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土の配合について(チューリップ)
土の配合について(チューリップ) チューリップの球根をプランターに植えたいのですが、どのような土に植えればよいでしょうか。 いままでは、安い(20L/190円くらいの)培養土を買ってきて使うか、すでに使った土に再生剤を混ぜて利用していましたが、植物によっては土が合わなくて元気に育たないことがあると最近になってわかった次第です。 できれば、今残っている質のよくない培養土や使用済みの土を改善させて利用したいです。 私のプランターの土は、最初はフカフカでも半年経てば沈んで嵩が減り、空気が入ってないようにギュッと硬くなってしまいます。なにか改善策があれば教えてください。
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土は日に日に疲れてしまいます。有益な微生物は多く潜んでいますが、 それ以外に有害な雑菌や病害虫も多く潜んでいます。 使用済みの用土に再生剤を混ぜても、有益な微生物や有害な雑菌などは 残ったままで、未使用時の土のようなフワフワ感にはなりませんね。 植物によって好む土の種類は違いますが、どんなに再生剤を使用しても 購入時の状態に復元するのは無理ですから、今後は再生剤を頼りにしな いで、天然の力を利用されてはどうでしょうか。 まず使用済みの土をブルーシートに広げ、枯葉や残された根や等を取り 除きます。黒いビニール袋に全てを入れて、内部の空気を押し出してか ら、口を紐で縛ります。その状態のままコンクリート等の上に放置をし ますが、今からの時期は地熱も低く直射日光も弱いので、1週間程度は 放置する必要があります。天候が良く長く続くなら3日もあれば十分で す。これが終われば再びブルーシートに広げ、完全に乾燥するまで放置 します。これで有害な雑菌や病害虫は死滅しますが、残念な事に有益な 微生物も死滅してしまいます。ただ微生物は後から増やせるので、まず は有害な雑菌などを死滅させる事を考えて下さい。 乾燥が終わった土を再利用する時には、新しい土4:古い土6の割合で 混ぜ合わせて使用します。 こうする事で購入する新しい培養土も10Lで少なくなりますよね。 購入時のようにフワフワにするのは出来ませんが、フワフワと言うのは 鉢土内の通気性や排水性が良いからですから、このように近づける事は 可能です。何でも混ぜれば良いと言う事ではありません。混ぜる種類に よっては酸度値(pH値)が狂ったり、保水性が高くなり根腐れを起こ す事もあります。栽培する植物が何かを考え、その植物がどのような土 を好むのかを調べて、何を混ぜれば良いかを考えます。 排水性を高めるには、水分を吸収しにくい物を使った方が良く、園芸用 川砂やパーライト、ボラ土等を混ぜる事で解消されます。 保水性を高めるには、水分を吸収して蓄えられる物を使った方が良く、 赤玉土、鹿沼土、バーミキュライト等を混ぜるようにします。 チューリップは地植えでは深植えにし、鉢やプランターでは浅植えにし ます。プランターに深植えすると、根が十分に張れないので生育が悪く なります。そのため出来るだけ深めなプランターにした方が良く、出来 れば野菜用のプランターの方が良く育ちます。 球根と球根の間に、球根が2個入る程度の隙間があれば十分で、欲張っ て密集植えにしない事です。球根の先が土の表面に見え隠れする程度で 植付けます。植付けたら水遣りをし、風通しの良い明るい日陰に置きま すが、暫くしたら風通しの良い日向に置くようにします。 球根は12~2月にかけて0~3℃の地温で、50日間は過ごさせない と新芽が出ても開花しにくい性質があります。 これが完了すると2月末頃から芽が出るはずです。
お礼
色々教えて下さりありがとうございました。 土の殺菌法、分かりました。配合する土もネットで検索するだけじゃいまいち分からなかったので方向が分かり助かりました。 もっとガーデニングの勉強をして詳しくなって植物を元気に育てたいです。ありがとうございます。