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「絶対」という言葉の意味と使い方について考える
- 「絶対」という言葉は100%を意味し、確実なことを表現するために使われます。しかし、多くの場合、人々は気軽に「絶対」という言葉を使っています。
- 一方、「きっと」「多分」といった表現は、「絶対」とは異なり、不確実な予想などに使われます。また、「絶交」や「絶縁」といった言葉も、「絶対」と関連しており、仲間との関係を完全に断つことを意味します。
- しかし、実際には、「絶対」という言葉を使っても、それが実際に守られることは稀です。多くの人々が「絶対」という言葉を軽々しく使ってしまう理由は何なのでしょうか?
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私は「絶対」という表現はある意味で正しいと思ってもいます。 コトバンクデジタル百科事典など検索しても出てきますが、 確かに「絶対」という言葉は「他と比較して、同じものでは無い」「何がどうなっても変えない(わらない)意思、その様」などに用いますが、 掘り下げて調べていくと「他の制限や制約を受けない」という意味などもあったりします(厳密には少し違う意味合いですが)。 広く一般的な意味合いでの「絶対」は「二度と今の意思を変えない」というケースに用いられやすいですが、 言い換えれば、そのような意思を終生貫かなければいけないほどの事態に出くわした、ともなりますが、 しかし、そのような「絶対」がこのように使われるほどに「余程の事態」が頻繁には起きているということは、 個人個人にはそうそう無いと思われます(もしあるならば、「絶対」を発する数の分だけ運の悪い方ということになってしまいますね)。 何を申し上げたいかというと、そういう完全永続を表すような言語を簡単に用いるのは、 主に若年層や若年時代の癖が残っている方に見られますが、「大人」であればそういったことを察することができるのですから、 このように別の意味で捉えてあげる、といった柔軟な捉え方も、「大人」であり「大人」の自覚がある者であれば、 そうしてあげてもいいのではないかな?と私は思います。 そうして、何かのきっかけに様々な形で本人に気付かせてあげる、というのもアリと思いますし、こちらも腹を立てなくて済みます。 別の方のFAQ(このご質問とは少し違う内容ですが)にも書かせていただいたのですが、 「最近の若者は」という言葉もありますが、そのような事を言った事が無い、した事が無い、と言う人が、 実は「ゆとり」という言葉を用いて、「最近の若者は」を用いて先人が若者を叱った事と同じ事をしているという人も多いものの自覚は無く、 ただ、そもそも、人間とは自覚できている範囲以外、無自覚の部分も含めればどのように評価されているかわからないからこそ、 持ちつ持たれつ、柔軟に受け止められ、出きる限りの柔軟な対応ができるようになる必要もあるのではないか?と思う次第です。 無自覚の部分について、あえて少し補足させていただくと、 こちらのようなFAQコミュニティで、相手が女性だからと「貴女」という文字を用いてらっしゃる方がいます。 ですが、当たり障りが無く、失礼にならない事が求められるビジネスシーンでは「貴女」を用いるよりも「貴方」、 或いは「貴方」「貴殿」「あなた」を用いる事が一般的と思われます(ファッションやデザイン、若い女性をターゲットにしているものではその限りではないのですが)。 そういうスタンスの方が「貴女」と書く事に違和感は感じる事はないでしょうが、感じる人は感じる事と思います。 ですが、親身になる為にあえてそう表現している方もいらっしゃるかもしれない、或いは別の?といろいと考えると、 不思議と、「貴女」という表現もそれほど違和感は残ったとしても「おかしい」という物でもない、と考える事ができるかもしれません。 女性に対しては紳士的な男性を演じたいと思われている方には癇に障られる内容になりますし、 くどくどと長い内容になっていますが、要約すると「自然に治せる人は治せますから、大人の先輩として大目に見てあげるほうがご自分も気持ち的に楽ですよ」というのが私の意見です。 部分的に恐縮な点もございますが、参考に頂ければ幸いと思います。
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- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11790)
>なぜ人は100%を意味する言葉を気軽に使っているのでしょうか 単に強調したいだけだと思います。 絶対に行きたくない=すごく行きたくない・・という心情をよりリアルに分かって欲しいということです。 時が経てばそういう心情も薄れるので、また行くかも知れません。
お礼
