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かってに改蔵の絵柄について
1話読みきりの漫画なので、4巻、17巻、18巻と読みました。そこで気づいた点なのですが、絵が巻が進むにつれて下手になってはいないでしょうか?6巻あたりは髪の毛の本数や服のシワの数が多いのですが、18巻になると髪の毛は一筆書きでサラッと描いたような、服のシワも直線的になり、手抜き感が感じられるのです。 普通、漫画家って単行本が進むにつれて絵が上手くなりますが、こんなケースは初めてなので質問してみます。 一体何故、絵柄が退化したのでしょうか? (かなり失礼ですが、自分はそう感じました。) たしか作者はかってに改蔵からパソコンで描きはじめたそうです。それに伴い絵柄も変わったのでしょうか?
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1991年から少年サンデーに連載されていた『行け!!南国アイスホッケー部』からの読者です。 この作者は、この漫画の連載中でも激しく絵柄が変わっています。(参考URLに連載初期の頃が見れるサイトを載せますから、自分の目で見てください) この頃の絵柄から考えると、現在の絵柄は「同じペンネームの別人が描いてる!??」と思えるぐらい激しく絵柄が変わっています。 漫画の絵には、「線を少なくしてシンプル見せるのが一番いい」という考え方があります。 この作者の久米田康治さんも、それを実践していったのかもしれません。 まぁ、単に同じような絵柄を保つのが苦手なのかもしれませんが… この作者に限っては、デビュー当時から絵柄がコロコロ変わってます。 今に始まった事ではないので、大目にみてあげたらどうでしょう。
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- cgy02110
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どーも。cgy02110――名前の由来は、昔使ってたプロバイダーのユーザーID――と申します。『改蔵』は、『天使な小生意気(西森 博之 著)』の次に好きな漫画です。 久米田先生は、つい最近まで『週刊少年サンデー』誌上にて「アシスタントさん募集」してました。ですので、もしかしたら《人手不足》が絵柄がシンプルになった背景にあるのかもしれません。 が、1番の方がおっしゃるように「線を少なくしてシンプル見せるのが一番いい」という考え方もあります。この場合は【意図的にシンプルな絵柄を選んだ】ということになりますね。 では、どちらが「正解」なのか。残念ながら、私たちには分かりませんね。ただ、私個人としては後者なのではないかと思ってます。というのは、『改蔵』単行本巻末にある読者投稿コーナーでの久米田先生のコメントを読んでいると、どことなく先生が【シンプルな絵柄に惹かれている】ように思えてくるからです。 ゆえに、絵柄がシンプルになったからといって、必ずしもそれが「手抜き感」には直結しないと思うんです。確かに、昔と比べてシンプルにはなりました。が、それとは対照的に「ストーリー(ギャグセンス)」「人物(性格設定や表情描写も含む)」「コマ割り」「線の安定度――『改蔵』連載当初は久米田先生がCGに不慣れであったため、線がフラフラしてました」「カラー原稿での淡い色使い」などの技術は、かつてのそれよりも飛躍的に向上したと思うんです。つまり、漫画全体を見渡してみると、むしろ【進化した】と言えるのではないでしょうか。だからこそ、『改蔵』は5年以上の長きにわたって連載され、さらには『公式ファンブック:かってに改蔵 かってに研究しやがれBOOK』が発売されるまでに至ったのではないでしょうか。 最後に、参考URLをいくつか紹介させていただきます。 ▼『かってに改蔵』公式サイト http://websunday.net/rensai/set_kaizo.html ▼『かってに改蔵』第1話 http://websunday.net/rensai/read/kaizo/page01.html ▼『改蔵』プロジェクト http://websunday.net/news/kousin/project/set_project.html ▼サンデーまんが家バックステージ:久米田先生 http://websunday.net/backstage/kumeta.html ▼『行け!! 南国アイスホッケー部』公式サイト http://websunday.net/museum/no07/no07in.html ▼『育ってダーリン!!』公式サイト http://websunday.net/museum/no18/no18in.html
お礼
補足有難うございます。 絵はシンプルに成っても服の柄(得にスカート)が綺麗なのがうれしいです。改造を呼んだのも表紙の服の柄が綺麗だったからなのです・・・。
お礼
南国アイスホッケーもサンデー誌で読んでいた時期もありましたが、改蔵と比べるとずいぶん変わってますね。話の内容も下ネタになっていきますし。