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カダフィーの潜伏場所と今後の命運は?
リビア・反カダフィー派の国内の主要都市の制圧・掌握はメドがつき、国民の多くの支持も得ており、国際社会からの正式政府としての承認や支援も固めつつあります。 <多額の経済援助にてアフリカ近隣国でのカダフィ人気や支持は根強く、逃亡勢力は庇護されてる> そこで、質問ですが・・・ Q:カダフィー氏の潜伏場所と今後の命運は?
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とは言っても、既に敗色濃厚な大佐を敢えて受け入れるメリットがあるか? サダムフセインの例を見ても、都市近郊の集落の数少ない支援者の庇護を受けながら潜伏という感じでは無いか? 命が惜しいのならずっと以前に政治亡命しただろうから、命よりも名誉の為に国内で起死回生を狙おうと画策するが何れは、潜伏先が知れて・・・という感じか? まあ、反政府勢力も反カダフィだけで纏まっていただけで、権力が目前となればお互いの主義主張の相違が気になるし、主導権争いも起きるだろうから、そのタイミングで反転攻勢を狙うつもりなのかも知れない。 何れにしても、今現在も大佐に忠誠を感じる兵力がどの程度残っているのかが不明なので、大佐の狙い通りになるか、当てが外れるのかは不明。
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noname#140684
回答No.2
潜伏場所と今後の命運は 新政府が身柄確保するか、擁護勢力(国)が身柄保護を表明するなど、 新たな展開が見られない限り、わかりません。
質問者
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 仰る通りです。 無意味・無益・無駄な詮索かもしれませんが、結果のみを追うのではない、関心を持ち、リビア国民に暮らしに憂いと心配をし、問題を共有したり何かしらの支援・励ましの行動・提起を微力でも行いたいと思っています。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 カダフィの帰趨がエジプトやシリアに与える影響、そして何よりもリビアの政情・治安の回復が、国民の犠牲や内戦状態の継続が心配です。 「チトーやフセインの後のユーゴの混乱、イラクの不安定さの如く、西側先進国の価値観で単純に独裁体制の終焉→必ずしも目出度し、ハッピーエンドでは終わらないと思う・・・」 カダフィのこれからは、勝手に推理、区分すると ◇チャウシェスクやムッソリーニ型 : 「人民裁判やリンチ処刑」 ◇マルコスやポルポト型 : 「亡命や失脚」 ◇金日成や毛沢東型 : 「居直り居座り後継への禅定」 ◇ノリエガやフセイン型 : 「アメリカ軍の介入で強制排除」 ◇フジモリ・ゴルバチョフ型 : 「国民の支持が離れ失脚、選挙で敗れる」 ~参考記事~ PARADE’s Annual List Of...The World’s 10 Worst Dictators(parade.com) パレード誌では「独裁者」(dictator)を「自国民に対して独断で権力を行使し(最悪は人権侵害)、法的手段で退任させることができない国家指導者」と定義している。人選については、ヒューマンライツ・ウオッチ、フリーダム ハウス、国境なき記者団(Reporters Without Borders)、アムネスティ・インターナショナルなど国際的な人権機関による報告書に基づいて行ったらしい。 ざっと並べるとこんな感じ。括弧内は去年との比較。 1位 スーダン:オマル・アル=バシール大統領(1→) 2位 北朝鮮:金正日総書記(2→) 3位 ビルマ(日本ではミャンマー):タン・シュエ議長(3→) 4位 ジンバブエ:ロバート・ムガベ大統領(9↑) 5位 ウズベキスタン:イスラム・カリモフ大統領(15↑) 6位 中国:胡錦濤国家主席(4↓) 7位 サウジアラビア:アブドラ国王(5↓) 8位 トルクメニスタン:サパルムラ・ニヤゾフ大統領(8→) 9位 イラン:セイエド・アリー・ハメネイ師(18↑) 10位 赤道ギニア共和国:テオドロ・オビアン・ンゲマ・ンバゾゴ大統領(10→) 記事にはランクが下がった独裁者は善政を行ったのではなく、他がよりひどくなっただけとしっかり明記されている(笑)。 適当に気になったのをあげてみたい。 1位のバシール大統領(スーダン)は2003年2月以降、人種・宗教迫害を行い、ダルフール地区では200万人の人が家を追われ、18万人の民間人が虐殺されたらしい。今では難民キャンプも標的になっているとか(参考:ダルフール紛争Wiki)。 4位のムガベ大統領(ジンバブエ)は1980年の総選挙の結果、初代首相に就任。1985年は大統領制に移行後、現在も権力を握っている。最初は黒人と白人の融和政策を進め、国際的にも歓迎されてきたが、2000年に白人所有大農場の強制収用を政策化した途端、農作物の生産量が激減し、人種間トラブルが多発。 現在、国力は疲弊し、国民の80%が失業し、20%がHIV感染/AIDSを患い、平均寿命も38歳まで低下しているらしい(参考:ジンバブエWiki)。 5位のカリモフ大統領(ウズベキスタン)はソ連崩壊による独立以降、権力を握っている。2005年5月13日の反政府暴動鎮圧事件では多数の市民が殺害され、国連などから人権侵害と非難された。この年、アフガン侵攻以降駐留してた米軍が撤退している(参考:ウズベキスタンWiki)。 7位のサウジアラビアは意外だったが、監視や女性への差別が凄いらしい。通話は記録され、カメラ付携帯電話は禁止。女性が外で顔を隠すのは知っていたが、車の運転まで禁じられているのは知らなかった。 他にもこのようにいろんな事が書いてあり勉強になった。突発的な事件は報道されても、恒常的に人権侵害を行っている国は滅多に報道されないし(´・ω・`) それにしても「自国民に対して独断で権力を行使」という独裁者の定義。後半部分がなければ、どっかの島国の首相も当てはまりそうな…。どうせなら、他国や族議員のためではなく、広く国民のために権力を行使して貰いたい。