覚悟のない言葉は罪だと自分の中では有ります まぁ自分の中なので他人を洗脳でもするような形で自分の価値を押し付けたりはしませんが ふむ、なるほど そういうもんなんですね 回答ありがとうございました
- gldfish
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「絶対」という言葉が、絶対に「100%を意味する言葉」だなんて誰が言ったのですか。 今「絶対」という言葉が「かなりの確立で」とか「少なくともしばらくは絶対に」という意味でも使われるのなら、それも間違いではないですし、実際「もう絶対行かない」という発言を耳にした時、多くの日本人は「100%という意味ではない」と理解すると思います。 永遠なんてものはこの世に存在しないと思いますが、なぜか「永遠」という言葉は存在し、人間によって日常的に使われています。これは多くの場合で「当然永遠ではないが、殆どそれに近い」という場合に使われているから、というのもあります。 「絶対」も、その心はそれに近いのかもしれません。実際のところ「絶対(100%)」なんてことは日常ではそうそう無いのです。自宅の二階にいたって車に轢かれる可能性が絶対無いとは言い切れません。科学の世界ですら、例外や変化だらけです。本当にその言葉の本来の意味で使おうとすると非常にケースが限られてしまうので、日常で使う為に拡大解釈された例かもしれません。 「おはようございます」が「早いですね」という意味だと意識して使っている人なんて今やいません。別に早くなくても朝であれば「おはようございます」と言います。 「貴様」「お前」は本来相手を敬う呼び方でしたが、今、目上にこんな呼び方をする人はいません。「素晴しい」のように用途が180度変わってしまうというのも、人類の言葉の歴史の中では全く珍しいことではありません。 「言葉の使い方がなってない」「言葉の乱れ」等と目くじらを立てている人はたまにいますが、大抵は「言葉」と言うものの本質を全く理解していない人ですね。言葉はどんどん変化していくものなのに、「誤り」「乱れ」等と言い切れる人はどの段階でそれが「正解」だと言えるのか、自分は逆におききしたいくらいです。
お礼
なるほど 言葉が出来た当時の意味が100%であっても時代の進歩につれ、100%から99%になったりする訳ですね なんというか 今の自分の気持ちが文面では表せないですね 99.9%の証拠が揃った事件で犯人を逮捕した場合それはどうなのか? という感じですね うーん 難しいですね 回答ありがとうございました
「絶対」が、一生100%起きないという意味以外にも意味があるからでしょ。 「絶対」には、その時点で他の何にも制約されていないとか、その時点で他に制限がないとか、どうしてもとか、何が何でもとかいう意味もあると小学館の辞書に書いてあります。 辞書の例題に、「絶対合格する」なんてのもあります。これは100%合格するの意味ではなくて、何が何でも合格したいって希望ですね。 「絶対合格」「絶対優勝」「絶対(病気を)治して復活する!」似たような言葉はよく聞きます。 質問文には、「本当の意味での絶対」とあります。これは一生、絶対に起こることはないとか、一生変わらない事という意味でお使いでしょ? しかし、辞書の例文にある「絶対合格」も、100%の確率での合格はありえませんが、それでも「絶対」が使える例文として書かれています。 100%でなくても、「本当の意味での絶対」で「嘘の意味での絶対」ではないでしょね。 もし嘘だとしたら、辞書が間違っている事になるんで、小学館に訂正を求めないとですね。 たしかに気軽に使う人もいるのでしょうけど、他人はどうあれ、何が何でもとか、どうしてもの意味があればその人にとっては「絶対」なので、辞書の例題のように本当の意味で使えるんでしょね。
お礼
小学舘(漢字合ってるかな?)は聞いた事がある程度の知識しかありませんが 結構正しい事が書かれているらしいですね ではそうなのかもしれませんね 同じ覚悟と決意を持っていても組み合わせによって意味が変わってくるんですね 盲点でした 回答ありがとうございました
- aomushi3cm
- ベストアンサー率12% (16/128)
絶対と言葉から、 1.絶対零度(物理などで使う) 2.死人は絶対生き返らない(不可逆的な事のダメ押し) 3.今日からは絶対にタバコはすわない(決意を示すような使い方) ここでの質問は3.のような場合のことだと思うのですが、この場合の絶対は自分に言い聞かせるように使われるもので、物理の話でもなく、不可逆的なことでもなく、ぐらぐらする気持ちを断ち切ろうとするために使われます。 絶対も、多分も、きっとも、気が変われば、ほとんど意味を成しません。 自分を戒めるのならまだしも、自分以外の人に「絶対と言ったのに」と責めても、鬱陶しがられて「そんなこと言ったっけ」と流されるのは、絶対に間違いありません。 絶対に!
