まず投資する前にリスク許容度を考えて下さい。
リスク許容度とは「最悪、ここまでの損失には耐えられる」と言うものでして、最大損失許容度とも言えます。
現実の投資では大きな損失を出してこのQ&Aサイトで対処方法を質問される方が後を絶ちません。
投資信託を購入する最大の目的はお金を増やすことの筈です。
でも、中身を良く見てみると期待リターンが0に近いものだったり、リスクが非常に大きい物だったりする事があります。
債券については・・・
信用リスクが同じならば、外国債券の期待リターンは円金利並み。
つまり、高金利な外国債券は長い目で見ると通貨が下落して円金利並みと考えられる。
大雑把な期待リターンを求めるには、外国債券の場合は円金利並みとして、ここから信託報酬を差し引く方法が考えられます。
そんな訳で、恐らく外国債券の投信は期待リターンは0に近くなると思います。
株式の場合は、日本株の場合は長期低迷しており、ここ20年間ではパフォーマンスが悪かった事が挙げられます。
そんな理由から、私としては今の質問者様の方で投資の勉強をされる事をお勧めします。
今、ここで「この投信はお勧め」として書くことはできません、そんな事をして失敗したら質問者様にとって不幸な筈です。
投資は何時でも出来ます、だから今はきちんと勉強をして、「これなら大丈夫」と言う状態にしてから取り組む事をお勧めします。
勉強をするのならば、こんな本は如何でしょうか?
「ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著作)」
「これから10年外国為替はこう動く(国際通貨研究所編)」
「ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著作)」は株式投資の不朽の名作でして、新刊は第10版ともなる読み継がれる名作です。
「これから10年外国為替はこう動く(国際通貨研究所編)」は外国為替の基本常識を詳しく勉強できます。
最低限、ここまではやっておく方が無難だと思います。
なお、現実的にはこれだけでは知識不足になる筈です、例えば今日は台風15号が本州上陸の恐れが出てきました、こういったリスクに対する対処も投資では不可欠な事です。
しかも、今回の台風15号は昨日に比べて発達している事や、温帯低気圧に変わったときに再発達の危険が無いかは考えておく事はリスクマネジメントの基本です。
リスクマネジメントができないと、万が一、投資で失敗した時に対処できなくなりますから、台風15号に対するリスクマネジメントができないようならば投資をやらない事をお勧めします。
最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。