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物理科の研究室と就職先
私は理・物所属の地方国立大の3年です。 もうすぐ研究室を決めなければならないのですが、色々考えてしまって決めれません。 これをやりたいということはなく、漠然に実験系にいこうと思っています。(しいて言えば、応用物理に近いことに興味があります) いまのところは光物性か、電子物性で悩んでいます。 そこで、メーカーに就職する際、研究室によって就職先は異なってくるのでしょうか? 工学部の先輩と推薦を比べると、いきたいと考える企業の数が違ったので就職に対する不安がこみ上げてきました。 院進学を考えていますが、できるだけ後悔しない選択をとりたいです。 また、研究室選びにおいて重要なことはありますか? よろしくお願いします。
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- kohirohiokaa
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はじめまして、私も某国立大学理学部物理学科物性物理(理論系)出身のものです。 さて、研究室で言えば、大学ごとに異なるので、 今、在籍されている学科の研究室で何を研究しているかを 見学してみてはいかがでしょうか? 私のところでは、各研究室が研究テーマを学生さんにオリエンテーリングしてましたが・・・。 それに、手前味噌ですが、同じ研究室内でも、教授・准教授・講師は違った研究をしていました。 次に、就職先ですが、同じ研究室に7名いましたが、2名は大学院へ、2名は企業へ行きました。 そのほかの方は、大学再受験や塾講師などです。 工学部のことは詳しく知りませんが、物理は自然科学の基礎的分野を研究します。 大学院へ行った友人の中には、大学の研究者になっているものも結構います。 企業に就職した場合も研究職が多いようです。 国立大学であれば、就職にあぶれることはないと思いますが・・・。 最も大事なのことは、自分やりたい研究を見つけることではないでしょうか?
- DoqZ_Jiroh
- ベストアンサー率29% (16/55)
お礼を読む限り、よく調べてると思う。たいしたもんだ。 一般企業で理学部物理を積極的にとりたい所ってのはね、基本的に材料や半導体、電子デバイスなんかの基礎研究をやる体力のあるところ。つまり、結構な大企業中心で数が少ない。しかも、そういった企業でも、基礎研究部門の求人枠なんてごく限られている。数が多い開発人員の枠は、基本的に即戦力の工学系が中心だ。結果、東大、京大の理物なら就職は悪くないんだが、私大や地方国立だと急に就職は悪くなる。東大や京大の院にもいける学力はあるが、教官や設備の関係で今のところに残りたいってぐらいじゃないと、こういう本当に専門を生かせる就職先は無いと思ったほうがいいね。修士の間にいい論文通して、学会で有名になるぐらいでなきゃね。 大手以外を狙っていくのが現実的だろうね。たとえば、研究者向けの測定装置を作ってるメーカーや輸入商社とかね。 最後に研究テーマの違いだけど、そこまで細かい違いを気にするのは博士求人ぐらいじゃないかな。理論と実験の違い、物性と素粒子・宇宙論の違いは大きいけど、その二つはあまり差が無いように思うね。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
どの先生がどういうコネを持っているかは、先輩の進路先を調べれば、すぐに分かります。 あと、国立大の場合、修士の就職に理解がある先生につくのは必須です。稀に研究志向の強い先生がいて、就職の邪魔をすることもあるので。 理学部は、学者さんを育てるトコなので、修了で普通の総合職志望は嫌われることがあります。
お礼
回答ありがとうございます。 コネはなく、先輩方は自分の力で就活を行ってきたみたいです。 どこの研究室が就職(就活)しやすいか聞いても、どこも変わらないという返事ばかりでした。 邪魔をされるのは非常に怖いですね… 入るところが理解のあるところだということを祈るのみです。
- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
日本の会社は博士はとりたがりませんが、一般には修士は学卒よりは就職に有利でしょう。(不景気ですからいずれにしても大変ですが)分野はむろん重要ですが、その人の適性を生かす意味でですので、あまり深刻に考える必要はありません。理物は工学部より不利などと考える必要はありません。私の同期は理物でしたが副社長まで行きましたし最後は個人です。 むしろそれぞれの研究室でやっている光物性と電子物性の研究テーマのどちらに自分として興味があるか、どちらがレベルが高く、指導のしっかりした研究室か、好きになれそうな先生か、などを考えて決めていったら良いと思います。企業もそういう進取の気性を求めています。ただ、言葉だけ聞くと光物性は電子物性の一部ですし応用範囲が狭いということはあるかもしれません。 光物性、電子物性といってもその中の技術分野は理論もあれば実験もあり、実験といっても結晶作りからデバイス特性まであり、やってみると意外と個人の適性が狭いことにも気付きます。そういう適性を見つけるのも大学院の生活でしょう。その経験を踏まえて会社の職場を選び、さらに成長するわけです。
お礼
回答ありがとうございます。 間違えました。電子物性ではなく電子磁性の分野になるかもしれません。 デバイス特性とは、文字通りデバイス(半導体等?)の特性をみることになるのでしょうか?興味はあります。 レベルの高さなどは聞いてもよくわからなく、結局、興味の有無でとなります。 企業説明会や合説で物理は基本とらないと言われたり、募集要項に機電くらいしか書かれてないので不安になり、できるだけ選択肢の広げることのできる分野にしたいと考えています。 適性を見つけるための期間と考えたことはありませんでした。 有名な外国企業の人物の本を読んで、すぐ活躍できる技術を持っている人だけしか必要とされないのではないかと焦っていたのかもしれません。 院生活は、自分を見つける良い機会にしていこうと思います。
- kumada-
- ベストアンサー率46% (40/86)
>メーカーに就職する際、研究室によって就職先は異なってくるのでしょうか? 基本的に、大学に推薦で来る求人は、研究室と言うよりは、学科毎に来ると思うので、研究室によるさはそれほどないのではないのでしょうか? しかし、その研究室が共同研究等で特定企業と長く付き合ってる場合は、その企業に就職する人は他よりも多いかもしれません。 >工学部の先輩と推薦を比べると 前述しましたが、推薦企業は基本的に学科毎の募集になるので、工学部の人とは種類・数が異なるのは当然です。まぁ、推薦がなくても自由で応募はできると思います。 >研究室選びにおいて重要なことはありますか? 個人的に気になることは、 ・人数 ・コアタイムがあるのかどうか ・研究室の活動時間 ・研究内容 ・研究費(教授が科研費とかをとってきているか。実際に自分が研究するときその差は、実感すると思います。)
お礼
回答ありがとうございます。 企業との共同研究はおそらくはないはずなので、推薦は学科毎でと考えることにします。しかし、自由応募の際には、選考によって有利不利はでないのでしょうか? 科研費を調べてみると、研究室によって結構な差があることにおどろきました。
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます。 周りの人に話してもあまり聞いてくれなかったことが書いてあり、自分の中で考えがまとまってきました。 いくつかの企業の説明会に参加したのですが、物理も採用してくれる所からは、学ぶ姿勢を大事にしてほしいみたいなことを聞きました。 そこで、研究テーマはやりたいことを探し、やってて損はしないであろうこともやろうと思います。