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技術情報をブログへ掲載する際の注意点
- ITシステム会社に勤務するプログラマーが個人ブログで技術情報を掲載する際に注意すべき点についてまとめました。
- 個人ブログでの技術情報掲載には、取引先情報などの公開禁止内容に注意し、社内の明確な指針がない場合でも常識的なラインを守る必要があります。
- 特に、仕事中のソースコードや取引先の新製品情報の掲載は避け、公開できる情報や自身のメモなどを中心に記事を書くことをオススメします。
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質問者が選んだベストアンサー
私はブログはしておりませんが、某メーカで情報セキュリティに関する業務を行っているものです。 質問者様はせっかく、情報セキュリティ面での問題に気づかれているのですから、質問者様の立場が危うくならないようにするための参考になればと思い以下、私の"個人的な"考えを回答させていただきます。 質問者様のご質問についてですが、まずご確認すべきは、勤め先に「情報セキュリティ」や「社外秘」、「企業機密」等に関する規則の存在です。 もしも、質問者様が業務で扱っている情報が「社外秘」(私の勤務先では、業務に関する、一般には公開していない情報は最低でもこのレベルの扱いとなり、該当情報は全てシュレッダー処分しなければならないというもの)に相当するものとされているならば、たとえどんな些細なこと、断片的なコードであっても公開はやめた方が無難です。 また、外部からの注文で製品を作っているという立場であるならば、その外部の会社との契約上の問題がないことも確認すべきです。 ※外部の会社は、自社の規則をもとに、契約の際に発注先に、情報保護に関する何らかの取り決めごとを定めている可能性 が高いと思います。 そのうえで、それでもブログに書きたいと言うのであれば、 ●勤務先名はもちろんのこと、取引先(勤務先へ業務を発注している会社?)の会社名、製品名(新製品だけでなく、 過去の製品であっても)が連想される情報は一切ブログ等プライベートな場では発信しない。 ●ひとつひとつの断片的な公開情報としては問題なしでも、質問者様のブログの過去の履歴をたどると、上記の情報が 予想できてしまうような公開の仕方もNG と思っておいた方が無難です。 特に、質問内容を拝見すると、質問者様の勤務先は、外部(取引先)の会社からの注文を受けて業務を行っている ように見受けられますが、この場合、注意すべきは、 ※勤務先では基準はない(情報セキュリティに関する基準がないソフト制作を行う会社というのは信じられないのですが)と しても、取引先の会社が情報セキュリティに厳しい会社なら、機密レベルうんぬん以前に、 『外注先の社員が自社の製品に関する情報を「個人」ブログに書いている』 事実だけで、「え!?」と感じる可能性が高いと思います。 →ちなみに、私の勤め先は、発注側になることが多い会社です。受注側になることもあります。 いずれの立場にしても、情報セキュリティには非常に気を使っています。 質問に沿うような形で以上書いてみましたが、やはり一般論として、業務に関連する内容をプライベートのブログやホームページに書くのはやめるに越したことはありません。 勤め先からどんな点で企業機密を漏らしたと言われるのか、言われた場合の反論ができるのか(特に法律上の問題になった場合)等のリスクを考えると。 最後に、他の方がブログでやっているからといって、それが全てOK(法律的、世間の良識的に)であると保障されているわけではないといことも忘れないでください。
お礼
回答者様のようなセキュリティのプロの意見を聞きたかったのです。 ありがとうございます。 回りがあまりうるさくなく、あまり気にしていませんし 「こんなんで大丈夫なのか?」と思うことも ですが「こうなんだろうなー」と思っていたとおりでしたので安心しました。