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海外との大学間の国際交流について
日本の大学との学生国際交流協定校と、学術交流協定締結校、部局間交流締結校についてですが、この三つはどのような違いがありますが。
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まず、大学間の協定では通常、個々に相互の大学同士で結ばれるために、協定の内容はそれぞれ一定ではありません。 学生国際交流協定・・・これは、学生主体のものですが、内容的には次のようなものがあります。 (1)短期留学(夏休みの1ヶ月間など)の相互受け入れ。 (2)1セメスター(半期)もしくは1年間の交換留学。この場合は通常、相手大学の授業料が互いに免除になることがほとんどです。 (3)合同セミナーの開催。共通のテーマのもとに、両方の学生が参加してセミナーを開くものです。通常はどちらかの大学で行いますが、それに先立ってメールで情報や意見の交換を行ったりもします。あるいは、メールでの双方の学生の意識調査なども行われます。 学術交流協定・・・これは、主として研究者(教員)による交流です。研究員の相互交換の場合は相手校で授業を受け持つケースと、もっぱら研究員として研究だけに専念するケースとがあります。また、それぞれが発行している学術誌の交換や、さまざまな研究上の情報交換を行います。 部局間交流・・・これは通常の場合、大学内の特定の学部同士による交流です。内容は上の二つと基本的には同じです。
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- kgu-2
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言葉の定義があるのかもしれませんが、字面からは例をあげると、次のようでしょう。 学生交流協定 互いの学生を留学生として受け入れる 学術交流 協同研究や教員の交換 部局 事務部門の交流? 大学の交流は、人間同士のつながりです。ですから、何もないところからは、始まりません。本学のばあいですが。 まず、教員の交流で始まります。これは、海外留学などが発端になります。その人が窓口となって、留学先の教員が、サバティカル(日本には無い制度ですが、有給での研修期間のようなもの)で「日本にいきたい」となると、留学していた先生がお世話します。日本のもてなしは手厚いので、一度来られると、日本の大学の評判は高まります。 協同研究したり、客員教授として、学生の授業をしてもらったりします。 研究のつながりも強固になりますが、学生の国際研修の受け入れ先として、相手の大学の先生も受け入れ体制をつくってくれたりします。 もしも、相手の学校に、日本に留学したい、という学生がしいれば、交換留学に発展します。これは、入学試験が無いし、授業料は相殺しますので、余分の負担はありません。 国際交流は、人と人とのつながりだと想うので、部局間というのはしりません。 ただ、国際交流と謳っていても、業者が主体のものもあります。学生の海外留学にしても、夏期だけ「英語研修」として金儲けのために学生を受け入れている場合もあるようです。
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わかりました。 とても難しい内容でしたがありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 大変参考になりました。