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Audio MIDI設定パネルのクロックソース
PowerMac G5 MacOSX 10.4.11を使っています。 Audio MIDI設定コントロールパネルにクロックソース切替えがあって、内蔵S/PDIFのクロックソースを外部クロックと内部クロックとに切り替えできるようになっています。 インターフェースは標準の内蔵S/PDIFなので、クロック入力端子を持っていません。 この場合、外部クロック、内部クロックは何を意味するのでしょうか?
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CoreAudioの中身まで詳しく知っている訳ではないので、なかば当てずっぽうですが... S/PDIFは、データとクロックを一体として送受信します。つまり、受信側(たとえばDAC)にはクロックがなくても、S/PDIFのデータを受け取れば自動的にサンプリング周波数を認識できます。従って、また、送信側(たとえばCDプレーヤー)には、当然にクロックを備えている必要があります。 そうすると、「送信も受信もできる機器(たとえばMac)」の場合、内部に持っているクロックの他に、外部入力のクロックに追随する必要が生じます。このとき、内部クロックが有効になったままだと、それぞれのクロックのずれによってノイズが発生します。従って、外部入力を検知したときは、内部クロックを無効化する必要があります。 Audio MIDI設定でいう「内部クロック」は、主にMacが最上流になる場合、「外部クロック」は、(仮に光デジタル出力に何か繋いだ場合でも)より上流側の再生機器がある場合に使えば良い、ということでしょう。 仮に「外部クロック」にしてあっても、有効なクロック信号を検知できなければ(つまり光デジタル入力に何も繋いでいなければ)、内部クロックに従って出力されることになるはずです。
お礼
有難うございます。S/PDIF機器からの録音に関していろいろと試してみましたが、仰るようになっていると考えると辻褄が合います。 「外部クロック」と「内部クロック」では、どうやら同じS/PDIFデータを同じレートで録音しても録音時間(データ数)が異なるようです。たぶん、「外部クロック」の方が正しいデータ数なのだと思います。「内部クロック」というのは常にサンプリングレートコンバータが働いているような状態なのかもしれません。 又、折角「外部クロック」に設定しておいても、S/PDIF機器の電源が切れるか、又はMACがスリープに入ると、勝手に「内部クロック」に設定されてしまうことがわかりました。これは弱りました。正しいデータ数で録音するには、スリープから解除される毎にAudio MIDI設定を開いて手動で「外部クロック」に戻さなくてはならないようです。