- ベストアンサー
もし大富豪が……
昨日小説を読んでいて、フト疑問に思いました。 場所はどこでもいいのですが、自家用ジェットを持っているような大富豪が外国に別荘用の島をまるまる一つ所有しているとします。関係者以外の住人はいないことにしましょう。島には離着陸設備もあるものとします。(この離着陸設備を私有することにも厳しい制限があったりします?航空スケジュールなども面倒でしょうか?) しかし出入国の手続きは当然必要ですよね。 その時の出入国は島所有国内の最寄りのイミグレのある飛行場へまず飛び、手続きをしてしかるのちに島へ飛ぶ、というようなものになるのでしょうか。 また、より簡便な自家用ヘリが使える状況であったとしたらどうでしょう。 ……なぜこんな疑問を持ったかというと、 「外国の島の別荘って設定はよく聞くけど、入出国について描かれたシーンってみたことない気がするなあ」と思ったことと、「いちいちイミグレまで行って手続きをして、だったら面倒だし、外国の島を別荘にする利点てそんなにないんじゃないかなあ」「密出入国って簡単に出来るのか否か」 というようなことを考えたからです。 こんな質問ですので、お暇なおりにご回答下さい。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
島で想定しなくても、広い大国を訪問する際に、各国指定の国際空港ではなく、ローカル空港に自家用ジェットを着陸していた実在の人がいます。 アメリカのオクシデンタル・ペトロリアム社を率いていた会長、アーマンド・ハマーという大富豪は、自家用ジェット「オクシー・ワン(という名前だったと記憶しています)」を持っており、各国首脳と会談する際に、自家用機でいつも飛び回っていました。 10数年前に彼の伝記を読みましたが、彼はロシア系移民のためロシア語も話せ、まだ冷戦時代のソ連や中国を飛び回り、アメリカ政府要人と共産国との会談をセッティングするために、事前に行ったり来たりしていました。 当時すでに80歳近く、当時の共産国指定の国際空港に降りてから目的地(例えばモスクワや要人がいる地元など)へ向かうほど体力はないとはっきりと相手に伝え(実は体力が理由ではなく、1日に地球を1周以上する距離を飛び回るハード・スケジュールだったため)、普通は外国人が決して降りない地元の空港に、オクシー・ワンを着陸させて飛び回っていました。 これは、大富豪であったというだけではなく、当時の共産圏がアメリカや西側との少ない橋渡し役に、彼のような人物が必要であったため、許可が出ていたと思われます。着陸許可をちゃんと事前に取っていた様子が、要人との会話に残されています。 あと、全然レベルは違いますが、アントニオ猪木が南の島の大統領かだれかから島を1つもらいうけたのを覚えていますが、彼はプロレスのトレーニングにそこに行く際や、たぶんその国の国際空港を経由していったと思います。 これが大富豪なら、直接島に船でいけるかどうかは、誰かがやってみないとわからないかもしれません。 ようは法律などできるかというよりも、前例のないことを、その大富豪がやるか、にかかっているのではないでしょうか。 >国内中レーダーで監視しているっていうのも労力とシステム的に難しい気もするのですが…… これは空域を分けてコンピュータ制御で管制しているので、難しくはないはずです。 ヨーロッパでは、空域が変わると、管制担当国もどんどん移動していますが、追跡できています。 フライトスケジュールもなんらかのものは出しているはずです。
その他の回答 (1)
- HAL007
- ベストアンサー率29% (1751/5869)
ノンフィクションでもフィクションでもかまいませんが 小説は読者に夢を与える書き方が求められるものです。 通関手続きなど俗人的な事柄は、ストーリーの展開に必要なければ 割愛するものです。 実社会では、フライト許可が下りなければ飛行できません。 直接自分の島に着陸させるには入国審査官を事前に自分の 島に呼ばない限りできないでしょう。先進国ならまずあり 得ませんが、発展途上国で経済的な効果をもたらす様な 大富豪なら島に入国審査を行う派出所的なものを設ける 便宜を図るかも知れませんね! 小説で入国審査の場面を書くなら、後者の設定にすることで 流石に大富豪となるのでしょう。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 うーん、小説にそういう場面が必要だ、とかいうのが質問の眼目ではなく、世界の大富豪で外国の島を別荘にしている人も多分実際にいますよね?一応法律の部分で実際はどうなんだろうということをお伺いしたかったのです。(小説のことは単なるきっかけとお考え下さい) と、後に回答をくださる方のために一言添えさせていただいた上で、 じゃあ自家用ヘリの場合もフライトスケジュールなどが必要なんでしょうか。うーん、届出が何にもなし、というのもちょっと考えにくいですが…… 実際届け出なしで飛んでそれが見つかるようなシステムになっているんでしょうか。国によって違うでしょうが。国内中レーダーで監視しているっていうのも労力とシステム的に難しい気もするのですが…… ご回答ありがとうございました。
お礼
おお!面白い実例をありがとうございます!大変興味深く読みました。アントニオ猪木の場合はまさに該当しますね。 各国のトップを巻き込んだ場合ではなく、遊びとなるとほんとに力関係ですかねー……力関係でごりおし、という実例もあるのかなー。 レーダーの件ですが、ヘリレベルでもレーダーにひっかかっているのでしょうか? 飛行機に比べてかなり低空を飛べますよね。というのは観光用ヘリなんかを考えて「あの程度をいちいちレーダーで確認しているのかな?」と考えたものですから。 ご回答ありがとうございました。