【与話情浮名横櫛】
「いやさーお富、おぬしア俺を見忘れたか」の
セリフで有名な歌舞伎狂言の話ですね。
話は簡単に説明いたしますと下記の通りです。
【与三郎】
小間物屋伊豆屋の若旦那与三郎は、潮干狩りに出た木更津の海岸で
ヤクザの親分の赤間源左衛門の妾お富と出会います。
赤間別荘で親分の目を盗んで密会しますが、
見つかったために、全身に34 ヵ所の刀傷を受け、
簀巻きにして海へ放り込まれます。
お富も与三郎は殺された」と聞き、海へ飛びこみます。
【再会】
3年後に流れ者になった与三郎は、相棒の蝙蝠安と強請 に入った源氏店、
玄冶店の妾宅で,死んだはずのお富に会います。
ここが互いに死んだと思っていた二人は、再会に驚きます。
有名なセリフの場所ですね。
主人多左衛門から金をもらって与三郎は去りますが、
のちに多左衛門がお富の兄であることを知ります。
そして二人は夫婦になりますが、過去の悪事が露見し、
与三郎は島流しになります。
観音久次の力で与三郎の体中の傷が消え、三度お富と巡りあいます。
こういうストリーです。
お礼
よくわかりました ありがとう 歌舞伎の世界もおもしろそうですね