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キノの旅の国について

1巻しか読んではいないのですが、それぞれの国にはどれも欠陥があって 現実世界の風刺を描いてるように見えました。 こうした現実世界の欠陥を指摘したり変でおかしいと思うことは 理想だけの幼稚で子供的な発想だと思いますか? もう一つあるのですが、 第六話「平和な国」について ヴィルデルヴァルとレルスミアとの戦争で両国の戦死者を出さないために 無関係で弱いタタタ人を殺し、その死体の重さで勝敗を決めるというものがありましたが、 恐らくこれは風刺なのでしょうが、 自分にはこれが正しいことなのか、間違いなのかよくわかりません。 理想だけならこんなことは間違っているはずです。 ですが、現実問題として大人の立場から考えた場合これは正しいのでしょうか? (黙認は正しいと認めたことにした場合) みなさんはどう思われますか?

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  • sawai197
  • ベストアンサー率39% (164/415)
回答No.1

>こうした現実世界の欠陥を指摘したり変でおかしいと思うことは、理想だけの幼稚で子供的な発想だと思いますか? いいえ。思いません。 「現実世界の欠陥を変でおかしいと思うこと」は、人間としての自然な感受性であり感情です。 そして「指摘する」ことは、これもごく自然な自己顕示欲であると同時に、「文学」「創作物」の普遍的なテーマです。このサイト(教えてgoo)でも多くの人が「現実世界の変でおかしいと思うこと」を主張したり問題提起したりしています。 >自分にはこれが正しいことなのか、間違いなのかよくわかりません。 正しいか間違いかといえば「間違い」だと思います。ただ、現実は「正しくないけれど行われていること」はたくさんあります。 ただ「正しさ」というのは非常にあいまいな概念で、Aさんからすれば「これは正しくないことだ」ということでも、Bさんからすれば「正しいこと」ということはよくあります。だから「現実問題として大人の立場からすれば正しい」というより「それぞれの場合や立場によって正しい」ということはあると思います。

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