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福島原発の冷温停止ってできるのですか?
福島4号機プールは、もともと冷温停止状態でしたが、 ポンプが壊れて循環できなくなり、冷温停止でなくなりました。 いまは循環冷却ができ冷温停止に回復したようですが。 1~3号機でも、いったん冷温停止にしても、その後燃料を回収するまでずっと冷却を続けなければいけないですよね。 メルトスルーになって底が抜けた炉で、燃料を回収するまでずっと冷却を続けることができるのでしょうか? 冷却水から回収する放射性物質は、吸着剤に吸着されるので、放射能を帯びた吸着剤の量も半端じゃないです。 その吸着剤をどこに処分するのでしょうか?
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> いまは循環冷却ができ冷温停止に回復したようですが。 いいえ、違います。 4号機の建屋はいつ崩落するかわからない状態ですので、そのプールの温度が摂氏100度を切っていたからといって冷温停止状態とは呼べません。 通常の意味での冷温停止という概念が適用できないことは、東電も保安院も述べています。 1~3号機も程度の差はありますが、システムが正常でないので通常の意味での冷温停止という概念が使えないという状況は同じです。 つまり、永久に冷温停止できないのです。 今東電や保安院が進めようとしているのは、冷温停止らしきものの概念をあらたに作ってそれを基準にしようというものです。それは1~4号機各号機ごとにたとえば4号機だけ「冷温停止」というようなものではなく、全号機が条件をみたしたときに「冷温停止」としようというもののようです。 ただ、肝心の「冷温停止」の条件がはっきり決まっていないのか、決まっているけれども隠しているのか、意図的に曖昧にしているのかわかりませんが、とにかく明確な定義が未だに提示されていないため、「いつ冷温停止するのか?」という質問自体が無意味だと考えられます。 今の体制では、工程表をベースにして、スケジュールの締め切りに合うように逆算して「冷温停止」の条件を決めてしまいかねないという危うさがあります。 > その吸着剤をどこに処分するのでしょうか? それは大問題なのですが、中間貯蔵施設を福島県内に設置せざるを得ないという辞任が決まっていた管前首相の福島県知事への突然の申し出に対して、加害者のくせにいつまでも被害者面し続ける佐藤知事が難色を示したことはご存知かと思います。 たぶん、中間貯蔵施設を作っても、最終処分場が決まらずずるずると実質的に中間貯蔵施設が最終処分場のような扱いをされてしまうことが目に見えているから知事の言い分はわからなくもないです。 しかし、個人的な意見としては、放射性廃棄物をその他の地域に分散して廃棄するということは、核廃棄物を日本中に広めてしまうことになりますから、それはやってはならないことだと思います。 たとえて言えば、友人が足を骨折して苦しんでいるのを不憫に思って自分の足にハンマーを振り下ろして無理矢理折る、みたいな愚かな真似はすべきではありません。つまり、福島県内(東電のF1施設内または警戒区域で線量が高く除染が困難な地域)で最終処分する以外に道はないと思います。
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- bladder77
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No4 qyueen997氏と同意見です。冷温停止は不可能と考えています。原子炉より、圧力容器内に溶出した燃料は当然ながら圧力容器をも通過し、外部のコンクリート床に through していると考えなければなりません。メルトスルーした原子炉が冷温停止し、ほぼ安全になって来つつあるなどとの発表は根拠のない発表です。ドンドン冷却水を注入しているのですから、ある程度は温度を下げることは出来ますが、これは原子核反応を停止させているのではなく、温度を可能な限り下げようとする行為そのものに他なりません。先日東電は地下水が大量に湧き出ていると発表しました。原因は地震による地下のひび割れだとか。その地下水に大量の放射性元素が混入しているという。考えてみれば当たり前のことのように思えます。どろどろに溶けた燃料が直接水と接触しているのですから。 その内政府・東電はメルトスルーした燃料は床を溶かし、溶解した燃料は地下○メートルにまで到達している可能性が・・・・等と発表する事になるかも知れません。 兎も角、冷温停止にまで持ち込めるか一定の温度にまで下げることはある程度可能でしょう。 放射性物質の放出をゼロにするまでには相当右往左往しなければなりません。 私は、政府も東電もいつまで国民を騙せると思っているのかと疑っています。 細野氏も本当に根拠があると信じて発表しているのでしょうか。聞いていて笑ってしまいますね。
- takimagu
