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本州の北海道の電気屋の違い
聞いた話しによると、北海道の電気工事会社はオールマイティで屋内配線屋でも架線工事が出来たり、簡易な土木、建築工事が出来るけど、技術が遅れている。本州の電気工事会社は決めた工事の種類以外はしないし、出来ないと聞きました。これって本当なんでしょうか? 本州の人が北海道に転勤、また、その逆があった場合、ギャップっていうか、カルチャーショックを受けたりするんでしょうか?
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関東で電気関係の仕事もしています。 うちの会社に北海道出身の人が働いていたことがあります。 彼が言うのは、確かにひとつの会社でオールマイティーに何でもできるし、個人の能力もある程度(得意・不得意はあるが)なんでも出来ないと、仕事にならない、といっていました。 「なんでそうなるのか」と聞いたら、そもそも仕事自体の規模が小さいので営業していくには自分で出来ないと仕事が取れない、ということでした。 たしかに関東で仕事していると、電気屋といっても屋内配線をする業者と架空配線(特に柱を立てるような土木が伴うような仕事)は別の会社ですし、キュービクルの盤は「盤屋さん」という専門の人が居たりしますし、高圧になるとまた別の専門職人が下請けで請け負ったりしているのが普通です。 それらを自前でかなりカバーしてしまうのは、人口も少なくその分仕事も少ない地方の特徴なのだと思いますが、北海道は雪の降る時期の工事は事実上不可能なので、専門職人だと冬季は仕事がなくなってしまうのでしょう(昔は出稼ぎもありましたよね) 北海道出身の彼が言うには、工事は夏(と春・秋の暖かい時期)で冬は主にメンテナンス系の仕事と緊急工事だけ、やっているそうです。 こうなるとなんでも自分で出来ないと会社が回らないのもうなずける話だと思います。 ただ、技術的に遅れているというのはどうでしょう。もっとも、東京のように最新のシステムも必要ないでしょうし、機械類の設備投資のお金もそれほどかけられないでしょう(なにせ年の半分近くは使えずにしまっておくのですから) その点では、同じ地方でも雪の降らない九州などよりは遅れるでしょうけどね。 ちなみに北海道から来た彼は、電気工事が分業で各専門家がいる事や自火報専門業者・アンテナ専門業者・LAN工事専門業者などがいることにびっくりしていましたよ。
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- mukaiyama
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>屋内配線屋でも架線工事が出来たり… 質問者さんのいう架線工事とは、電柱とお客策宅を結ぶ「引込線」のことだと想像しますが、引込線やメーター、アンペアブレーカなどは電力会社のものです。 電力会社の設備を誰が施工するかは、電力会社によって異なります。 内線工事屋に (といっても無条件で誰でもではない) メーターと引込線を一緒にやらせる電力会社もあれば、内線工事屋はメーターだけで引込線は専門の業者に下請けさせる電力会社もあります。 >本州の人が北海道に転勤、また、その逆があった場合、ギャップっていうか、カルチャーショック… 北海道電力がどのような施工体制を取っているか寡聞にして存じませんが、本州か北海道かの問題ではなく、電力会社による違いです。 電気工事業者は、電力会社が異なれば引込線やメーターなどの取り扱い方が異なることは百も承知ですから、カルチャーショックなどというものではありません。
お礼
ご回答ありがとうございます 電力会社の体制によって変わるんですね。勉強になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、仕事の規模が小さいから何でも出来ないといけないのは、納得いきます。北海道は雪も降りますから、確かにいろんな仕事が出来ないやっていけませんね。 そうなってくると設備投資にも力が入れにくいですね。 それにしても、本州は専門の業者さんがいるんですね。専門の業者さんがいるって良いなぁ。安心して任せれそうで…。 詳しい説明ありがとうございました。