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新幹線の横揺れについて
先日JR東海の『のぞみ』とJR東の『MAXとき』に乗車しました。 車両は違うけど、同じ新幹線で乗り心地が全く違いました。 のぞみは振動も少なく快適でしたが、MAXときは大宮を越えた辺りから横揺れが酷く、同じ新幹線なのに、こんなにも違うのかと思いました。 この、乗り心地の違いは車両の違いでおきているのでしょうか? また、他の要因で乗り心地に差がでるのでしょうか?
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MAXときは大宮より新潟よりのことですよね? まず、のった「号車」の位置が問題になります。 先頭車と最後尾車は、前後の車両で揺れを抑制する 事が出来ませんので、それ以外の車両より揺れます。 また、パンタ付き車両も、架線からの振動を受けます ので揺れます。 この辺に差は無かったですか? 次に「上越新幹線の路盤構成」です。 上越新幹線は路盤が「スラブ軌道」というコンクリートで 固めた(だけじゃないんですが)路盤でして、こいつは メンテナンスが楽で軽い優秀な路盤なんですが、 細かい振動があるのが欠点なんです。古い砂利敷きの 「バラスト軌道」を使ってる東海道新幹線より、本然的に 微振動が大きいんですよね。 もっとも、保守に手を抜くと、バラスト軌道はてきめんに 乗り心地が悪化しますけど。国鉄末期の新幹線なんぞ ひどいものでしたよ。 それにそもそも論として、MAXときの車両は収容力第一 で考えられた車両で、重心も高く、特に2階は最高速で 結構揺れます。 同じ路線を走るE2系「あさま」と比べると、同じ240km/h では、段違いで乗り心地は良くないです。 反対に東海道新幹線のN700系は、山陽新幹線で300km/h で走れる設計をしてます。重心も低く、山陽新幹線のスラブ 軌道を300km/hで疾走出来るのですから、270km/hに 抑えて走っているバラスト軌道の東海道では、乗り心地の 面で余裕綽々なんです。 ま、他にも色々な要素はありますが、差のつく大きな要素は この3つでしょうね。