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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:予想外の事件について)
予想外の事件についての法解釈と裁判所の判断について
このQ&Aのポイント
- 予想外の事件についての法解釈と裁判所の判断についてまとめました。
- 殺し屋がBさんに対して殺意は無かったが、「Bさん殺しの殺人罪」や「殺人未遂罪」の適用や宅配業者への業務上過失致死の問題、そしてBさんの行動からの情状酌量と減刑の可能性について考察します。
- どのような考えや法解釈を裁判所はするのか、予想外の結果となった事件への司法の対応について解説しています。
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質問者が選んだベストアンサー
典型的な錯誤の問題です。 殺し屋の罪責には諸説あります。 Aに対する殺人未遂と、Bに対する殺人既遂、とする説。 Bに対する殺人既遂だけ、とする説(通説)。 Aに対する殺人未遂と、Bに対する過失致死とする説。 その他にも色々な説がありますが、#1さんの回答通り Bに対する殺人既遂だけ、とするのが一般です。 減刑も無いでしょう。 宅配業者には配送ミスがありますが、 殺人の過失を認めるのは無理でしょうから 無罪になると思われます。 この問題は更に広げることが可能です。 間違って犬が食べた場合はどうなるのか。 家族六人が食べた場合はどうなるのか。 毒に気がついたBが、これ幸いとして知人のA を毒殺した場合はどうなるのか、とか。 甘いモノが嫌いだったので、外のゴミ箱に捨てたら それを、拾って食べたホームレスさんが死んだ 場合とか。 面白いですよ。
その他の回答 (1)
noname#146903
回答No.1
事実の錯誤の問題。 ・殺し屋はBの殺人罪にとわれる。 なぜなら、およそ「人」を殺そうとして結果、人を殺したから。 ・学説はAに対する殺人未遂になる。 でも判例はこのような事例に明白な態度は示していない。 ・宅配業者はなんもない。不可罰。 さすがに過失とまではいえんだろう。 ・情状酌量もない。
質問者
お礼
分かり易い解説、誠に有難うございます。 私は『殺し屋にはAさんに対する殺人未遂とBさんに対する殺人罪が適用され、あとは一切不問にふされる』が落としどころと予想してました。Aさんへの殺人未遂は判例上問われないというのは意外でした。勉強になりました。 別件ですが平素疑問に持つことが他にあり、それは機を改めてお伺いしたいと思います。 お礼まで
お礼
懇切丁寧な解説、どうも有難うございました。 私は結局『殺し屋にはAさんに対する殺人未遂とBさんに対する殺人罪が確定、宅配業者は不問に付され、減刑はない』が落としどころと予想してました。 こういう場合は通説としてBさん殺しの殺人罪のみで結審するだろうというのは、意外でした。勉強になりました。 まぁ殺人罪が適用されるだけでも納得ですけども。 仰る通りBさんがゴミ箱に捨てた毒饅頭をホームレスが食べたらどうなるかとか、犬が食べたらどう考えるべきかなんて状況を際限なく広げると、殺し屋に対する法解釈はいくらでも変わりそうですね。私も面白いと思います。 実は私には他にも別件で疑問を感じている事がありますが、それはまた別の機会に改めて伺いたく存じます。 お礼まで