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冷温停止状態を維持することは可能ですよ。 このまま注水を継続できれば、冷温停止状態を常に維持できます。 とは言いつつ、装置の故障や、ヒューマンエラーはゼロにはできないので、 非常時のバックアップが必要ですが。(今はバックアップとなる装置がほとんどない) 今後何度も装置の故障はあるでしょうが、そのたびに復旧や装置の増強を重ねて 行くのだと思います。 因みに震災前の正常な原発でも、ポンプ等の装置の故障は毎日のようにあります。 原因は単純で、ポンプや弁等の個数が多いからです。 たとえば、耐久年数が100年のポンプでも、1000個あると、1年に10個は 故障する計算になりますよね 公開されている原子炉パラメータを見ると、今は大分落ち着いていて、 注水量の増減により原子炉温度をある程度は制御できているようです。 今後設備の増強が図られ、原子炉がさらに安定化することで、より原子炉の 管理は簡単になるでしょう。 冷却水から回収する放射性物質の量は、おそらく一時的に福島県に保管されることになると 思います。 (あくまで個人的な予想ですが)
- oe0v40veoeio
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福島第一原発における冷温停止状態とは「100度以下に継続して保つ」意味です。 通常の冷温停止の意味からは外れています。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110919/t10015696801000.html 国産の循環冷却装置サリーが加わり、稼働率も改善され 100度以下に継続して保つことはできると思います。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110831-00000600-san-soci 再利用できる放射性廃棄物は再利用されます。 フランスは再利用できる核燃料を引き取りたいみたいです。 http://www.asahi.com/politics/update/0905/TKY201109050628.html 再利用できない放射性廃棄物は最終的に埋めることになります。 資源エネルギー庁~処分の方法 http://www.enecho.meti.go.jp/rw/gaiyo/gaiyo03.html 日本のどこに埋めても近くに断層があり不安です。 六ヶ所再処理工場の近くも断層があります。 福島第一原発の数十km北の断層も2000年くらい昔に活動がありました。 福島県庁~活断層調査成果の概要~双葉断層 http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=A84602CFA129B7F46EFEC1CFE59FF0E9?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=19492
東電福島第一原子力発電所事故は地震、津波が事故原因と言っていますが、本当の事故原因は東電の原発関係者が安全対策に改善を怠ったからです。放射性物質の多くは半減期が長いので、吸着剤などの放射線を出す廃棄物は処分できません。
- oska
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>ポンプが壊れて循環できなくなり、冷温停止でなくなりました。 これは、東電が「責任逃れで主張しているに過ぎない」原因です。 国内の原発の多くは、電源が無くなっても循環冷却装置が働きます。 ですから、ポンプが壊れて・・・という良い訳は出来ません。 無責任菅首相・東電が隠していた事実も、徐々に明らかにかっています。 (事実が明らかになる事を恐れたポンコツ菅は、各社へのインタビューで自己保身目的でウソを述べています) 「原発循環冷却装置へのパイプのバルブが開いている事を確認しないで、原発現場作業員が避難した」 これが、メルトダウンにまで被害が陥った原因です。 地元民の命よりも、東電社員の命が重いのです。 「原子力関連援助金(原発補助金)を、既に600億円も福島県に支払っている!」というのが東電理論らしいです。 原子炉で熱くなった液体は、自然にパイプを上昇し冷却用放熱板(ラジエータ)に入ります。 放熱板を通過した液体は冷やされて、放熱板から出て行きます。自然にパイプを下って原子炉を冷却します。 この一連の工程の繰り返しが出来れば、大惨事になる事は無かったのです。 原発は、二重三重の安全対策が施されていますよ。 ただ、東電の現場関係者が知らなかっただけですし、反原発活動家が世論操作を行なっているに過ぎません。 >いまは循環冷却ができ冷温停止に回復したようですが。 回復!?と言うより、正常値に近づいたと考えた方が良いでしようね。 >メルトスルーになって底が抜けた炉で、燃料を回収するまでずっと冷却を続けることができるのでしょうか? 