本当に昔の3D映画(「ジョーズ3D」、「13日の金曜日3D」、「悪魔のはらわた」といった作品)は飛び出す方向がほとんどです。というより、意図的に縦方向の構図(画面奥からこちらに槍を突き出すようなシーン)を多用していました。これは、撮影、映写装置の解像度や画像切り替え数が少なく奥行きの再現力が小さいため、3Dが目立つような演出が必要だったためだと思います。
現在は、撮影、映写のクォリティが上がり、3Dを見せ物ではなく、リアリティを向上させる手段として利用されるようになったため(ターニングポイントはやはり「アバター」でしょうね)、虚仮威しの構図が使われなくなったものと思われます。
最近だと、「ピラニア3D」は飛び出し映画だとワクワクして見に行きましたが、飛び出さないのでがっかりで下。ジェームス・キャメロンが「この映画は3Dを駄目にする映画だ」と語っていたそうなので大変期待したのですが残念です。
つぎに飛び出しそうなのは「ファイナルデッドブリッジ」(10/1公開)でしょうね。前作の「ファイナルデッドサーキット」が結構グロくて飛び出していました(釘が飛んでくるシーンとか)から。
ピラニアも続編作るそうですから、今度は飛び出して欲しいなあ。というか、キャメロンが「殺人魚フライングキラー」を飛び出し満載でリメイクしてくれないかな(絶対無理)。
私の中で最高の3Dシーンは「ジョーズ3D」で、掴めそうなほど目の前に浮いていた、食いちぎられた腕です。
お礼
昔は飛び出しましたよね。 だから最近の3Dは正直物足りないです。 「ブラッディ・バレンタイン」は飛び出したらしいので 観れば良かったな~、って後悔してます。 キャメロンの発言を聞いた時、 「フライングキラーの監督が何言っとんねん!」 って思いましたけどね~。 「ファイナルデッドブリッジ」飛び出すんですね! あのシリーズは怖くないんで(面白いですけど) 2作目までしか見てないんですけど 見に行きたいと思います。 教えて頂き、どうもありがとうございました。