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現代アーティストの幼稚さ

美術手帖に載っていた日本の若手アーティストの幼稚さが目に余ります。あれは恣意的なものでしょうか。 日本のアーティストは幼稚であるという言説をちらほら耳にしますがそれについてどうお考えですか。それが事実であるとしたら何故でしょうか。 私見ですが、日本の美術教育に問題がある、或いは日本における美術理解が貧しく、誤った通念が流布している為にアーティストが勘違いをしている(幼稚=社会常識に囚われず自由☆=これぞアーティスト)ことが原因の一つかと思います。或いは日本人全体が傾向として発育が遅い、ということが考えられます(苦笑

みんなの回答

noname#142908
noname#142908
回答No.2

>作品が幼稚なのではなく、雑誌に寄稿された文章が幼稚なのです。 それは別に良いんじゃないですか 文章で表現出来ないから別の形で表現していると思ってやってください

morn5088
質問者

お礼

確かにそういう考え方もありだと思います。 ただどこか装われた幼稚さを感じ不自然に思えます。現代アーティストにはアーティストなりの形式があるのでしょうか。

回答No.1

美術手帳の掲載されている若手作品は、今現在多くいる日本中の若手作家の中から、ふるいに掛けられた作品です。その厳選された若手作家達が「幼稚」と言うなら、その選考をする人の眼の方が寧ろ「幼稚」と言った方が良いでしょう。 その選考をする人たちの多くが、「若者」ならば貴方の言い分は正しいでしょう。 それと、雑誌に限らず「選考」というものはいろいろな事情があります。選考に値する人がいなくても選考を出さざる終えないので、無理やり選考を出す事もあります。もしも今の美術手帳が、そのような状況に陥っているのなら貴方の言っている事は正しいでしょう。 >社会常識に囚われず自由☆=これぞアーティスト その傾向は、寧ろ昔の方が強かったように思いますが・・・。 今の人はそれよりも、芸術家の癖して生計を立てるために需要だのニーズだのを気にするあまり、独創性を犠牲にした若手作家が増えてきているように思います。 あるいは、貴方の言う「幼稚」な作品をとことん追求する人との両極端な傾向があります。 少なくとも、今の美術手帳の編集者なり作品を選考する人は、貴方の言うような「幼稚」な作品を好むのでしょう。それを示す適切な言葉が「幼稚」とは私は思いませんが。 貴方のような大層な事を言える人は、私の何十倍も美術の勉強をなさっているとは思いますが、仮に今の若手の作品が幼稚だったとして、それが日本人全体の発育の遅さと結び付けてしまうのは、まさに「発育の遅い日本人」だからこそ発想しそうな、安直な考えとしか思えません。

morn5088
質問者

お礼

随分と丁寧に回答してくださりありがとうございます。 仰ることはほぼ正しいと思います。 言葉が足りなかったようですが、作品が幼稚なのではなく、雑誌に寄稿された文章が幼稚なのです。 また、通念に囚われないから自由でありアーティスト、という勘違いではありません。勝手に切らないでください。単純に幼稚であり、それが凡庸な未熟さにも関わらず、独創的と勘違いしているように見受けられたまでです。表面的に装われたものかもしれませんが。 諸々はやはり美術理解が比較的乏しい日本ならではなのでしょうということはわかりました。