まったく知らない世界のことを1回の説明で理解できて、
与えられたミッションを、その日から、パーフェクトに完遂できる
と思っている指導者がいるとしとしたら、その人に、
《あなたが1回の説明で完璧に理解できる人であったなら、いま、
ここで、こんな仕事をしていないでしょう。あなたが一を聞いて百を知る
人であれば最難関の大学や大学院を卒業して、もっと違った世界で
活躍できているのではありませんか。それに、怒って教えたり、人を
動かそうするのは、怒られなければ覚えられない、動かない人を
つくっていることになりませんか。ほら顔色が変わった、そういう水準の
人は指導者向きではありませんし、こうした福祉の職場にもミスマッチでは
ないでしょうか》
と言ってあげませんか。まぁそれはともかく、
自分自身に負けないで、
親和性、順応性、向上性、協調性、責任感、情熱などがあって、
創意工夫の才に溢れ、キッチリ自己管理ができれば
どのような職場でも大丈夫、活躍できます。
与えられたミッションについて、たとえば、先輩の説明で不明な点は
図書館の蔵書で研究してみるなどの努力をしませんか。それでも
わからないとことがあれば指導者に質問してみるのです。
〈指導者のオリエンテーションなどは録音したり、メモをとっているのでしょ。
自信をもって行えるようになるまで、シミュレーションやイメージトレーニングを
繰り返して、実際の現場では、キッチリ段取りしてから臨むようにすれば
大丈夫です。なんであれ、孫子の兵法:敵を知り、己を知れば百戦危からず。で、
対応できます〉
質問者さまは、どのタイプでしょうか?
レンガを積んでいる作業現場で、3人の現場の人に
〈何をしているんですか?〉と尋ねて、その答えが:
〈見ればわかるでしょ。レンガを積んでいるんですよ〉
〈時給800円をゲットしにきているんですよ〉
〈世界一の教会をつくるお手伝いをしてるんです〉
であったとして。
人間はその個性に合った事件に出逢うものだ。 (小林秀雄)
ということで、これからは素晴らしい事件に
出合えるような個性になってください。ステキな自身に出会える方法は、
ととえば、図書館などで、
星新一さんの『ある夜の物語』『妖精』を読んで、
(ショートショートなので、どちらも2~3分間で読めます)
読後に質問者さまの『ある夜の物語』『妖精』を書き上げてみること、
自信になります。それを機会に
ライフデザインを描き直して、いまいまの質問者さまの状況で可能な
ナンバーワン、オンリーワンをつくってみましょう。たとえば、
『竜胆(りんどう)』というタイトルの詩か戯曲か小説を書いてみませんか。
リンドウの花言葉は《悲しんでいるあなたを愛する》です。
〈数独〉
〈アインシュタイン式論理脳ドリル〉などで
楽しみながら思考力を鍛えるのなども
お勧めです。
創作料理などもプロ級になっておけば〈隠し芸〉として
腕前を披露できる機会が少なくないでしょう。
〈Peter Piper〉
〈外郎売〉
などの特訓をして、達人級になっておくのも、お勧めです。
脳の働きがよくなるなど多様な効用があります。自信にもなりますし、
こちらも自己紹介時など〈隠し芸〉として披露できる機会があるでしょう。
なお、ご病気の懸念があるのであれば、お早めに
精神科医の診察をうけてみませんか。
何でもなければ安心でしょ。
お大事に!
お礼
ありがとうございます。時間ができたら精神科の病院へ通おうと思います。