私は男ですが、高評価します。
友人の一人は、ロシア人の女性と再婚しました。
奥さんが悪性の風邪をひいて寝込んだときに、友人(旦那)は、会社の仕事をこなしながら、仕事帰りに買い物をして、家では奥さんの介護に加えて掃除、洗濯、料理もしました。
友人は、料理なんてしたことが無いのですが、それでも一生懸命に作って奥さんに食べさせました。
そうしたら奥さんが、突然泣き出してしまって「ロシアでは考えられない」と言ったそうです。
奥さんの話では、ロシアでは起き上がれないほどの病気になっても夫から殴る蹴るされて無理矢理家事をさせられるそうです。
ですから、日本人の男性と結婚して本当に幸せと感じたそうなのです。
友人は長いこと日本人女性と結婚していました。
ところが勤めていた会社が傾き始めたので社員が一丸となって頑張ったのです。
当然ながら残業や休日出勤が増えました。
そんな状態が続いて、奥さんは不満を募らせたそうです。
「貴方、私と仕事と、どっちが大事なの? 」と言って、実家に帰ったまま二度と戻ってきませんでした。
それで友人は、インターネットでお見合いしてロシア人の奥さんと再婚したわけなのです。
男は料理が上手くなくても良いのですが、料理って大変なんだとか難しいのだとか、そういったことが分からなくては夫は務まらないと思いました。
私が子供の頃に親父が進駐軍から洗濯機というものを買って来ました。
近所の人たちが多勢見に来ましたので、親父は洗濯機の使い方を実演していました。
まるで夢のような機械です。多くの人々が驚嘆していました。
しかし今は全自動洗濯機も有りますし、洗濯してさらに乾かすものまで有ります。
掃除にしても掃除機などというものが有りますし、水道なんてものまで有ります。
ガスコンロなんて主婦にとっては夢でしたが、今では常識ですし、ガスでお湯が沸かせるガス風呂などというものさえ有ります。
更には電子レンジなどという夢の機械まで普及してきました。
こうなると、男が料理が出来ると結婚する必要が無くなってしまうのですね。
別に女性を女中扱いするわけではないですが、仕事を分担する必要が無くなったので、独身でも良いわけです。
隣の家の男の人は、弁当宅配サービスを受けていますから、電子レンジさえ使えれば料理には困らないですし、家の掃除は、お掃除隊に頼んでいます。
男が料理が出来ることは、高評価しますが、こうなると日本の少子化に拍車がかかるような気がしてなりません。
今では、子供を産んでくれるサービスまで有りますよね。
アメリカでは、かなり流行ってきましたので日本人男性でも600万円払って白人女性に子供を産んでもらう人が増えてきました。
話しがずれましたが、自分に出来ないことをお互いに補って、力を合わせて生きて行こうというのが結婚だったのに、今では、別に力を合わせなくても良いから独身のほうが気楽で良いと考える人が増えてきたようですね。
お掃除ロボットなんて、留守の間に一生懸命に掃除して、電池が無くなれば自分で充電しに行くので、とても便利だそうです。
女性には、精液提供サービスなどというものも有り、人工授精してくれるそうです。
もうすぐ、男も女も基本は独身で生涯を過ごす時代がやってくるかも知れませんね。