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バブル崩壊するとした後の、中国と日本の違い
仮の話ですが、中国のバブル化した経済が、今後、日本のように崩壊するとします。 その際、想定されることで、かつての日本の時と違うのはどのようなことがありますか
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- Kunfu
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中国の不動産価格は20%くらい下がっていると言われています。 一方で、賃金は大幅に上昇しています。 そういう意味で、中国はバブルではないという人もいるくらいです。 日本のように崩壊すると主張しているのは、石平氏やアメリカのジョージ・フリードマンあたりです。 フリードマンは、中国の成長が鈍化すると矛盾が一気に噴出して国が分裂すると言っています。 豊かな沿海部と貧しい内陸の農村部に中国は分かれていますが、北京は沿海部の金を農村に再配分しようとします。 しかし、沿海部の地方政府は北京のいうことを聞かなくなります。 そして、外国と手を組んだ沿海部と内陸部に中国が分裂するというのです。 さらに内陸のチベットでは、インドがチベット亡命政権を支援してチベットが独立し中国は3つに分裂すると予想します。 辛坊治郎さんと孔建さんの共著「中国この腹立たしい隣人」の中で、「海の中国」と「山の中国」という話があります。 沿海部の中国人は親日で、内陸部の中国人は反日ということが書かれています。 フリードマンが言っているのもこのことで、海から500~600kmくらい奥に行くと降水量が減ってきます。 年間降水量が1000mmを切ると人が減ってきて、新彊のウルムチあたりは300mmしか降りません。 この1000mmあたりのラインで、伝統的に中国は国の分裂と統合を繰り返してきました。 今度もそうなるというのです。 中国の鉄道網を見ると、見事にそのようにできており、眺めているだけで面白いです。 フリードマンのベストセラーとなった「100年予測」と昨年の東日本震災後に出版された「激動予測」を読まれると面白いです。
- hekiyu
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#1さんに同意で、日本のようにはならないと 思われますが、日本のように崩壊した場合ですよね。 あそこは政治的にも経済的にも、まだ不安定です から、大混乱になると思われます。 体制が崩壊する可能性だって否定できません。 その場合。 1,国内の締め付けが厳しくなるでしょう。 又ぞろ、全面的に社会主義に戻すかもしれません。 その場合、豊かさを味わった人民が 納得しないかもしれません。 2,その時は、 外に敵を造る、てことをやり始めると思います。 日本などは恰好の標的ですね。 いくら反日したって、領土を侵害されたって ろくな反撃をしませんから。 3,それでも、ダメなら台湾と一戦交える、てことが 考えられます。 体制維持の為なら、共産党幹部の財産や地位の維持の 為なら、中国は何でもやりかねません。 台湾については、中国は国内問題だ、としていますし 武力を使っても、統一する、と明言しています。 国内問題だからと言われると、米国も手を出しにくいでしょう。
- Mokuzo100nenn
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中国は一党独裁で、日本のように野党に配慮する必要がないので、金融引き締めだって、不動産取引規制だってタイムリーに実行する能力をもっています。したがって、「日本のように崩壊」ということはないでしょう。 実際に昨年から不動産価格の上昇は止まっていますし、経済成長はプラスを維持しながらも安定しており、いわゆる軟着陸に成功しそうですよ。 しかし、日本とは違った形で高度成長が終わる日が、やがて来ますね。 日本と共通の部分としては、不動産投資・投機で、手じまいのタイミングを失し、借金まみれで倒産する企業・個人はでるでしょう。 一方、中国は日本のバブルを大変よく研究しているので、税収が落ちたのに、国債を発行し続けて、国家財政を破綻させることは避けるでしょう。税収が減ったなりに、公共事業や国立大学、軍隊、宇宙開発などの予算を縮減して、プライマリーバランスを保つことができるのではないでしょうか。軍事予算の削減だけは、大変危険な賭けだと思いますが、政治体制が共産党一党独裁で完璧ですから、軍部も「全ての共産党を敵に回して」勝手な行動(=軍事クーデター)に出るとは考えにくいですね。 結局、言論の自由などの基本的人権を放棄し、公民権としての普通選挙権を諦め、年間4000人が国家によって死刑執行されるなどという全体主義ならではの大きなマイナス面と引き換えに、迅速な国家運営という日本に存在しない統治能力があるので、日本とは異なったバブルる終了になろうと思います。