お礼
決意ですか なんとなく気持ちのまま書いただけなので決意とかは考えてなかったですね そういうふうに見えたならそれはそれで構いませんが。 なるほど 自分の理解力では回答者様が言うのは 他人が言葉に覚悟を持っていない ように思えてしまいます そういうつもりではなかったなら申し訳ないです そういう考え方もあるのだな とどんな回答であれ、参考になるのでありがたいです 回答ありがとうございました
字句の意味を選択するなら、絶対は相対の反対で、比較する相手が無いこと、つまり比較対象との相関が絶えている事を意味します。絶交とは絶対に交際しないという意味ではなく、交際が絶えるという意味に過ぎないのではないでしょうか。絶交の後に復交がある可能性もありえます。複交という熟語があるかどうかは別にして・・・。絶縁についても同様で、単に「縁が絶える」であって、一時的であるか永遠であるかは、この字句自体は言っていません。絶縁の後で復縁があってもいい。でも実はこんな字句の意味の詮索など質問者殿には意味が無いのでしょう。 言葉が永遠であることは私もそう思います。ある言葉を取り消すという事は、結果は取り消すことは不可能で、単に前の言葉と、それを取り消した言葉が残るだけです。私の考え方はそうです。すべての言葉は約束であって、契約です。 ところが他人についてはそうではありません。出血大サービスでなお無傷の商店や、必死でやってると言いながらなかなか死なない人。「最悪の場合はタクシーで行こう。」 最悪の場合はあなたが30秒後に心臓麻痺で死んで1分後に震度8の地震、原子炉全部メルトダウン、今夜は地球にまっすぐ進んでくる彗星が発見されて明日の朝またNHKがたずねてくると思うんですけど。なにが最悪やら・・・。 現実の世界では言葉というのは真実ではなく装飾です。都知事は「ババアは罪悪だそうだ」と言い、ホリエモンは「一度言ったくらいで言ったことにされちゃたまらない」と言いました。言葉ってのは今の今ウケればいいので、意味も約束も関係ありませんよ。それが現実です。そうと腹をくくって、言葉にとらわれずに現実の果実を取るほうがいいです。
お礼
ちょっと深いセリフですね 少し感情移入してしまいました 絶対と言ったのは昨日で 今日は絶対なんて言っていない みたいな感じですかね なるほど そうなのかもしれませんね いい回答だったと思います 回答ありがとうございました
- tpg0
- ベストアンサー率31% (3785/11963)
絶対や絶交などは、その人の意志の強さによって違ってくると思います。 私は、絶対に行かないと思った店には、何があっても再び行きませんし、絶交した人とは再び付き合うこともしません。 従って、良く頑固者や意地っ張りと言われることがありますが、絶対は私の中にはありますから無闇に人と絶交することはないですが、確信を持ってる事柄については絶対を使います。
お礼
回答者様と自分は似ている所がありますね 意地っ張りなどと言われたがありませんからどうか解りませんが 自分の意思上は回答者様とほぼ同じですね もし災害や何かの都合で行かなくてはならない理由が出来てしまえば もう選ぶしかないので意地を張っている場合ではなくなりますね 回答ありがとうございました
- pupPeTeer119
- ベストアンサー率30% (633/2077)
感情の変化に従って言葉も変化しますよね。 その時は“絶対”という感情だったものが冷静になってみるとそれほどのものでは無くなる、等といったことは良くあることでしょう。 加えて人間は忘却する生き物です。忘れないと生きて行けないほどの痛みが人生には伴いますから忘却を責めてはいけません。 私は絶対云々ということについて余り難しくは考えていません。といって、別に人に優しい訳ではありませんよ。単に、自分をも含めた“人”というものに大して期待していないだけです。人に期待しているという時点で質問者さんは余程人が良いのでしょう。
お礼
そうでしょうか 自分も多少は取り乱し言語が荒れる事がありますがそれでも100%を意味する言葉(自分の知る限り)を使った事はないですね 人生の辛さも全て受け入れています 自分の人生ではなく世界の生を。 以前に精神科医に言われましたがそれだけの事を受け入れて まだ自制心を保てるのは強いらしいですね 精神科医に驚かれるぐらいですから やはり自分は多くの人とは違うんでしょうね そんな自分なのでイマイチ今回のような事が解らないです 自分は全てとは言えませんが、おそらく世界の8割りを占めるであろう人間には期待していません 何かに期待しているように見えてしまって自分に何かを感じさせてしまったなら謝ります。 回答ありがとうございました
- izumi044
- ベストアンサー率36% (1333/3622)
人は成長します。 その時の価値観で「絶対」と思ったとしても、その後の経験や出会いにより価値観はかわってゆくものだと思います。 好きなタイプが変わる、食べ物の嗜好が変わる。etc. 「苦手」だと思っていたタイプが、話してみるとそうではなかった。(これも価値観の変化ですよね) 一生涯変わらない「絶対」の方が少ないのではないでしょうか。
お礼
そうでしょうか そうなんでしょうね 自分も今絶対と思っていますが50歳70歳と年を重ねていたら気持ちが変わるのかもしれませんね 回答ありがとうございました
- hiropu0808
- ベストアンサー率9% (12/128)
世の中には絶対はないから。 難しい問題ですね…
お礼
そうですね この世に絶対はありませんね 99.9% 残りの0.1%が埋められてはじめての絶対ですね 重そうな荷物 絶対持てないと思ってた でも意外と持てた ようなもんですね 回答ありがとうございました
お礼
なるほど 自分このままでは子を持ったら 厳しい優しくない頑固な父親になってしまうかもしれませんね 無理に訂正させなくても 徐々に直させればいいですね いろいろ参考になりました 回答ありがとうございました こんな短い文ですが、結構感謝しています。