厄年にはさまざまな解釈があります。
通常ですと本厄となりますが、川崎大師では満年齢で数えるので前厄となります。
厄年の始まりも、元日からという説と節分からという説があります。
数えで年齢を数えるのであれば元日を持って年をとるのですから元日をはじめとしても間違いではありませんが、暦を観るものにとっては節分を年替りと観るので節分を以って厄年とします。
神社本庁によれば、厄年は役年とみます。この時期より社会的に責任ある地位に就くので、言動を改め、これまでの意識的、無意識的に犯した罪咎を祓い清めて、慎みある生活と思慮深い言動を行うとしています。
なので、厄災を避けるというものとは少しニュアンスが異なります。(神社によっても解釈がバラバラです)
神社神道が基本的にその解釈だとすれば、それ以外の神道や密教を中心とした寺院では、厄災除けを目的としているといえます。そしてこの目的に沿う儀式としては加持祈祷などが当てはまります。
お大師さんやお不動さんが代表的なものでしょう。また古い時代の仏教、修験道などもあります。その他の寺院は後にはじめたものです。
いずれの場合も寺社に問い合わせてみてください。多くはその場で申し込めますが、予約制のところもありますので注意が必要です。
神社では昇殿参拝、寺では本堂や祈祷殿で読経をしてもらいます。
お礼
michael-mさん、ご回答頂きまして、ありがとうございます。 詳細なご説明で厄年についての理解が深まりました。ありがとうございます。 お祓いは先日の日曜日に行ってきました。 どうもありがとうございました。