山本文緒さんの「恋愛中毒」をお勧めします☆ぶっちゃけ、ドロドロなんですがぁ。(笑)
こんなにも一人の人を愛していいの？って感じのお話です。主人公の女性が、同じ会社の男の子に自分の過去のお話をするという設定です。彼女はとある男性を愛するがあまり、犯罪を犯してしまったり…。４１０ページくらいある長編ですが、なかなか面白いです。
唯川恵の作品もお勧めします。どの本とは言わず、全作です！(笑)彼女の作品を読んだことのない方なら…
エッセイなんですが、「いつかあなたを忘れる日まで」ではダメな男の例を挙げてます。(笑)こんな男はこういうところがダメだとか、そういうことにはこうしたほうがいいとか…。実例も挙げてあってわかりやすい(？)＆そういえば…って思い当たる節も…というのもあるんじゃないかなぁとおもいます。
小説としては、「さよならをするために」です。別れるために、人は恋愛をしているようなっていうお話。だからといって暗い話なわけではなく。そのなかにある、「恋におちるのは簡単だ。偶然ときっかけと時間があれば、促成栽培のようにすぐに実がなる。けれど恋を終わらせる時、その偶然ときっかけと時間が仇になる。作為だけが頼りになる。
所詮、別れはどちらかがどちらかに無理を通すもの。その理不尽さにやりきれないものを感じながら、ささやかなプライドに頼ってそれを受け入れる。けれど受け入れるほうが自分になるなんて、恋の初めに考えている者は誰もいない。」ってセリフが印象的。
なんか、長くなっちゃいましたねf^^;
↓のＵＲＬでは唯川恵さんのエッセイが読めます。
