日本シリーズ第7戦 星野監督の投手起用について
2013年プロ野球日本シリーズは第7戦までもつれた死闘の末に、東北楽天ゴールデンイーグルスが勝利し、悲願の日本一を達成したことは、東北出身の私にとってすごくうれしいです。第7戦は最初から最後まで熱心にテレビ観戦しました。
しかし、星野監督の投手起用については疑問に思いました。
(1) 6回無失点 被安打わずか1と素晴らしい内容で好投した美馬から、7回頭に則本に代えたこと。
(2) 前日に敗戦投手となったが160球も投げて完投した田中を、9回頭から投入したこと。
(1)については解説者の工藤公康氏も、「代えない方がいいと思いますよ。巨人打線もタイミング合っていませんから」との旨、話していましたし、美馬のあの調子ならもっと投げられたのではないかと思います。まして、第5戦で5イニング 79球を投げたばかりで中2日の満身創痍の則本を投入したことは、危険だと思いました。則本は第5戦同様、気迫のこもった投球で7,8回を無失点で切り抜けたから良かったのですが、私はもう1イニング美馬に投げさせて様子見てからでも良かったのではないか、と思います。
(2)については、かなり無茶だと思います。工藤氏も、「前例がない」旨話していたような気がします。1958年の日本シリーズで西鉄ライオンズが3連敗後、鉄腕稲尾の大車輪の活躍で4連勝して奇跡の逆転日本一に輝いた事例や、1959年に南海ホークスが杉浦の4連騰で巨人を無敗で下し日本一に輝いた事例があったにせよ、50年前と現在では投手起用は大きく変わっています。
マシソン、山口、西村といった盤石のリリーフ陣を抱えた巨人と違い楽天は盤石の救援陣ではなかったし、絶対的クローザーがいなかったというチーム事情もあったと思いますが・・・・
私は野球を見る目が肥えている方だと思うのですが、いかんせん野球評論家ではありませんし、野球大好き女にすぎませんので、日本シリーズ第7戦での楽天の投手起用について皆様と議論しながら、意見交換しながら私の疑問点を解消したいと思いますので、皆様どうか多くのご意見をお願いします。