見えにくいと言いつつも生活に困るほどでもないらしいのですが、気になるので、試しに、片目ずつつぶって、どれくらい見えるか、試したところ、片目は両目で見てる時とほとんど変わり無く、細かい文字を読んだりできるらしいのですが、もう片方の目は、そこに何かがあるという程度の認識しかできないらしいのです。 先日眼科に行ったらしいのですが、白内障や緑内障では無い。と言われ、眼球の裏の脳に伝達する神経?か何かに穴が開いていて、それが原因と言われたらしいのですが、詳しい説明も無く、大学病院を紹介するので手術してください。とだけ言われたらしいのです。(しかも、直るか直らないか?ハッキリわからないと言われたそうです) 医者の説明もあやふやで、本人としても戸惑っているし、家族としても、そんな説明だけで手術?と思っています。このような病気に心当たり、後、大阪の寝屋川周辺で、評判の良い眼科をご存知の方がおられましたら、情報をお待ちしています。
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こんにちは。 十分な説明を受けなければ不安ばかりが募ります。 お気持ち察します。 私は都内某医学部二年次に在籍するものです。専門的な知識はまだ持ち合わせておりませんが、私の調べた範囲で少しでも役に立てられたら、と思い投稿いたします。 そこで、私はお父様の目の症状を考察してみたいと思います。 説明を始める前に眼球の構造を示した本などをお持ちでしたらそれも一緒にご覧ください。専門的な言葉がいっぱい出てきますがあまり気になさらないようにお願いします。 まず、お父様の眼球ですが、おそらく異常はないと思われます。緑内障などは眼球そのものに異常が生じて起こるものですので、これらの病気の可能性は疑われないということは、眼球そのものにはさりとて問題はないと考えられます。 さて、眼から入ってきた視覚情報は大脳皮質視覚野にて認知されます。この視覚情報を眼球から脳に伝える直接の神経は視神経と呼ばれるものですが、なかなかこの神経からの情報は複雑な機構で脳に伝えられるため、お父様の眼の見え方ともよく相談して病状を見る必要性があります。 説明するとき図がないとわかりにくいと思いますので、以下のURLの図(一番下のリンゴを両目で見て・・・の説明です。)を参考に一緒に考えていきましょう。 要約すると、眼の網膜から発した視覚繊維(視覚情報を伝える神経線維の束)は視神経となり、後方に進んで視交叉というところを経由して視策となります。 視策は大脳脚と呼ばれるところの外側を通り、視床の外側膝状体というところに投射するものとそれ以外のものとに分かれます。 視交叉というところにおきましては、網膜の鼻側から来る神経線維は交叉しますが、(図を見てください。)耳側半側から来る神経線維は非交差です。従いまして、両方の網膜の右半分から右側の視策に行き、網膜の右側は視野の左側半側に相当するものと考えられます。よって、右側の視策以降では、視野の左側半分からの視覚情報が送られていることがわかります。一方、左側の視策は視野の右側半側の情報を受け持つことがわかります。従いまして、左側の外側膝状体、左半球視覚野では視野の右半分の情報が両眼から入力され、投射されていることがわかります。 で、本題なのですが、視覚経路のいろいろな部位が損傷されると、種種の視野欠損が生じることは予測できます。一側の視神経の障害は一眼の全盲が生じます。交叉部付近の腫瘍などのために視交叉が圧迫されますと、両耳側半盲といって、両目の耳側の視野が欠損するという病態を引き起こします。視交叉以降の一部の損傷は同名半盲という、両方の眼球での同じ視野の欠損が見られます。(左目の右側の視野と右目の右側の視野が見えない・・・など。) 今回のお父様の目の症状は、以上の説明を踏まえて考えますと、片目はよく見えるのに、もう片方の目は全盲とは言わないけれどあまりよく見えないということはおそらく片方の目の視神経の繊維に少し異常が見られるか、、、と思われます。 今回の説明を踏まえてもう一度お医者様とご相談される機会を持つべきだと思います。
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- sonorin
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実際にどういった病気が考えられるかといったことは文面からはなかなか判断は難しいです。 (神経に穴が開く?網膜に穴が開いているのなら分かりますが…) 医師の説明もなかなか分かりにくそうですね。 視神経、もしくは網膜に問題がある可能性があります。歳を取ると、眼内の大部分を満たしている硝子体というゲル状の物質を取り巻く膜が網膜から剥がれてきて、それが網膜を引っ張ってしまい、穴が開いて、網膜剥離を起こすことがあります。その場合は飛蚊症の症状、あるいは視野異常を自覚します。 また、何らかの原因で、視神経が萎縮したりしていると、視力低下の他、中心付近に暗点ができるため、見ようとする部分が見えない症状を自覚します。 この他、年齢が高くなると、加齢黄斑変性といった疾患も考えられます。また眼底出血などでは、出血部分が影になり、見えないという状態になります。 お父様は、高血圧や糖尿病などの疾患には掛かっていらっしゃいませんか?これらの疾患があると、眼底の方に病変が潜んでいることがあり、ある時急に出血を起こしたり、緑内障などの病態を起こすことがあります。 できれば硝子体手術などを行っているような病院に受診される方が良いかとは思います。お大事に。
お礼
ありがとうございます。普段あまり聞きなれない専門的な事ばかりで戸惑っているのですが、おかげで少し勉強になりました。お手間をとっていただき感謝します。
お礼
ありがとうございます。 大変参考になりました。 お手間をとっていただいて、本当にありがとうございます。