すでに良い回答が有りますが、
日本人はやたらと他人と価値観の共有を望み輪を尊重する
とでも言うのでしょか。常に他人と比べ気にし過ぎ、
成功話を聞くと湧く未達成の人の劣等感、嫉妬などを、
上手に受け流す力が低いのだと思います。他の国に比べて。
常に社会から排除されたり孤立しないか心をすり減らす為、
ネガティブな感情が湧きやすく、
かといってネガティブ過ぎても重くて嫌煙される為、
あまり害のない小さな不幸を語る事で
「自分も体験した事がある」という価値観の共有を起こし
それで仲間意識を強め、孤独をまぎらわせる。
それがネットではより増長されているだけだと思います。
ただしネットでは他人の悪口を言った時に
地域社会から締め出される危険はかなり低いので
言いたい放題になる点も有るでしょうね。
でも逆に他人を上っ面じゃなく本気で思いやる心も
遠慮なく表現されている記事が多いと思います。
感情が伝わらない文字ならではの良さかもしれませんね。
そして、元々生物は迂闊な行動をすると簡単に死にやすく
マイナス=不利益に敏感でないと、
食あたり、怪我、体力の浪費、飢餓、捕食 など
命を落とす危険が付きまといます。
文明の有る今は一部が解消された代わりに財産や職など
詐欺や犯罪、油断で多くを失うリスクが有ります。
ネガティブな感情は生命の危機管理上重要なので
割合が増えるのは仕方ない側面もあります。
しかし、回答No2さんが仰っていますが、
人間は確率が50%の事を100回繰り返した場合、
自分の期待次第で、体感が20%になったり80%になったり
感じ方に劇的な差が出ます。
それを確実に目に見える形にすると
誰もが釈然としない顔をして事実に納得をします。
それほど人間の感覚、感想は客観性が無いものです。
「実際の状態と『体感』は常に異なる」という事です。
さらに先入観ありきで物事を見てしまう時点で、
先入観を肯定する情報を無意識に目が行き興味を引かれ、
先入観を否定する情報や無関係な情報に興味が湧かず、
先入観が先入観を肯定しようとし、世界の認識が歪んで行きます。
自分で自分を洗脳しているも同然な人がおります。
特に自分で自分が不幸だと思っている人は、
「不幸体験の共有」という
ネガティブな価値観の共有で得られる仲間意識に溺れ、
心の苦しさを代弁するような情報に癒しを覚えやすく
もっと仲間意識が欲しい 孤独から逃げたい 癒されたい と
先入観を肯定する情報 だけを信じ、求め、
先入観を否定する情報 を嘘だそんな事はないと否定し、拒絶し、
その人の見える「世界」が激しく歪められて行きます。
これを自覚できない人は、時に会話すら困難な歪みをもちます。
生活が急変すると見える情報が強制的に変化しはじめ、
「世界が変わった」と言う人が居るのもこの所為でしょう。
良い意味でも悪い意味でも です。
日ごろの何気ない心理から世界は歪んで捉えられるものです。
感情を全て廃す事は困難ですから、
全ての人が歪んだ世界の中で生きている
とも言えるのかもしれませんね。
お礼
回答、ありがとうございます。 なるほど、脳の構造の問題という点もありますね。 ネットが気軽なツールになったというのと相互しているのでしょう。 勉強になりました。