先に書いた「原発循環冷却装置が機能回復」すれば、未来永劫冷却は可能です。 電気・ポンプは、必要ありません。 >その吸着剤をどこに処分するのでしょうか? 無責任菅は、福島県内保管を明言しました。 ポンコツ菅らしい善後策が全く無い「思いつき政策」の一環ですがね。 が、ポンコツ首相でも首相です。 (中国の命令を受けた)鳩山首相が「尖閣諸島は、日本の領土で無い!」と首相官邸から明言したのと同じです。 一国の首相発言は、重いのです。野田首相も、完全に無視する事は出来ません。 候補地としては、色々上がっていますね。 東京電力本社・支店・営業所敷地内。東京電力各地の発電所敷地内。東京電力福利厚生施設敷地内。 国会議事堂敷地内。議員会館敷地内・・・。 政治家は「国民の生命財産よりも、自分の生命財産が重要」ですから、東京への搬入は100%ありません。 となると、全国各地にある東電保養所です。が、保養所がある地元自治体・住民の反対運動が起きるのは必須。 東電社員も、自分の命が優先。 結局、人災事故(当時、東電副社長は人災と認めた)現場である福島原発敷地内で決まりでしよう。 福島原発は、廃炉になりますよね。 跡地利用は出来ませんから、原発廃棄物保管場として巨大な倉庫が建つでしよう。 その代わり、福島県へは今まで通り莫大な原発補助金が国・東電から未来永劫支給です。 今まで以上に、道路・上下水道・公民館・温泉・スポーツセンターなどが整備され県民は無料で施設利用が出来ます。 「飴とムチ」は、国政の常套手段です。 某原発立地町では、原発補助金で病院を建設。町内の子供・老人の医療費は無償ですよ。
出来ませんと言うのが真実です。政府や東電は永久に核燃料を冷却し続けて停止させると言ってますが、嘘です。核燃料は核反応制御棒で反応を抑えていますがそれでも核融合は起こりますのでその熱を冷やしているだけで核燃料は常に核反応し続けていますから、放射性物質は何億年も出し続けなくなる事はありません。人類は核物質を制御する事は出来ません。
- v008
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専門家ではないのですが おそらく可能です。 しかし 原子炉の というのはおかしいです。 なぜなら 原子炉内には炉心=燃料 が溶け出してなくなってしまって 圧力容器も溶けて おそらく建屋内部のコンクリートに溶け出しています。 更に コンクリートにめり込んでいる可能性もあり 地下の地盤に突っ込んでいる可能性だってあります。 ということはそこにある燃料を安定して冷却することが必要になりますが それには地下ダムの建設が必要と提唱する専門家も居ます。 海水 地盤 地下水への汚染も進みますし 何よりも水が循環しなければ冷やせませんから 臨界にでもなれば チェレンコフ光を誰かが見ることになる可能性だってあるわけです。(つまり中性子) 汚染水を循環させて 汚水の濃度が下がることは一定の効果が上がると思われますが ある程度で限界です。 やはり 人間以外が飛び散った燃料辺を回収せねばならず 金属のバケツでも臨界に達する核燃料を 安全に管理下においていくためには数々の難関を越えなければならないはずですが今未公開なので ぜんぜんわかりません。 飛まつが飛び散らないようにすること 放射能がガス化するほどの温度になっても 空気中に放出されないようにすること これはやっていると思います。 冷やす 閉じ込める 臨界を避ける為にホウ酸など打ち込む 汚染の拡大を少なくする 水素爆発などを防ぐ 使用済み燃料の爆発を防ぐ これが続いているかと思うと よく正常で居られると思う。 余震は震度5くらいのものは来るわけですから。 竜巻がふくいちを襲ったら? 津波がまたきたら? 原子炉が破裂したら???? 放射性物質は閉じ込める つまり隔離するのが基本ですから 福島第一の敷地内に保管施設を作る以外に 方法はまったく浮かびませんし拡散して希釈できないのだから分散して危険物を日本中に拡散し 汚染を誘発することは犯罪的な行為だと感じます
- SaKaKashi
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誰も検証に行けないので、冷温停止したと言えばそれで終わりです。 今まで、さんざん「原発は安全」と言っていた東京電力、経済産業省が言うことが信じられますか? 事故が起こったから真実を言うようになったなんてことは絶対あり得ません。 放射性物質は東京電力に返せばいいのです。東京電力の歴代役員、社員の自宅、現役役員、社員の自宅、社宅、東京電力本社に。
- 粟国 浩明(@irabuzima)
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あなたがどういう目的で質問をしたのかわかりかねますが一応回答をいたします。 福島どころか現在の日本の状況は最悪だと思われます。 日本に放射能がありふれているそんな状況で子供たちの未来は無いと思ったほうが良いと思います。 日本はいずれ滅びます。