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共済保険 (火災)
賃貸アパートに10年以上居住しています。いつも賃貸契約をした不動産店から案内が来て、そこの用意している損保会社の火災保険(掛け捨て)に加入していました。この度満期が近づき、不動産店から来た案内には、11月よりファミリー共済会の火災保険に変更したとありました。同封パンフレットに掛け捨てかどうかの明記はありませんが、「共済掛け金は年末調整時の保険料控除の対象にならない」とありました。これまで損保会社の保険に入っていたときは掛け金が控除の対象になっていたのに、これではこの共済会の保険に入ったら損するのではないかというような気がするのですが。 損保会社から共済会に換えたのは、不動産店にとってどのような利点があるのでしょうか。直接尋ねればいいのだとは思いますが、それも少々躊躇われます。 当方、こういうことは疎くて全く判らないので、このまま不動産店の言いなりになっていいのか少し考えております。ご助言の程お願い致します。
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こんにちは。 あんまりお勧めはできないと思っています。 まず、背景からですが、従来不動産会社では損害保険会社の代理店として、賃貸物件の賃貸期間に合わせた火災保険を半強制しておりました。これは、トラブル防止のためなので半強制されるまでもなく、自ら加入すべきだとは思います。 一方で昨今各保険会社では効率重視から売上(収入保険料)の少ない代理店の整理をしています。小さな町の不動産屋は基本的に整理対象であり、辞めさせる方向です。辞めないまでも手数料の自由化により手数料は半減しています。 そこで、保険を辞めて共済を取扱う不動産会社が増えております。手数料は従来と同等以上になり、保険とは異なりあまりきつい縛りは無いからです。保険は募集人資格を持つものしか説明や契約手続きはできませんが、共済では誰であろうと手続きが出来るので取扱いが簡単なのでしょう。 利用者からすれば保険でも共済でも同様の効果であればさほど問題ではないのかもしれませんが、実は大きな問題があります。殆どが無認可共済のため、実情は分かりずらく、万一破綻してもどこも救済はしません。つまり、支払いが受けられないリスクが保険会社よりも格段に高く、また共済構成員にも実情や財務内容の実態は把握できません。(最近保険会社を監督する金融庁が不特定多数を対象とする無認可共済は保険業法違反と見解を出しています。) この様な状況なので火災共済ではなくきちんとした保険会社の火災保険を検討されたほうが良いかと思います。
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共済の掛け金については、損害保険料控除の対象となるものとならないものが有ります。 不動産屋の説明が正しければ、対象とならないなのでしょう。 ただ、損害保険料控除は、保険期間又は共済期間が10年以上で、これらの期間の満了のときに満期返戻金などが支払われる契約以外の場合、年間の保険料が4000円以上で、控除額が3000円(これが最高金額です)で、所得税率が10%として、300円、所得税が増えるだけですから、それ程大きな影響は有りません。 参考urlをご覧ください。 それでも、気になるのでしたら、別の保険会社で契約しましょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり、申し訳ありません。
お礼
詳しいご回答どうもありがとうございました。そうなのです、なぜ急に共済会に換えたのか判らないことが不安だった訳ですので、大変助かりました。なるほど、そういう裏があったのですね。 お勧めの通り自分で保険会社の保険を検討し、不動産店にその旨連絡したらどういう反応が帰ってくるかをみて、こちらへご報告旁々お礼を書き込もうと思っていたため遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。まだその「検討」が進んでおらず、いつまでもお待たせしては申し訳ないと思いましたので、お礼のみ書き込ませて戴きます。