こんにちは。
質問者さんの問題はペース感覚が身に付いていないために起こるものですので、練習する時には必らず200mごとにペースを計りながら走るようにしてください。
私は中学生を指導していますが、男子の場合
ジョッグは55秒(1キロ換算で4分40秒弱)
ペース走は50秒~47秒
インターバルは37秒~32秒
というように200m毎に時間を計り、それを1キロあたりだといくらになるか換算するように習慣付けるとようにします。
こうすることにより、自然に自分のペースを体が制御するようになります。
入学間もない中学一年生を1500mのレースに出すと、それこそ400mのレースと勘違いしているのではないかと思うほど飛ばします。そしてオーバーペースでヘトヘトでゴールします。
それが3年生の夏前になると、「今日は6000mのビルドアップ走をする。1200mごとに4秒上げて来い。」と言うと、きれいに上げてきます。時計を見るのは200m毎ですが途中では見ません(見てはいけないといっています)。
ときどき遊びで「今日は300mのラップ当て勝負だ。61秒に一番近かった者に、ジュースを1本買ってやる。」などとやると、3年生の圧勝です。3000mを9分10秒で走れる2年生でも、9分50秒の3年生には敵いません。一番の者はほとんどの場合、目標タイムの1秒以内できます。もちろんこの時は時計を付けていないことは言うまでもありません。
質問者さんは、ご自身が緊張するがためにオーバーペースに陥っているとお考えのようですが、それは違います。性格の違う多くの子を見てきましたが、ほとんどの生徒はオーバーペース気味に走ってしまいます。
ペース感覚が身に付いていても、レースの最初の入りはオーバーペース気味になることは往々にしあることですが、ペース感覚が身に付いた選手は、その後適切にペースコントロールします。これは無意識に近いからだの反応ですが、人間の能力とはすばらしいものだとつくづく思います。
ペース感覚がないとこのコントロールはほぼ不可能です。
お礼
大変、具体的な回答に感謝しています。 できるかどうかちょっとわからないけれど なるべくがんばってみますね。 ありがとうございました。