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円高の理由と欠点について
1.円高は日本政府が悪い、海外のせい、対外資産が多すぎるとか聞くんですけど今の円高状況($1=約75円)はどうしてなったんですか? 2.自分はアメリカに留学しているので正直送金の金額が良くなるのでうれしいんですけど行き過ぎた円高は日本や日本企業にとってどう有利であって不利であるんですか? 3.円高は今後も上がる一方でしょうか? おねがいします。
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米国に留学しているのならリーマンショックはご存じでしょう。 2007年に発生したサブプライムローンの問題も。 問題の本質は米国がITバブル崩壊の時に証券化という複雑怪奇な 金融商品を生み出し、ITバブルを先送りしたことです。 その金融化商品に欧州や全世界が群がり、労働なくして富を求めた。 その代償が今の金融不安定であり、円高です。 日本は対外資産が多いので、日本円が安全先としてみなされるわけです。 更に投機筋は円高にするタイミングを見計らっています。俗にいう悪い円高です。 政権が何か大きなミスをしたら、たちどころに市場の洗礼を受けるでしょう。 更には日本には関東大震災の可能性という大きな爆弾を抱えています。 質問2 日本は加工貿易で富を稼ぎ、食糧やエネルギーを輸入してきました。 この円高でトヨタは国内の零細企業に工賃を半額にしろと迫りました。 ただでさえ、今まで脅しに近いようなやり方で工賃を減らしていたのにです。 ただ、工業が停滞しても金融立国として生きて行く道が残されています。 前述した対外資産が後々ものを言ってくると個人的には見ています。 質問3 見解は様々です。最後の円高といっているアナリストも多くいます。 それらのアナリストは一様に72円前後を挙げられております。 私は世界景気ベア派なので、この円高は数年続くとみています。 TPP(=米国の奴隷)を締結したら70円割れも有り得るでしょう。
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- yana1945
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(1)ギリシャに端を発した、EUのその他の国にも飛び火し兼ねない、 経済不安から、投資資金の引き揚げ。⇒行き先の無い投資マネー。 そこに、アメリカ合衆国の経済不安(高い失業率、経済停滞)で、 大統領選を控え、オバマが大胆な投資(米ドル札のばらまき)。 アメリカに行けない余裕資金が、一番安全と思われる、日本に集中。 (2)$1=¥75が、3か月続けば、経常利益率=3%以下の 企業(製造業)の倒産。 (今、アジアに出られる企業は、既に進出済み。) 進出済み企業の、海外生産比率の増大。 荒っぽいですが、国内の解雇=280万人~320万人 (3)安住財務大臣(裏で、野田総理)の決断次第。 東日本の復興財源、10兆円を2兆円減らし、手元と合わせ8兆円 を思い切って円安誘導に使う。 東北の復興より、円高対策と正面切って言う人が、マスコミに出ていない。 東北の復興は、止め、日本全国の、農業、漁業、林業の競争力強化が重要。