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圧縮機の出力について
業務用エアコンで10馬力(28Kw冷房能力)の場合、圧縮機の出力は5.2Kwくらいなのですが、 冷房能力と圧縮機の出力とは、どういう関連があるのでしょうか?
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冷房能力は低温源から高温部に熱を移動する能力です 冷房能力28kWは 1時間に 28*3600kJの熱を移動できる能力 つまり28*3600kJ 冷却できる能力です 圧縮機の5.2kWは 1秒間に5.2kW分(効率の関係でその数割)気体を圧縮できることを示します エアコンは、冷媒を圧縮し、高温部(「屋外)でそれを冷却液化し、それを低温部(室内)で蒸発させ、その気化熱で周囲を冷やします 圧縮機の出力は、圧縮できる冷媒の量に関係します(圧縮できる冷媒量が多いほど多くの熱を移動できる=冷房能力が大きい)
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- akadonta
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エアコンのカタログなどに記載されている圧縮機出力は、あくまで「出力」であって、その圧縮機を運転する電動機の消費電力ではありません。定格運転時でも(当たり前ですが・・・)出力以上の電力を必要とします。 もちろん、室内機、室外機に組み込まれている送風機の電力も考慮しなければなりません。 カタログから効率(いわゆる定格COP)を知りたい場合には、「定格消費電力」と「定格(冷房/暖房)能力」を比較して下さい。ちなみに10馬力相当の定格冷房能力は25.0kwですよ。 更に蛇足ですが、最近は通年エネルギー消費効率(APF)の方が実態に近いということで、こちらを気にされた方が良いかもしれません。
- stardelta
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インバーター機種のエアコンの場合、圧縮機の出力は選定の目安になるもので実際はその200%で動作する場合などもあります。従ってカタログ数値だけではいろんな算定は正確にできない場合が多いです。
- nekonynan
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5.2Kw×COP指数=移動できる熱量(冷房能力) 熱効率を表わす指数を「COP」と言います。たとえば「COP4.0」とは、1の電気 エネルギーで4倍の熱エネルギーが得られるという意味で、数値が大きいほど熱効率が 高いことを示します 28Kw冷房能力÷5.2Kw=5.38 COP指数=5.28 と成ります
補足
回答ありがとうございます。 この空調機のCOP(エネルギー消費効率)はカタログでは冷房COPは3.58になってます。 冷房消費電力は7.14Kwです。 この機器はインバーターで定格は25Kw(冷房能力)で最大は28Kwと表示してるのですが、 提示いただいたCOP5.28という数字は圧縮機のみのCOPでしょうか? 又はシステム全体のCOPなのでしょうか?